ヴァン・クライバーン/コンプリート・アルバム・コレクション(28CD+DVD)
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T.G. | 東京都 | 不明 | 2013年02月13日
来日した時に上野の演奏会に行った時の感動がずっと忘れられずにいました。あのクライバーンのバーバーのソナタ目当てに買いました。なんでこの人が楽壇から遠ざかってしまったのか知りませんでしたが、DVDを見て何となくわかりました。又シカゴでの感動的な復帰の場面も最高です。 アメリカ人は本当にクライバーンの事を好きなのだなと見ていて思いました。又アメリカ人だけでなく、誰でもクライバーンを好きになる、人から愛されるタイプの人なんだと思いました。バーバーだけでなく、ベートーベンやモーツアルト、ブラームスなど色々な作品が聴けます。やはり協奏曲が聴いていて面白いですが、ブラームスなどの間奏曲などもしっとりしていて良い味を出していますしモーツアルトのソナタもとても愛らしく弾いています。面白かったのは、シマノフスキーやスクリアビン、ラフマニノフなどを熱っぽく弾いていて、最初のソビエトの思い出で、クライバーンはある意味ソ連フリークになっていたのではなどと思ってしまいました。人によっては、楽譜通りだけどつまらない演奏だなどと悪口を言う人もいる様ですが、そんな事はありません。内に秘めた熱い思いが感じとれると思います。ある意味R.ゼルキンと同じで録音ではおとなしくなるタイプなのではと思いました。だからコンチェルトだと少し地が出てくるのでは? とにかくこれだけの内容がこの値段ですから絶対に買いです。 (ずっとバーバーはカバレフスキーとのカップリングと思っていましたが 勘違いだったのにも気づきました。プロコフィエフの6番だったのですね)3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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