図書館革命 図書館戦争シリーズ 4 角川文庫

有川浩 (有川ひろ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043898084
ISBN 10 : 4043898088
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
404p;15

商品説明

――あの図書館の鐘を鳴らせ! 感動のシリーズ第4弾!!

正化33年12月14日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入する。年始、原子力発電所を襲った国際テロ。それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった。シリーズ完結!!

内容詳細

原発テロが発生した。それを受け、著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当麻蔵人に、身柄確保をもくろむ良化隊の影が迫る。当麻を護るため、様々な策が講じられるが状況は悪化。郁たち図書隊は一発逆転の秘策を打つことに。しかし、その最中に堂上は重傷を負ってしまう。動謡する郁。そんな彼女に、堂上は任務の遂行を託すのだった―「お前はやれる」。表現の自由、そして恋の結末は!?感動の本編最終巻。

【著者紹介】
有川浩 (有川ひろ) : 高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。2作目の『空の中』が恩田陸・大森望はじめ読書界諸氏より絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。その後、『植物図鑑』『キケン』で、2年連続ブクログ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
本編最終巻ということで期待も一入でしたが...

投稿日:2012/02/08 (水)

本編最終巻ということで期待も一入でしたが、今作も面白く読ませてもらいました。郁と堂上のこれ以上ないハッピーエンドは、有川さんならではのベタ甘、だけど爽やかな結び方でナットク。 大阪の人間なので、クライマックスで百貨店の店員さんが逃亡中の中年作家を「大阪のおばちゃん」に変えてしまうところはツボでした。表現規制に対する示唆という考えさせられる命題を、こういった爽やかなキャラクターのやりとり、軽快なユーモアで見事に中和させ、打ち消すことなく物語の面白さにしてしまえる有川さんはすごいです。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • チェシャ猫 さん

    大使館前の攻防が熱い。郁に後を任せる堂上がまたいい!! 病院へのお見舞いはケーキじゃなく思い出の本を持って行って欲しかったような気もする。描き下ろしも良くて、手塚弟の恋愛ベタがなんとも言えない。どう考えてもあれは・・・・。マーキングを痴女っていうのも。よいお話でした。

  • hiro さん

    言論の自由を守るためには、今の日本ではやはり最後は“外圧”が必要なのか、また国民の無関心が一番いけないと、思い知らされたシリーズだった。最後の活劇パートに、間違いなく読者がハラハラドキドキする逃走劇を用意し、そして逃走中にラブコメパートの郁と堂上のファーストキスを織り込むとは、さすが有川浩と改めて感心した。次のスピンオフ2冊はラブコメパートをゆっくり楽しもう。阪急電車に続いて、映画化を期待したいが、170センチ級戦闘職種大女を演じられる女優となると?。一方、柴崎麻子は北川景子か黒木メイサあたりになるのか。

  • れみ さん

    「図書館戦争」シリーズ本編の完結編。途中で、あっそうだ地元の良く知ってるサービスエリアが出てくるんだった!と思い出すという(^o^)なんか好きな作品に良く知ってる場所がでてくるってかなり嬉しい♪それはともかくとして郁と堂上が良い感じになって良かったけど、郁が「好き」と言うまでのやり取りが可笑しすぎるし、こそばゆくてキャーと言いそうになる(^^ゞ

  • takaC さん

    本編の復習完了。『プリティ・ドリンカー』は、確かにこの配置が最適かもね。でも文庫版でこの物語を初読というユーザーは少数派で、実質無意味では?

  • しゅわ さん

    シリーズ第四弾。今回はじめて一冊まるまるひとつのお話で、怒涛のように一気読みしてしまいました。 いろいろなお話も一応すっきりまとまった感じです。個人的には良化隊側の言い分というか、事情も知りたかったけど、作者の方があえて書かれていないようなので仕方ないかな。大阪のホテルで階級章を…のくだりが一番好きなシーンです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

有川浩 (有川ひろ)

高知県生まれ。2004年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー

プロフィール詳細へ

有川浩 (有川ひろ)に関連するトピックス

  • 人気作家、有川浩のエッセンスを味わう 日々のあれこれ、創作の裏側、愛する本や映画や、ふるさと高知のことなどを有川浩が綴った『倒れるときは前のめり』。小説「... HMV&BOOKS online|2016年01月27日 (水) 15:29
    人気作家、有川浩のエッセンスを味わう

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド