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バーンスタイン/ショス5ライヴ

2010年9月8日 (水)

バーンスタイン&ニューヨーク・フィル、
ザルツブルク音楽祭デビュー
正規完全初出! ショスタコーヴィチ『革命』&自作『不安の時代』


1959年夏、バーンスタイン率いるニューヨーク・フィルはヨーロッパ・ツアーの最中にザルツブルクに立ち寄り、センセーショナルな音楽祭デビューを飾っています。これは旧祝祭劇場最後の年におこなわれた、そのコンサートの模様を収めたもので、すべて正規完全初出、とにかくものすごい内容です。
 ここでは冷戦下という政治情勢を反映してか、アメリカとソビエトとの作品を並べることによって政治色をも滲ませたプログラム構成となっているのが注目されるところ(当日はほかにバーバーの『管弦楽のためのエッセイ第2番』も演奏されています)。
 まず、これより10年前の1949年に31歳のバーンスタインが作曲した交響曲第2番は、半音階主義的、ロマン的、十二音主義、そしてジャズと、自由に手法を組み合わせた作風により、若き才気が爆発した出世作。バーンスタインにとってザルツブルクは、現代アメリカを代表する、成功した作曲家としての自身をヨーロッパでアピールする絶好の機会だったと考えられ、大胆にも自作を持ってくるあたり、いかにもバーンスタインらしい自信の顕れといえるでしょう。超絶技巧を要するピアノ独奏は、ニューヨーク・フィルの副指揮者(1959〜1960)でもあったシーモア・リプキン。
 そして、作曲者のお墨付きを与えられたというショスタコーヴィチの交響曲。バーンスタインとニューヨーク・フィルは交響曲第5番を、この2カ月後の1959年10月20日に、ボストン、シンフォニー・ホールでステレオ・セッション録音、さらに1979年7月に東京文化会館大ホールでライヴ録音しています。とりわけ、後者は緊張感と燃焼度の高さでたいへん有名な内容ですが、バーンスタイン41歳、前年1958年にニューヨーク・フィルの音楽監督、首席指揮者に就任してこれからという時期におこなわれた当演奏は、3種のうちもっとも快速で、特別な空気と気迫に圧倒される壮絶な仕上がりとなっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・バーンスタイン:交響曲第2番『不安の時代』*
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
 シーモア・リプキン(ピアノ)*
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音時期:1959年8月16日
 録音場所:ザルツブルク、旧祝祭劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 ORF収録

【バーンスタイン指揮、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番のトラックタイム】
1945 ニューヨーク 15:15 + 04:49 + 14:27 + 08:59 = 43:30
1959 ザルツブルク 16:31 + 04:47 + 14:52 + 08:42 = 44:52
1959 ボストン    16:16 + 04:55 + 15:35 + 08:56 = 45:42
1979 東京      17:43 + 05:23 + 16:01 + 10:12 = 49:19
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、バーンスタイン:不安の時代 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1959年ザルツブルク・ライヴ)

CD 輸入盤

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、バーンスタイン:不安の時代 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1959年ザルツブルク・ライヴ)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

ユーザー評価 : 3.5点 (3件のレビュー) ★★★★☆

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発売日:2010年10月21日
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