図書館危機 図書館戦争シリーズ 3 角川文庫

有川浩 (有川ひろ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043898077
ISBN 10 : 404389807X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
15cm,395p

内容詳細

思いもよらぬ形で憧れの“王子様”の正体を知ってしまった郁は完全にぎこちない態度。そんな中、ある人気俳優のインタビューが、図書隊そして世間を巻き込む大問題に発展。加えて、地方の美術展で最優秀作品となった“自由”をテーマにした絵画が検閲・没収の危機に。郁の所属する特殊部隊も警護作戦に参加することになったが!?表現の自由をめぐる攻防がますますヒートアップ、ついでも恋も…!?危機また危機のシリーズ第3弾。

【著者紹介】
有川浩 (有川ひろ) : 高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。2作目の『空の中』が恩田陸・大森望はじめ読書界諸氏より絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。その後、『植物図鑑』『キケン』で、2年連続ブクログ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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前作から少し間が空いて読んだのですが…あ...

投稿日:2012/02/08 (水)

前作から少し間が空いて読んだのですが…あっという間に「図書館戦争」の世界にまた引き込まれました。 前半はこれまでよりも恋愛要素が強いなぁという印象。でも有川さんが上手いなと感じたのは、中盤以降の図書館隊vsメディア良化委員会の攻防とのバランス。戦闘描写が前作までよりも激しく描かれているのを、そのラブコメ要素が見事に中和している。 短編「ドッグ・ラン」も堂上と郁のやりとりをコミカルに描いていて、本編とは違った気軽さで楽しめたし、恒例の児玉さんと有川さんの巻末対談も毎回楽しい。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チェシャ猫 さん

    武器をもってこちらの生命・権利を侵そうとしてきてる真っ最中に話し合うことが大事ですとか、無抵抗でなすがままがいいとか どっかのたかじんのそこまで言って委員会に出てくる女性教授のような・・・・ 馬鹿かと・・・・。私も若かりし頃 そちらの思考が若干ありました・・。 女子寮で嫌がらせをしてきている女性陣に郁がうった喧嘩かっこよかった。しかも、周りに喧嘩上手がいるおかげって。いい舞台だなぁ。さて玄田隊長とか図書特殊隊とかどうなるんでしょうか・・・

  • れみ さん

    茨城県展のところはかなりハードな戦闘シーンもあって辛かったけど、郁の啖呵はかっこ良かったかな。そんななかお父さんとは少し分かりあえたみたいだし、お母さんはお母さんで娘のことが心配なんだっていうね(伝わってないとこが残念だけど)。それに郁の知らないところで堂上とお父さんがちょっと良い感じなのが微笑ましいっていうかなんていうか(^^ゞ

  • hiro さん

    ふつうシリーズ終了第4巻に向けての中継ぎという感じになるところの第3巻だが、王子様の正体がわかった後の郁と堂上、女性作家だから書ける卑劣な痴漢事件での被害者とその恋人、民間の会社員にはあまりわからない公務員の昇進試験での郁、柴崎と手塚、郁と両親との関係、児玉さんと作者との対談にもあった「床屋」という“差別”語での事件、茨城県での良化委員会とのドンパチと盛り沢山で息を付かせない第3巻だった。4組の恋の行方、稲嶺がいなくなった図書隊が気になり、一ヶ月後の文庫版第4巻の発売が楽しみだ。児玉清さんに合掌。

  • takaC さん

    勝手な予測では、おまけは玄田&折口編だろうと思っていたが、意表を突いてワンちゃんモノでした。「多少の調整」は、あの辺りかな。

  • しゅわ さん

    シリーズ第三弾。昇任試験に茨城県展警備…と盛りだくさんの内容で、郁の成長を感じられる巻です。あいかわらず勢いがあり、あっという間に読める楽しさですが、 「ねじれたコトバ」の章がじわじわときます。

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有川浩 (有川ひろ)

高知県生まれ。2004年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー

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