忘れがたい「ORFEO」の名盤を「ALTUS」がライセンスしリマスター、初SACD化。より生々しく生まれ変わった高音質盤で演奏の素晴らしさが一層ひきたち、スケールの大きな音楽として耳に心に迫ってきます。
祖国を離れたクーベリックが自ら鍛え上げたバイエルン放送響と1984年に演奏した『わが祖国』ライヴ。いいようのない熱気を迸らせながらも、スコア上の細かい筆致を克明に描き、絶妙かつ稀有なバランスの音楽を構築した名演。ラストのクライマックスも決して勢いに任せるのでなく燃焼度は抜群のままにしっかりと描ききった、クーベリックの名人芸が光る圧巻の演奏です。
【鈴木淳史氏の解説より】
「彼の同曲演奏のなかで、もっとも切実な音楽としてわたしには聴こえる。故郷を離れて久しい指揮者が、その土をもう踏むことはないのではないかという諦念も滲ませつつも、やはり望郷の思いに胸を熱くする、じつに生々しい心理が反映された音楽として。」(販売元情報)
【収録情報】
● スメタナ:連作交響詩『わが祖国』
1. ヴィシェフラド
2. ヴルタヴァ(モルダウ)
3. シャールカ
4. ボヘミアの森と草原から
5. ターボル
6. ブラニーク
バイエルン放送交響楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)
録音時期:1984年5月3,4日
録音場所:ミュンヘン、レジデンツ、ヘルクレスザール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
2024年リマスター
SACD Single Layer
完全限定生産
国内製作
日本語帯・解説付き
SACD対応プレイヤーで再生できます。