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peko-rock さんのレビュー一覧 

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     2012/02/08

    おもしろいです!一気に読んでしまいました。女性の作家さんの本はあまり読んでいなかったのですが、さすが宮部みゆきさんは人気作家だけあり、文章も巧く、引き込まれてしまいました。

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     2012/02/08

    数ある美輪さんの著作の中でも、個人的に読みやすく、しかも特に大切なことが詰まっていておすすめの本です。よく美輪さんがおっしゃっている「頭は徹底的にクールで、ハートはあたたかく」という言葉。なかなか実行するのは難しい、というか出来る人なんていないんじゃないかと思うほど、言うは易し行うは難しな真理ですよね。でも、そういったことを常に心に留めて年を重ねていくことこそ大切だと思います。日々の人間関係や仕事、家庭、恋愛などなど、色んな事に疲れ埋もれてしまいそうな時、この本の一部だけでも読み返してみると、たいていのことはふっきれたりもします。私の人生にとって、なくてはならない本の一冊です。

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     2012/02/08

    美輪さんの言葉はとてもエレガントで、だからこそ厳しい指摘も心にずしんと響くし、その中で緩和剤的になされるお茶目なコメントも可愛らしくて、大好きです。こちらの本は、「〇〇について」という形で、美輪さんから見た「会社」「男と女」などの普遍的な人間関係の問題や、「電話のかけ方」や「礼儀」、さらに当時話題になった「ハンカチ王子」や「ホリエモン」など話題の人、そして「ニート」「少子化」などの社会問題まで、短めの文章が集められています。「世直しトークあれこれ」と題されているように、社会問題の比率が少し多いかな。でも、ただ単に現代社会を憂いているだけではなく、いいところはいいと認めていらっしゃいます。また、個人個人が自分の目でしっかりと今の世の中を見つめ、個人としてどう生きればいいのかをきちんと見つめなさいというメッセージが共通してあると思います。

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     2012/02/08

    自分自身の未熟さを痛切に感じさせてくれますが、それでいてまた明日からがんばろうとも思える本。美輪さんの本はどれも言葉遣いが丁寧なので、時にズバっと辛口で言われることも嫌味がなくすっと入ってきます。その中に、たまーにちょっとお茶目な言い回しがあったりするのが美輪さんらしさで大好きです。何度もふとした時に読み返しています。人と人との関係に疲れたり、無力感があったり、日々イライラしがちな人、あらゆる現代人の悩みを、ご自身の豊富な経験から時に優しく、時に厳しく諭してくれますよ。

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     2012/02/08

    表紙から中身から、カラフルでとっても可愛い!まず手にするだけでワクワクします。モノトーンで地味な、若い世代でもおじいちゃんおばあちゃんみたいな暗い色のお洋服を身にまとっている時代。そんな現代に光を当て色彩を与えてくれるような本で、キラキラとトキメく音楽や装飾品や絵や映画などを美輪さんが紹介してくれています。

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     2012/02/08

    「お金持ちの家には必ず病人がいる」なんて、なんだか納得してしまいました。なるほど、この世のすべての事象はプラスとマイナス、両極が存在して成り立っているんだなーと実に納得させられます。そう考えると、周りの人のために何かをすることも実は自分のためなんだなと思える。「情けは人のためならず」という古い言葉もあるくらいですから、そういった考え方で出し惜しみしない生き方って大切だなと思えました。他の著作もそうですが、言葉がきれいで、読みやすいですよ。

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     2012/02/08

    手に取りやすい縦長の形で、美輪さんの格言が集まった本です。一ページごとに端的な格言が書かれています。ページもお花の上品なイラストで枠どりされていて可愛らしいです。一度前から一通り読んだ後は、ふとした時にパラッとめくってみて、その日の言葉にするのがおすすめです☆

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     2012/02/08

    私はこの本で清水さんに嵌りました。作品解説で丸谷才一氏が「注目すべきパロディスト」と賞している通り、数々のパロディ形態=模倣(清水氏はパスティーシュと称している)はもはやこの人の専売特許。清水義範=パスティーシュ、である(一度読めば、パスティーシュとはいかなるものなのかご理解いただけると思います)。そして、この人の本は本当に笑えます。著者は愛知教育大学の国語科を卒業していて、ほかの教科に関する指南書(『はじめてわかる理科』などのシリーズ)も出していますが、やはり殊に国語教育について語る機会が多い。誰もが(特に国語ギライが)一度は疑問に思ったことがあるだろう、国語問題の曖昧さ。それを「ピントが外れている文章こそ正解!問題を読まないでも答えはわかる」と教える家庭教師によって描きだしています。その着眼点、描き方が実におもしろいです。上記表題作のほか「猿蟹合戦とは何か」も私好みでした。確か他の本でも「猿蟹合戦」について書いていたような気がします。「猿蟹合戦」が象徴するものは何なのか――清水さんの熱い考察を楽しめます。ちょっと知的に、皮肉屋さんになって笑いたい時に、おすすめです。

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     2012/02/08

    1988年『国語入試問題必勝法』で吉川英治文学新人賞を受賞した、清水義範の読書案内本。内外の名作を取り上げ、清水流の解説・考察を展開している。誰もが一度は耳にし、存在を知っている“名作”といわれる作品を紹介しているが、これを読んで読んでみたいと思った作品がいくつか出てきました。読書案内本といっても、そこは清水さんの本なので、カタ過ぎることなくどんどん読めます。そして、この本に独特の味つけをしているのが『毎日かあさん』でおなじみの西原理恵子さんの挿しマンガ。清水さんがマジメに本を紹介しようとしている横で、「泉鏡花 名前がたまらなく嫌。衣良とか仁成くらい嫌。」とか、ことごとくブラックなことを叫んでおられて(笑)この二人のコンビ、面白いです。

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     2012/02/08

    「仏教」と聞いて「カタクルシイ〜」と思わずに、特に若い世代に読む価値ありだと思う本です。もっとムズカシイお話なのかと思ったら、ほんとに簡易な言葉で説明してくれています。さすが寂聴ネエさんです☆(笑)読みやすくて、あっという間に分かった気になって(笑)、読めてしまいますよ。日本人としては、寂聴さんがこの本で説明してくれていることくらいは知っとかないとな〜と内省。それにしても波乱万丈、苦労された女性ほど、幾つになられてもお茶目だなぁと思います。寂聴さんも、お茶目の出し方が、全然いやな感じじゃなくて、素敵です。ほんとに分かりやすく、ちょこちょこ笑いも誘うような語り口で、まるで寂聴さんがそこに座っていて、お話をしてくださっているような本☆特に若い女性におすすめします!

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     2012/02/08

    通常の文庫版しか持っていないのですが、内容はおすすめできるのでこちらに書かせて頂きます。かなり昔に買って、何度か読んでいます。作品紹介にあるように、様々な家族を描いた作品集です。外では決して見せない“家族”としての姿。ここに描かれている家族の状況は極端な例にはなりますが、これに通じるものは確実に現実としてあると思います。自分が一番拘らない姿でいる家、それを共有している最小単位の社会である家族。友達の家の玄関をくぐると、独特の匂いが鼻をついたりします。悪臭ではないが、我が家とは何か違う匂い。それと同じで、自分の家庭では当たり前に通ったことが、他人の家では全く通じないものだったりします。趣味や価値観が近く、仲良くしている親友だって、家に帰れば外では決して見せない顔を見せるだろうし、驚くべき習慣を毎日続けているかもしれません。そしてそれは、本人にとっては「異常」という認識どころか、「ルール」としても認識されていない空気のような自然体であることが多々あります。それを作り出すのが“家”なんですね。誰にとっても身近な“家族”を題材とし、フィクションではあるけれども、私たちの家族にも流れている生々しい問題を織り込んでいる点がいいです。それぞれの作品がバラエティに富んでいて楽しいし、文章が読みやすく、どれも「どうなっていくのか」と期待感をもって読めます。

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     2012/02/08

    代表作『ドグラ・マグラ』の陰惨でおどろおどろしい世界感と緻密に練り上げられた物語性に圧倒され、衝撃を受けた高校時代から、ずっと久作ファンです。この『少女地獄』は2冊目に買った本で何度も読み返しましたが、『ドグラ・マグラ』同様、読後に引きずるものがあります。その何とも言い難い気持ち悪さが好きで(分かりにくい表現なんですが、こうとしか言いようがありません)、思い出した頃にまた読んでしまいます。文章力、構成、ストーリー性はもちろん大家なのですが、気味が悪いのが嫌いな方にはオススメできません。逆に、裏表紙などの作品紹介を読んで興味をもたれた方はきっと楽しめます。これだけ長い年月名を轟かせている作家ですから。根強いファンも多いですね。初めて読んだ時には自分が幼すぎて(今でもよくわかってないけど)、作品の深層部を読み取れなかったんだけども、それでも、この作家でしか味わえない独特の世界観をワクワクしながら噛みしめるように読んだことを覚えています。だから、物語の設定や怪しげな部分に惹かれた方は充分楽しめる本だと思います。

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     2012/02/08

    大好きな作品です!!集英社で連載されていたギャク漫画(一応主人公は恋してるからラブコメ?)。全3巻です。古いですが、これ、本当におもしろいです。腹よじれ系です。主人公の星野夢見ちゃんは、学園のアイドルで孤高の王子・天湖森夜(何やねんこの名前)の家に居候することになります。しかし、そこには森夜を溺愛する母・ゆり子が居ました!!普段は麗しいマダムを気どっているくせに、森夜に近づく女には半狂乱で襲いかかるおかあちゃん。でも、夢見の恋敵の成金さん(この名前も…)には宝石で簡単に買収される意地汚さ。ゆり子は、一つ屋根の下で森夜と暮らす年頃の娘の存在を疎ましく感じるが、夫の上司の娘である夢見を無下に追い出すこともできない。そこであの手この手を使い、夢見に嫌がらせをしかける。ところが生まれてこの方友達が一人もおらず、小鳥さんたちと会話するような孤独な美男子・森夜が、夢見に心を開き、彼女を庇ったりするようになる・・・。そのほか夢見の周りには、金で物を言わす成金さん他、ジャ●ーズアイドルばりに学校でコンサートを開いたり体操服や教材販売の会社とスポンサー契約をしたりする愛咲ルイなど、奇人変人盛りだくさんである。とにかく、何回読んでも、展開が分かっているのに笑ってしまう。いちいちセリフや絵がおもしろくて笑いっぱなし(特にゆり子の狂い具合)。同時代の彩花みん『赤ずきんチャチャ』(TVアニメじゃなくてコミックスの方)も好きだったんですが、そのギャグが好きな方は絶対笑えると思います。『チャチャ』より完全にいっちゃった笑いで強烈ですが。3巻なのであっという間です。何も考えずバカ笑いしたい時にぜひ!!

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     2012/02/08

    知り合いに譲り受けて以来、何度も読み返しました。第一巻刊行は1987年。私が生まれた翌年で、私自身はリアルタイムで読んだ訳ではないですが、今でも「一番好きな漫画は?」と問われたら、この作品を挙げています。それ程、昔の作品であるのにすごく魅了されてしまいました。古さを差し引いても、現在も物語の魅力は生き生きとしていて、お勧めできます!とにかく世界観が完成されています。以下、少し物語の前提的な部分を書いています。ストーリーは、動植物に愛される不思議な力をもつ高校生・亜梨子ちゃんが、転校先で出会った同級生の男子二人に、自分たちは最近同じ夢を見るんだと打ち明けられるところから動き出します。その夢は宇宙に浮かぶ地球を背景にしていて、位置関係から月にある基地にいるらしい。そして、それはどうやら前世の記憶らしく、自分たちは地球を憧憬の念を持ちながら研究しているらしいと…。その後、他に5名いたらしい月基地の研究員も同じように現世に転生しているのではないか、探しだそうということに。そして、実は亜梨子も前世では同じ月基地の住人であった、ということが判明。この前世での人間関係が実に深く、また転生した現世での人間関係ももつれて絡みあって、壮大でドラマチックに展開していきます。月基地の7名の研究員は徐々に揃い、前世の彼等も描かれながら事件が進んでいきます。当時、熱狂的人気でブームとなり、世界観があまりにも完成されているために、感情移入し過ぎる乙女たちが続出。“亜梨子ちゃんシンドローム”(私の前世は…とか、月に帰りたい!とか、テレパシーができるとか)にかかってしまう女の子がわんさかいたらしいです。連載なんと7年半!なので、最初の不安定な絵から中盤にはかなり綺麗な絵になります。今見ても素敵です。ちなみに最近になって、亜梨子たちの次世代編も描かれ、コミックで発売されていますが、この『ぼく地球』が完成された世界観で熱狂的な人気を博しただけに、賛否両論のようです。絵柄がかなり変わられたし。私は大好きすぎて、コミックスもあるのにこの愛蔵版も大人買いしてしまいました。やはり大判の表紙の美しさが素晴らしいです☆

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     2012/02/08

    映画化もされた浅田次郎の代表作で、笑って泣けます!文庫版で順に『夏』『秋』『冬』『春』と全4巻。この一風も二風も変わったプリズンホテルでそれぞれの季節、展開する人間劇を描く。とにかく設定がおもしろい。任侠団体専用のホテル、通称「プリズン(=監獄)ホテル」は一般市民にその名で恐れられている。しかし、そこで働く人たちは至って真剣。確かに、出稼ぎ外国人の使用人や、仁義を切るコワモテの番頭さん、ピストルを磨くバーテンダーなどなど・・・はっきりした上下関係のもと、お客さんに粗相があっては指をつめろと凄まれる職場という特徴はある。仲居さんまでもが「ラッシャイマセエ〜」とタガログ語でご接客。このホテルの人々の描写がとっても笑えます。そんなプリズンホテルにも専門外のお客様(いわゆる“カタギ”の人々)が時折訪れ、ドラマが繰り広げられます。主人公の小説家・木戸孝之介も仲叔父を嫌いながらも、春夏秋冬季節ごとに一度ここを訪れ、ドラマに加わります。この主人公もどうしようもない子供な人で、幼くして母を奪われた影響で愛情表現が超歪んでいる。可哀そうな人なんです。映画は見ずに小説だけを読んだけれど、とにかく出てくる人がみんな個性的で、言動がいちいちおもしろい。だけどそれだけではなく、しみじみとさせられる哀愁も含んでいます。試しにこの『夏』を読んでみておもしろかったので、続きの『秋』『冬』『春』三冊を買って続けざま読み切ってしまいました。同じヤクザ物の『きんぴか』シリーズもおもしろいけれど、この任侠団体専用ホテルという設定のおもしろさと、そちらの筋の人たちだけでなく、真面目すぎて左遷された一流ホテルマンの支配人や、暴走族かぶれのバカ息子、一流ホテルから飛ばされてしまったシェフなど一般の人たちもこのホテルに会し、いつの間にか一致団結してホテルを運営し、悩める宿客たちを迎え入れていくあたたかさ。そういったものがユーモアとともににじみ出てくる文章で、たいへん楽しませてもらいました。おすすめです☆

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