トップ > My ページ > 馬羅 さんのレビュー一覧

馬羅 さんのレビュー一覧 

検索結果:95件中16件から30件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/19

    私も50代の意地で思い出話を書きます。当時、私はTVでしか見れませんでしたが、兄が名古屋公演の会場整理係のバイトに行って、リハーサルから見てきました。兄の話では、ムーティはVPOのボウイングが気に入らなくて、左手をなたの様に振るって、同じところを何度もコンサートマスターと言い争いながらやり直していたそうです。TVでも、同様に左手を振っているのを兄と確認しました。なるほど、「鬼のような形相と大木をなぎ倒していくようなな指揮姿」とは見事な言い回しですね。実際ムーティは、思い通り演奏してくれなくて怒っていたのでしょう。でも、生で聴いたVPOの高弦は音というよりも、さわやかな風の様だったと兄が言っていたので、SACDでその音が再現できるか期待したいですね。

    11人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/08

    ハルサイ(モノ)とペトルーシュカ(ステレオ)は持っているので、火の鳥目当てで購入。ペトルーシュカと火の鳥は、HMVの表記ミスで、モノラル。しかし、ステレオの再録音よりもテンポが早めできびきびしたリズムがスリリング。音もややきついが、細部まで手にとるように鮮明で聴き劣りしない。火の鳥は、RCAの強音でビリつく録音で我慢してきたので、モノとはいえまともな音で聴けて嬉しい。(できれば、CBSのステレオ盤もCD化して欲しい。)吹奏楽ではおなじみのカスチェイの踊りでチューブラベルが入るバージョンだけに、ブラスファンとしてはこっちの方がしっくりとくる。(もちろん、四管編成版と組曲版を合体させてしまったペトルーシュカもおもしろい。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/08

    ちょっと映像に凝りすぎて、ティンパニなど二人ぼっちでさみしそう。普通に演奏風景を撮って欲しかった気がする。合唱は、別録。しかし、最大の問題は曲が終わる前に現代の新作が始まってしまうところ!あの神秘的なラストを期待しているとガッカリさせられる。新作も、打楽器の使い方の面白さはあるが、ホルストほどのイマジネーションは感じられず、続けて演奏するメリットがあるのか疑問?オルガンの迫力ある低音など、音響面ではブルーレイらしさが楽しめた。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/08

    ヒスノイズがやや目立ち、音質にもばらつきがあるが、長い残響がブルックナーにぴったりで聴き応えがある。演奏は、チェリよりもクナの影響を強く感じる。遅いというより、のどかさを感じるテンポ感といい、8番の4楽章でシンバルを入れるなど、まさに現代のクナといえそう。オケの力量も立派で、ビックリするほど長い9番の終楽章でも、だれずに最後まで美しい音を聴かせてくれる。ちょっと、表現が平板に感じられるところもあるが、独特の響きの美しさもあり、ライブラリーに加えて損のない全集だと思う。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/08

    響きが豊かで低音がたっぷり、ラヴェルにはちょっと異色の温度感に思われる。ハルサイは、もっと切れ味が欲しいところで、ギロなど細かい音も聞き取りにくい。演奏は、全体にそんなに驚くところはないが、「選ばれた乙女への賛美」で、グランカッサがまさかのフライング!!これにはびっくり!その点だけでもネタとして一聴の価値あり?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/29

    このCDよりも高い金を出して聴きにいったキーロフとの生は、オケのやる気のない省エネぶりでガッカリだったが、これはいい!!フィナーレで、脳天直撃のど迫力のチャイコ4番を始め、やる気のあるオケとやる気のある指揮者とが、がっぷりと四つ組んだ快演の数々に圧倒される。ハルサイでも、ドラの使い方にキーロフとのCDや生と違いがあって、それがすごく効果的!(さすがにラストの間は、生のゲルギエフの踊りが見えないとちょっとお間抜けっぽい)シベリウスも、バーンスタイン以上に熱気に溢れて感動的。さらに、CD4の現代作曲家における気迫に満ちた表現も彼の真骨頂と言えるだろう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/27

    ずっとCDを探していて、やっと買えて嬉しいです。この曲は、かつてTVでライヴが放送されたのを見ました。ウェイクマンが、巨体の周りにぐるりと並べられたキーボードを当時は珍しかったシーケンサーを駆使して同時に演奏する姿が印象的でした。ステージがスケートリンクになっていて、スモークの中をグネヴィア姫が優美に滑る姿が美しかったです。スピーカーマトリックスで再生すると、音に包まれて効果絶大です。この曲のラストは、いつ聴いても目頭が熱くなってしまいます。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/27

    今でこそ「20世紀少年」で有名になったT-Rexですが、マーク・ボランの死後しばらく忘れられた存在になっていたような気がします。かくゆう私も、高校のとき同級生たちがグラムロックにはまり、マーク・ボランやデビット・ボウイのまねをして歌っているのを見ていました。結局、よく考えたら同級生のを見ただけで実物を聴いた気になっていたことに最近気づきました。そこで、反省してやっと購入したしだいです。今聴くと、時代が逆行しますが、ちょっと優しいニルバーナという感じで、意外とメロディアスで、同級生たちのグロテスト(失礼)なエアバンドとはずいぶんとイメージが違うのがびっくりでした。人生の大半をグラムロックに対して誤解して過ごしたことにとても反省しています。ボーナストラックを聴くと、ずいぶん苦労して楽曲を創っていることがわかり感激しました。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/17

    「プサッファ」は、かつて故長岡鉄男氏が、金山のイベントでシルヴィオ・グァルダ盤をFE-203×8本の巨大スピーカーで聴かせてくれた思い出の曲。当時、私もFE-203×2バックロードで真似して大音響で鳴らしたが、今は小型の自作スピーカーでひっそりと鳴らす身の上。でも、サブウーファーのおかげで、小音量でも当時よりも自然な重低音が聴ける。グァルダ盤よりもホールの余韻が美しく音場が広大な感じが好ましい。「プレアデス」も、かつてのストラスブール盤のようなスピーカーマトリックス再生で、ねずみが天井裏を駆け回るような感じはなく、自然な音場と楽器の質感が美しい。セールの最後の1枚が買えてよかった。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/17

    これは、凄い!2chで聴くと、多重録音みたいに左右で掛け合いをして不自然。しかし、スピーカーマトリックスでサラウンド再生をすると、四方からのオルガンの音が天井で見事に絡み合って、一転して自然な音場感。解説をよく見ると、「サラウンド サウンド」の文字が!70年代のSQ4録音だった。こんな素晴らしいものを、何故ソニーはオリジナル4chでSACD化しないのか?セールの最後の1枚をゲットできてよかった。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/26

    清々しいエロイカもいいが、とにかく4番が凄い!このシリーズのなかでも突然変異的にティンパニが大爆発!おかげで、弦に低音が被ってやや不鮮明になったが、ティンパニ協奏曲として?やりたいうことを全てやりつくした充実感が素晴らしい。なぜ4番だけ、これほど過激な演奏になったのか分からないが、4番好きの私としては「やったね!」とハイタッチをしたい気分です。ブラヴォー!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/26

    自然体で奏でられるベートーヴェンの音楽に純粋に感動できた。古楽器という以前に、何よりも音楽に虚心坦懐に取り組む姿勢が素晴らしい。殊に「田園」は、不思議なほどワルターと同じ歌心を感じさせてくれた。純度を高めれば高めるほど、ロマンティックになれるというのがおもしろかった。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/26

    セールで安くなっていたので、購入しようと思ったら、中古盤がさらに安かったので、HMV中古販売デビューとなりました。とても、状態がよくて満足です。古楽器向きの曲なので、モダンオケと遜色なく豊かに音楽が流れます。今までの古楽器よりも自然体で、純粋に若きベートーヴェンの表現意欲を実感できました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/26

    マーラー4番の第2楽章で、なんとも色っぽいソロを聴かせてくれた浅井咲乃さんによる期待のヴィヴァルディです。ムガール帝国から、なんの力みもなく、泉のように音楽が溢れ出てきます。ヴァイオリンの表現力を最大に生かすためにモダン楽器を使用したことも大成功でしょう。奇異なことはいっさいしていないのに、どこをとっても新鮮で瑞々しい音楽に胸が躍ります。四季の変化が美しい日本とその国に住む日本人の遺伝子が生み出した、純粋に美しい演奏に乾杯!

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/26

    ヒスノイズが多めでドロップアウトで不安定な部分もあるけれど、音が出た瞬間から、今では聴くことができないドイツ正統派のふくよかでありながらも出るときにはとてつもなく豪快な響きに惹きつけられます。後年のホルシュトシュタインとの再録音時には(弱体化した金管をうまくバランスさせてましたが)、もうこんな響きは聴けませんでした。ホルライザーの指揮も、確固たる信念で「何も引かない、何も足さない。」という自然体です。曲の素晴らしさが純粋に感じられ、久し振りに胸の奥が熱くなりました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:95件中16件から30件まで表示