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トップ > My ページ > ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/16
声楽曲、特にレクイエムが素晴らしい。 Clocks and Clouds. Sippal・・・なども。 出来れば晩年の作品を多く収録して欲しかった。 ヴァイオリン協奏曲は名演でしょう。 ハンブルグ・コンチェルトもとてもいい。ナチュラル・ホルンがなんともいえない。 ソロ・トランペットの為のファンファーレや学生オーケストラのための『バラードと踊り』といった肩の張らない小品も面白い。 ハンガリーの古き良き時代というようなOld Hungarian Ballrom Danceもいい。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/15
レナード・バーンスタインという偉大な音楽家・芸術家による情熱的で説得力のある解説。 DISC‐1 ベートーヴェン交響曲第5番第1楽章の放棄されたスケッチをオーケストレションしてなぜ放棄されたのかなど実演を交えて解説する実に興味深いもの。 作曲とは何かを考えさせられる。 DISC‐2 ジャズの世界。 ジャズの基本的な要素を実演と共に解説する。 最後に彼の作曲による『前奏曲、フーガとリフ』を演奏する。(素晴らしい演奏だ。) またこれは、彼自身によるこの作品の解説とも受け取れる。 なぜこの作品を作曲したのか? この曲がどのような性格のものなのか? ビアノの椅子に片足をのせたり、タバコ片手にピアノに向かったり、バーンスタイン自身が歌ったりとなかなかくだけた楽しい映像だ。 DISC‐3 バーンスタインのミュージカル論。 この回はまるでミュージカルに捧げる一つのミュージカル作品とも言える。 素晴らしい。 オベラとミュージカルはどう違うのか? オペレッタとミュージカルの違いは? オペラやミュージカルをメドレーで楽しめる場面もある。 レチタティーヴォをモーツアルト風、ヴェルディ風、ワーグナー風にバンスタインが自身がピアノを弾きながら歌う姿が面白い。 ミュージカルの歴史、代表作の一場面をミュージカル俳優たちの歌と踊りで楽しめる。 オペレッタ「ミカド」の一場面も楽しめる。 ミュージカルを発展させたのがアメリカ英語(口語)とアメリカ音楽(ジャズ)、アメリカの世相だったというのが面白い。 またミュージカルが成熟して傑作が生まれる時代に恐慌や映画の人気で観客の足が劇場から遠ざかっていったが、新しい作品で目の肥えた観客を引き止めたというのも面白い。 DISC‐4 現代音楽入門だが、無調音楽はシェーンベルグとアルバン・ベルクの紹介だけで、後は調性音楽を用いた作曲家たちの紹介にとどまっているのが残念だが、実演が多く興味は尽きない。 最後に弾きぶりでラヴェルのピアノ協奏曲 ト短調〜第3楽章を演奏するが、時間の都合なのかたった数分で終わってしまう。残念だ。 DISC‐5 バッハ入門として素晴らしいし、マタイ受難曲の最高の解説を観る(聴く)ことが出来る。 DISC‐6 最高のオペラ入門であり、オペラ・ファン必見だ。 『ラ・ボエーム』第3幕の歌詞を台本として舞台俳優が演じ、同じところを実際のオペラの場面で比較・演奏し、オペラの特徴について解説をしている。 メトロポリタン歌劇場を貸し切って舞台もちゃんと組んだり、ロドルフォをカルロ・ベルゴンツィが歌ったりと豪華だ。 最後の『トリスタンとイゾルテ』から愛の死も素晴らしい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
これだけの歌手を集めているのだから音が悪くなかったら☆×4以上の値打ちがある。 残念ながら音が悪い。悪すぎる。遠くで鳴っているという感じ。 マイクのすぐ近くに座っている人の咳払いや話し声が入っている。 拍手の他に歌手に対する声援まで良く聞こえる。 客席の臨場感がこれでもかというくらい感じられる。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/15
リズム・グラデーションが特に素晴らしかった。 ティンパニという楽器からこれだけ多様なものを生み出すとは。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/14
しかしチェーホフの洒落はピリ辛い。 そして実によくきく洒落だ。 もしチェーホフがこの目まぐるしい現代にタイムスリップしたとしても現代にあった立派な作品を書いてしまうだろう。 それほど頭のキレと回転のよさを感じる。 社会や人間観察のするどさ。 チェーホフの短篇小説は帝政末期のロシア社会の百科事典といわれているそうだが、例えば「酷寒」では寒さを通してロシアとロシア人気質をユーモアたっぷりに語っており興味深い小品だ。 また「川のほとり」では流氷を通して多くのをことを伝えている。
ズボン役のニコラウスをテノールに歌わせるというところだけが疑問に思っただけであとは文句のつけようがない。 タイトル・ロールのニコライ・ゲッタが素晴らしい。
新実の音楽は実に素晴らしい。 交響曲第2番はとても美しい曲だ。 日本を代表する交響曲の一つではないか。
吉松隆の作品は現代日本の作曲家の作品を聴いてみたいというきっかけになった作曲家で、交響曲第5番の初演を聴きに行ったりと個人的に思い入れが強いが、ここには代表作というほどでもない作品が並んでいるのでもっと別の曲を選曲して欲しかった。 プレイアデス舞曲集はいわば代表作といえるが、わざわざ2種類入れなくてもと思う。 吉松の作品は聴き心地がとても良く、すっと心を掴む音楽だが、悪くいえばどれを聴いても同じような表情を持っているので、聴いていて先の展開が読めてしまい飽きて来るところが正直ある。 しかしそれだけの個性を作品に刻んでいるのだから素晴らしいことだ。
交響曲第2番の作曲家自身による作品解説でショスタコーヴィチのピアノ協奏曲の断片が通り過ぎるとあるが、交響曲第1番の断片もきこえてくる。 交響曲第2番はかなり楽しめた。 いろんな意味で間を感じる音楽だ。 音符をたくさん書きすぎず、たくさん楽器を重ねないことからくるのかもしれない。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/13
ソヴィエト国立交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲第1番と祝典序曲は名演です。 ロジェストヴェンスキイは作品の細部からこうも新鮮なものを引き出すずば抜けた能力を持っていることを改めて感じました。 楽譜の読みの力やオーケストラの響きに対するセンスの良さに圧倒されます。 ロシア的な強烈さ(乱暴さ)も多少ありますが、これまた僕の好きなスヴェトラーノフとは正反対のスタイリッシュな感覚にひかれます。 カルロス・クライバーを形容するときに使われる言葉をそのままロジェストヴェンスキイに感じます。 『今まさにここで音楽が生まれている。』 誰も彼のように指揮はできない。プロ中のプロの技を感じます。 ソヴィエト国立文化省交響楽団の演奏がまたすごい。 スヴェトラーノフが率いたソヴィエト国立交響楽団と違ってクールなところがいいです。 ソヴィエト時代の「鉄のカーテン」という言葉や軍事パレードの兵隊たちの顔の表情などと結び付けてイメージしてしまいます。 ショスタコーヴィチの交響曲第4番がなんと明確に演奏されていることか! この演奏を聴いていると交響曲第5番より第4番の方がいかに芸術的価値が高いかということが分かります。 交響曲第4番第1楽章のプレストの部分の演奏などとくにすごい。 また第1楽章と第2楽章の間はとめずに演奏されています。 これは本当にライブ録音なのかと疑っていたらソヴィエトのライブ録音でよくある咳の音が入っていました。(ここでは女性の咳でした。まさか楽団の人ではないですよね。くしゃみも入っていますが、そこからさっきの同じ人なのかおそらく客席と思われるマイクから離れた場所で咳が何度も聞こえます。) 変な話ソヴィエトのライブ録音ではお決まりのように咳が入っています。 第二弾が早く出ることを期待したいです。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/12
素晴らしい。 バレエの振付のなかに型と感情がしっかりとつながっており、涙なしでは観られません。 感動しました。 映像はすべてカラーですが一部痛みがあり、音楽も原盤の歪でワンワンいっているところもありますが、バレエのあまりの素晴らしさにそれらキズのことも頭から飛んで行ってしまいます。 映画用のカット版で全体が81分と短いために、初めてバレエを観る人の入門編にもおすすめです。 ソヴィエト時代のバレエ映画のシリーズをいくつか観ましたが、この映像が一番シンプルでバレエそのものの美しさを映しとっていると思います。
素晴らしい。 プロコフィエフの歌劇では『賭博者』も『戦争と平和』も素晴らしいが、この歌劇『真実の人間の物語』も傑作の一つだ。 ただ内容からいってソヴィエトという国ならではの作品で、今日上演しずらいのは確かだ。 物語が戦争美談だけに《きわもの》であるために今日では受け入れられにくいかもしれないが、音楽は素晴らしい。 プロコフィエフ節に溢れた作品。 晩年のプロコフィエフは体制に従わざるおえなかったというが、この明るさがなるほど社会主義リアリズムの音楽性かと思うのだが、当時はそのように受け入れられず上演されなかったというのが不思議だ。 プロコフィエフ節が楽天的すぎるとでも思われたのだろうか? 社会主義リアリズムの方向性をみごとに作品化していると感じるのだが。 プロコフィエフの声楽に対する旋律の書法がとても優れていて言葉がとても聞き取りやすい。
いまやN響アワーの顔である西村朗。 テレビで見る柔和な人柄からは想像しにくいが、音楽はとても熱い。 音楽で光や色彩は表現されていても、これほどまでに温度を感じさせる作曲家はかつていなかったのではないか? 東南アジアのもつ熱さ、頭上からも大地からも沸き上がるエネルギーを音楽に感じる。 ある種ガムランが持つようなトランスを引き起こすような強烈さを持った強い音楽だ。 しかもそれらはけして騒々しいものではないのにこれだけの強い印象を与えるのだからすごい。 曲を聴いてから作曲家による解説を読んだが、作曲の意図が聴く人に明確に伝わっていることが確認できた。 『太陽の臍』では篳篥が雅楽の曲で響かせるときの音よりも何倍も力強く聴こえ、楽器としてはいわば兄弟である中近東のチャルメラのように聴こえた。 彼の音楽はアジアの音楽語法の流れを見事にくみこんだ稀有なものといえるのではないか。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/12
長らくN響アワーの顔で、だじゃれを飛ばしまくっていたユーモワたっぷり、茶目っ気たっぷりの姿がとても印象的だった。 いわば彼の案内で現代音楽の世界に入って行ったクラッシック・ファンも多いのではないか? 彼が番組をつとめていた期間、何度もベルリオーズの幻想交響曲が放送されたのにはあきあきしたが、毎週とても面白かった。 このCDで初めて彼の音楽に触れたが、「自然発火〜オーケストラのために」がとても面白かった。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/11
有名な作家ではないが誠実な感じがして共感するところが多い作家だ。 少年の頃から古典文学やギリシャ、ローマ時代の歴史を通してイタリアへの憧れを抱いていたというギッシング。 その知識によってその舞台となった場所を巡る紀行文だが、たんに知識と現地の落差を考えるだけでなく、現実を見つめる視点にも素直さが現れている。 当時の南イタリアのさびれた状況や素朴な人々が描写されていることから歴史的な価値がある作品ともいえるだろう。
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