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アンドレ・ワッツ/SONY録音全集(12CD)

2016年3月2日 (水)

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アンドレ・ワッツ/コロンビア・アルバム・コレクション(12CD)

本格的な内容と美麗な装丁、お得な価格によって人気のSONYのオリジナル・ジャケット・コレクション・シリーズに、アメリカのピアニスト、アンドレ・ワッツのコレクションの登場。1963年から1980年にかけて米コロンビア/CBSで制作した音源をCD12枚に収めたもので、各ディスクはオリジナル・デザイン仕様の紙ジャケットに封入されています。
 「オリジナル・ジャケット・コレクション」シリーズならではの充実したオールカラー別冊解説書には、詳細な録音データやトラック・リストのほか、ジェド・ディストラーに欧文解説も掲載しています。なお、それぞれの音源には、基本的に最も新しくリマスターされたものが使用されていますが、12枚のうち5枚は今回が世界初CD化となるため、その5枚に関してはオリジナル・アナログ・マスターからリミックス&マスタリングされた音源を使用しています。

【アンドレ・ワッツ】
1946年6月20日、戦後間もないドイツのニュルンベルクに誕生。母はハンガリー人ピアニストのマリア・アレクサンドラ・グスミッツで、父はアメリカ陸軍の下士官ハーマン・ワッツでした。父の職務の都合でヨーロッパで幼少期を過ごしたワッツは4歳でヴァイオリン、6歳でピアノを始めていました。8歳からはフィラデルフィアに暮らして母からリストについて詳しく学び、15歳からはフィラデルフィア音楽アカデミーで勉強、この頃から実演もおこなって評判となり、1963年1月15日には、バーンスタインのテレビ番組「ヤング・ピープルズ・コンサート」に16歳で出演、リストのピアノ協奏曲第1番を弾いて全米を驚かせました。
 そしてその2週間後の1月31日、グールドがキャンセルしたニューヨーク・フィル定期演奏会に代役出演、再びリストの第1番を弾いて大成功を収め、その後、アメリカ各地で演奏して成功を収め、国際的キャリアへの道が開けることとなります。若くして華やかなスポットライトを浴びたワッツですが、そのことを強く自覚していたため、多忙な演奏活動の合間を縫って音楽を深めるための研鑽を怠ることはなく、ピーボディ音楽院でレオン・フライシャーの薫陶を受け、1972年に卒業しています。その間、ワッツは20歳で初めてのワールド・ツアーをおこなってもいました。
 ちなみに1974年には初来日、さらに1976年にはTV番組「ライヴ・フロム・リンカーンセンター」に出演、ソロ・リサイタル全曲が生中継された初のピアニストとなりました。

【ワッツの録音】
CBSと長期専属契約を結んでいたワッツは、多忙なスケジュールもあって17年間に12枚のアルバムを制作、16歳で録音したデビュー盤から、1980年、34歳でおこなった東京でのリサイタルのライヴ録音まで、ワッツ若き日ならではのバネのある名技がみごとです。
 バーンスタイン、シッパース、小澤征爾、ラインスドルフと共演したショパン、リスト、フランク、ブラームス第2番、チャイコフスキー第1番、ラフマニノフ第3番という協奏曲のほか、リストのソナタ、ベートーヴェンのソナタ、シューベルトのソナタ第14番、さすらい人幻想曲、ショパン、ドビュッシー、そしてガーシュウィンなど、ワッツの躍動するピアニズムを多彩な作品で楽しめます。(HMV)

【収録情報】
Disc1
1. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
2. リスト:交響詩『前奏曲』 S.97
3. ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21

 アンドレ・ワッツ(ピアノ:1,3)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 トマス・シッパース(指揮:3)
 レナード・バーンスタイン(指揮:1,2)

 録音:1963年2月(1,2)、1963年1〜2月(3)

Disc2
1. ハイドン:ピアノ・ソナタ第53番変ホ長調
2. リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141
3. ドビュッシー:沈める寺
4. ショパン:夜想曲 第13番ハ短調 Op.48-1
5. リスト:ペトラルカのソネット第104番

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)

 録音:1963年5〜6月、1964年2月

Disc3
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音:1968年1月

Disc4
1. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 小澤征爾(指揮)

 録音:1969年10月

Disc5
1. リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
2. リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)
 
 録音:1970年1〜2月、6月

Disc6
1. ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35『葬送』
2. ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
3. ショパン:練習曲 Op.10-1
4. ショパン:練習曲 Op.25-7
5. ショパン:練習曲 Op.25-12

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)

 録音:1972年9月、11〜12月

Disc7
1. リスト:死の舞踏
2. フランク:交響的変奏曲

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)

 録音:1974年5月

Disc8
1. シューベルト:12のワルツ D.145
2. シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
3. シューベルト:幻想曲 ハ長調『さすらい人』 D.760

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)

 録音:1973年5月

Disc9
1. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
2. ベートーヴェン:エリーゼのために
3. ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
4. ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ Op.129『失われた小銭への怒り』

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)

 録音:1973年4月

Disc10
1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音:1973年3月

Disc11
1. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
2. ガーシュウィン:プレリュード
3. 『ガーシュウィン・ソング・ブック』より
 スワニー
 サムバディ・ラヴズ・ミー
 フー・ケアーズ
 天国への階段
 私の彼氏
 ノーバディ・バット・ユー
 プリーズ・ドゥ・イット・アゲイン
 ス・ワンダフル
 オー・レディ・ビー・グッド
 スィート・アンド・ロウ・ダウン
 確かな感じ
 ライザ
 アイ・ガット・リズム

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)

 録音:1976年2〜3月

Disc12
1. D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.481
2. D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.39
3. ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:48
4. ブラームス:間奏曲 ホ短調 Op.119-2
5. ブラームス:間奏曲 ハ長調 Op.119-3
6. ラヴェル:悲しげな鳥たち
7. ドビュッシー:子供の領分

 アンドレ・ワッツ(ピアノ)

 録音:1980年9月8日(東京文化会館)、9月27日(新宿厚生年金会館)/ライヴ
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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アンドレ・ワッツ/コロンビア録音全集(12CD)

CD 輸入盤

アンドレ・ワッツ/コロンビア録音全集(12CD)

ユーザー評価 : 3.5点 (3件のレビュー) ★★★★☆

価格(税込) : ¥4,840
会員価格(税込) : ¥4,211

発売日:2016年04月22日

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