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peko-rock さんのレビュー一覧 

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     2012/02/08

    重いテーマの作品も大丈夫!という方にはおすすめ。冤罪、死刑制度をテーマにした作品で、最後まで息の詰まるような気分で読みました。悪い意味ではなく、それだけ読者に切迫したものを投げ掛ける、緻密に練られた良作だということです。
    冤罪があるから死刑制度は廃止されるべきだ、という訳ではなく、冤罪と死刑の問題は全く別に論議されるべきものだという考えが打ち出されていて、初めて深く考えさせられました。死刑判決を下された息子の雪冤を果たそうとする父(一般的には加害者家族)、それを救おうと闘う弁護士、被害者家族、弁護によって死刑を免れた再犯者によって家族を無残に失った者、ジャーナリズム…一方的ではなく、色んな立場の人が登場し、それぞれの苦しみを吐露していく。それぞれの思いが読者の胸に訴えかけ、考えさせられました。

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     2012/02/08

    今から50年も前に描かれた漫画です。現代の漫画に比べて派手な描写やコマ割はありません。それが逆に新鮮というか、懐かしいというか、夢中になってサクサク読んでいきました。水木先生の作品には独特の味があって、描かれてから長い年月を経ても心を打つものがあります。おじいさんやお父さんとの別れが淡々としているんだけど物悲しさがあって何とも言えません。

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     2012/02/08

    シリーズが続々出ていて気になっていたので読んでみました。結論からいえば、私にはちょっと期待外れ。ストーリー自体にドキドキ・ワクワクする点が薄い。でも売れている理由はちょっとわかる気がします。ヒロイン・莉子が、ただ頭のキレる美女というだけでないのが、うまい設定です。学生時代の勉強は何にもできなかった。けれど根っからの純朴さと明るさで誰からも愛される沖縄っ子。故郷・波照間の人々の期待を背負い、身一つで上京し、そのひたむきさと感受性が買われ、ひょんな事から記憶する才能・天性の審美眼、観察眼を伸ばす機会を掴み、若き万能鑑定士として活躍することに−という、新しい主人公タイプだと思います。読みやすく、先に述べたようにキャラクターをうまく作っているので、普段あまり読書しない中高生でも読書のきっかけになるかなと思います。

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     2012/02/08

    恐るべき細菌戦部隊の記録。人間を「丸太」として次々に実験台としていった日本人の過去は、戦慄を覚えました。著者が繰り返し強調しているように、戦時の狂乱においては、私達一般市民全てが犠牲者となり、御国の為という大義名分を傘に人を人として扱わぬ加害者となりうることが一番恐ろしい。実際に存在した悪夢のような現実を、このような作品を通して知ることは現代に生きる者にとって必要です。
    あくまで過去の個人に罪を求めるのではなく、上のような意図を明確に打ち出し、必要な情報をよくまとめています。戦争がいかなる理由をもってしてもおかすべきではない行為であることを知ることができます。

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     2012/02/08

    精神科病棟の患者の手記を軸に語られる三つの物語。いずれも面白いです。展開が読める部分もありましたが、それ以上にそれぞれの設定や文章の巧みさにひきこまれてどんどん読んでしまいました。 設定に惹かれた方は充分楽しめるのではないでしょうか。

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     2012/02/08

    殺しの世界に関わる三人のストーリーが代わる代わる展開され、先へ先へ加速していくような読み味でした。視点が交替しながら進んでいく形の作品は多々ありますが、「グラスホッパー」は内容が面白く続きが気になるところで巧みにバトンタッチされていくので飽きませんでした

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     2012/02/08

    クイーンの作品を読むのは「Yの悲劇」に続いて2作目でしたが楽しめました。レーン氏だけでなく、新たな語り手であるサム警部の娘という名探偵が魅力です。

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     2012/02/08

    長編ですが最後まで飽くことなく読めます。
    少年の頃から、束の間の安定を掴んだ時に必ず現れ、破綻への道へ引きずりこむ一人の男。彼は主人公のことを「唯一信じられる友人」だと言い、賢く、人を利用しながらも金や美しい嫁を手に入れていく。確かに散々な目に合っているし、人を騙すことに良心が傷む主人公の気持ちも分かるが、読んでいるうちに「もう少し上手く生きられないのか」とも思う。しかし、一歩間違えばこういう風に辛酸をなめさせられながら殺したいと思う程の憎しみを募らせていってしまうものなのかもしれない。人の僻み嫉みというものを考えたら、この二人のような関係は有り得るものだなあと。淡々と続いていく物語だけど、そういうことを感じながら面白く読めました。読み終えてみると、「殺人の門」というタイトル、秀逸です。

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     2012/02/08

    ずっと気になっていて第二弾とともに購入。”何でも屋”という設定は色んな題材で描けるし、ユーモアを盛り込んだり、キャラクターも活かせます。短編集となっていてとっても気軽に読める作品。長編や難しい話はちょっと…という中高生にいいかもしれません。
    欲を言えば、まだ薄いキャラクター造型と読めてしまう話の展開がもう一捻りあれば…と期待していた分感じました。この辺りを楽しみに第二弾を読みたいと思います。
    個人的に、山田悠介の作品は「オール」「ダスト」「パーティー」を読んだのみですが、いまいち物足りなさを感じていて、評価はちょっと厳しめになってしまいます; 好みの問題だと思います。売れっ子の作家さんなので、きっと好きな方にはピタッと合うのではないかと・・・

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     2012/02/08

    第一作よりも、こちらの方がおもしろかったです。どうしようもない適当野郎の新キャラクター・駒田が味を出していました。駒田のちょっといい一面を描いた「ベース・ボール」はよかったです。前作同様、手軽に読めます。個人的に、山田悠介の作品は「オール」「ダスト」「パーティー」を読んだのみですが、いまいち物足りなさを感じていて、評価はちょっと厳しめになってしまいます; 好みの問題だと思います。売れっ子の作家さんなので、きっと好きな方にはピタッと合うのではないかと・・・

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     2012/02/08

    前作から少し間が空いて読んだのですが…あっという間に「図書館戦争」の世界にまた引き込まれました。
    前半はこれまでよりも恋愛要素が強いなぁという印象。でも有川さんが上手いなと感じたのは、中盤以降の図書館隊vsメディア良化委員会の攻防とのバランス。戦闘描写が前作までよりも激しく描かれているのを、そのラブコメ要素が見事に中和している。

    短編「ドッグ・ラン」も堂上と郁のやりとりをコミカルに描いていて、本編とは違った気軽さで楽しめたし、恒例の児玉さんと有川さんの巻末対談も毎回楽しい。

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     2012/02/08

    本編最終巻ということで期待も一入でしたが、今作も面白く読ませてもらいました。郁と堂上のこれ以上ないハッピーエンドは、有川さんならではのベタ甘、だけど爽やかな結び方でナットク。
    大阪の人間なので、クライマックスで百貨店の店員さんが逃亡中の中年作家を「大阪のおばちゃん」に変えてしまうところはツボでした。表現規制に対する示唆という考えさせられる命題を、こういった爽やかなキャラクターのやりとり、軽快なユーモアで見事に中和させ、打ち消すことなく物語の面白さにしてしまえる有川さんはすごいです。

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     2012/02/08

    『ドミノ』が大好きで本作も期待していました。著者のねらい通り、先が気になり、次々とページを繰って読み終えました。役者、舞台演劇のオーディションという極めて専門的で特殊な世界を描くのは想像以上に難しいと思いますが、肩に力が入らずに楽しめる作品になっています。

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     2012/02/08

    「トーキョー・プリズン」が面白かったので読んでみました。短編となっていて読みやすく、それぞれスリリングでおもしろかったです。

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     2012/02/08

    著者独特の視点で「源氏物語」の世界とその作者・紫式部が宮中で生きた姿を鮮やかにリンクさせ描いています。小説世界である「源氏物語」、それを創造する紫式部の物語、小説の中に小説が二重に存在する面白さがありました。平安時代の花鳥風月の美しさ、宮中の優雅で荘厳な雰囲気、物の怪が登場する場面の冷たい不気味さなどが頭にはっきりと浮かぶ巧みな描写がされています。

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