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THUD さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/17

    ドビュッシーとラヴェルだけがフランスの弦楽四重奏曲じゃない!ショーソン、ルーセル、マニュアールそれぞれフランクの循環形式を下敷きにして独自の世界を展開しています。これらそれぞれの世界を、フランスの名手ヴィア・ノヴァ四重奏団が巧みに弾き分けています。価格も安く、これは手元に置いておきたい1枚です。

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     2010/08/17

    作品を聴く限りでは、近現代トルコの保守派の作曲家ではなかろうかと思います。現代風の響きとトルコの民族音楽風の旋律の融合に、どの作品も苦労の跡が見られます。これを中途半端と思えるか、積極的に民族音楽を取り入れたと見るかは、その人の感覚次第でしょう。ただ、近現代トルコの作曲家が、サイグンだけではないということは、このCDがはっきり示しています。

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     2010/08/17

    Religious Songsは正直良く分かりませんどこが「Religious=信心深い」何だ!という印象ですが、音響を重視した現代歌曲の1つと思えば、聴けないこともありません。2曲の弦楽四重奏曲は、それなりに面白く聴けました。歌曲も含め1988年から1993年の作品で、ハンガリーが共産主義から民主主義に変わろうとする激動の時期。それを思うと、この人なりの時代に対する心情の吐露だとも思えます。転換期のハンガリーの音風景を少しだけ垣間見られたような気分です。

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     2010/06/20

    他の方も書いていらっしゃいますが、バーンスタインも凄いが、それ以上にボスコフスキーが凄い!ニューイヤーコンサートの時の柔和な顔とは別人の、怖い顔でウィーンフィルを仕切っている姿が印象的です。タルヴェラの堂々とした入りも良いですが、ドミンゴとの二重唱の部分も聴きものです。
    でも、何でアメリカ版(リージョン1)で出た時はステレオだったのに、国内版はモノなのでしょう?それで星1つ減点です。

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     2010/06/13

    RockやPopsを弦楽四重奏で演奏することは、日本ではクロノスQがやったジミヘンのパープル・ヘイズぐらいしか市民権を得ていませんが、アメリカのVITAMINレーベルから大量のアルバムが出ています。それを更に進化させて、現代作曲家の曲をRIMIXして弦楽四重奏で演奏しようというアルバム。第1作の1番では、未消化な部分も散見され、編曲技法を考えるリファレンス的な意味合いの方が多いアルバムでした。しかし2作目の本アルバムは違います。POPSのRIMIXアルバム(の出来が良い物)と同じように、元の曲とは違ったパワーが、どのバリエーションからも出ています。こういった、編曲の突き抜け感は、今までのクラシックの世界の編曲物では、なかなか感じ取れなかったものです。この調子で、古典名曲でもRIMIXアルバムが作れれば、新たな音楽ファンを獲得できるでしょう。既に作曲・編曲の分野では、クラシックといえども「舞台演奏」を必ずしも前提としていない世界に入っていることを、強く意識させるアルバムでした。ご託を並べましたが、まずは聴いてみることです。そしてこれが、受け入れられるかどうかは聴く人次第でしょう。意外と、シュトックハウゼンあたりと近い世界にあるようにも思えましたが。

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     2010/06/13

    RockやPopsを弦楽四重奏で演奏することは、日本ではクロノスQがやったジミヘンのパープル・ヘイズぐらいしか市民権を得ていませんが、アメリカのVITAMINレーベルから大量のアルバムが出ています。それを更に進化させて、現代作曲家の曲をRIMIXして弦楽四重奏で演奏しようというアルバム。
    こちらの1番は、元が面白くないのか、RIMIXといっても及び腰なのか、どちらか分かりませんが、RIMIXの突き抜け感が足りず、単にひねくりまわした編曲に留まっている様に思えました。とはいえ、RIMIXはPOPSでは既に定着した技法ですので、それをクラシックにフィードバックしようとしたその精神を買いたいと思います。

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     2010/06/06

    音楽的にどうかというのはさておいて、エンターテインメントCDとして、抜群に面白いです。「Moving Real Surround Sound」と銘打つだけあって、ナレーションがあちこちから聞こえてきます。ライナーによると、「ピーターと狼」は、サラウンドの各位置が、物語に登場する場所(家、森、池など)とリンクしていて、その場所からナレーションが聞こえてくるようになっています。演奏は、TACETのサラウンドの通例で、アンサンブルの真ん中にいるように録音されています。
    このような録音法で、日本語版が作成されれば、少しはサラウンドも普及するのではないかと思います。
    キワモノと紙一重ですが、演奏の良さで救われています。サラウンド環境のチェックにも良いかと思われます。

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     2010/06/06

    こんな超有名曲の組み合わせにもかかわらず、この2曲のサラウンド・フォーマットのものは、これしかないのです。それだけでも存在価値があるというもの。演奏は、超名演とまでは言えないまでも、生で普通に聴くことができる演奏よりは、しっかりしています。サラウンド感もまずまずで、廉価盤だからといって、馬鹿に出来ないだけの内容を持っており、コストパフォーマンスは高いと思います。

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     2010/06/06

    ヴァイオリンとチェロの2重奏なので、刺激的な音響こそない物の、晦渋な音楽が続きます。20世紀前半の古典音楽について考えさせられることは多い1枚でした。新ウィーン楽派からダルムシュタットに続く系統とは別の種類の音楽を知るには格好の1枚でしょう。録音も優秀です。一般向けではないかもしれませんが、20世紀の弦楽に興味・関心のある人にお勧めします。

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     2010/05/29

    今から思うと、パールマンは70年代半ばまでが一番良かったな。この「四季」を聴くと、基本的にはストイックな姿勢の中で見える、あの音色の甘さとのバランスが、パールマンの最良の姿だと思えます。後半のイスラエル・フィルとのマリピエロ編の協奏曲も良いですが、ストイックさはまだ残していいるけれども、音色の甘さの方が勝っている様に感じます。
    いずれにせよ、今や現代楽器のこんなヴィヴァルディは、録音でしか聞けない訳で、30年という時間の重さを、パールマンにもヴィヴァルディの演奏スタイルにも強く感じさせられました。
    今の古楽系過激演奏は、きっと揺れ戻しがあって、こういった演奏がスタンダードに返り咲く日が来ると信じています。

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     2010/04/10

    収録は、14番、13番(終楽章に大フーガ)、16番、13番の追加された第6楽章の順。TACET特有のクァルテットの真ん中にマイクを置いてのサラウンド録音です。曲によっては、響きに疑問を感じることもあるこのサラウンド録音ですが、このアルバムに関しては大変効果的です。バーンスタイン盤等、これらの曲を弦楽合奏で演奏されたアルバムもいくつかあります。それらよりも、響きがピュアでかつ深く聞こえます。アウリンQの演奏も素晴らしく、サラウンド再生環境がある方には、ぜひ一聴をお勧めします。

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     2010/04/03

    ムローヴァって何で人気がないのだろう。来日公演のかなりの数を行きましたが、満員だった所に当たったことはありません。(CD化されたアバド/BPOのブラームスの時は行けなかったが、満員だったのはこの時ぐらいではなかろうか)この10年ほどで大きくスタイルを変えましたが、この演奏は、まだ「氷の微笑」の時代の演奏。アーヨ/イ・ムジチと正反対の甘さがひとかけらもない演奏です。でも最近の古楽器系の演奏の様な過激さはなく、安心して聴いていられます。現代楽器では、もう生では聴けなくなってしまった、演奏スタイルの一つでしょう。「四季」が好きな人なら持っていても、損はないと思います。今は廉価版になっていますし。

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     2010/04/03

    歌う曲を演奏させたらピカ一の弦楽四重奏団と歌の作曲家の弦楽四重奏曲との幸せな出会いがここにあります。ファースト・チョイスとしては、今はブランディスSQのものが安く出ていますし、ウィーン系の演奏が良いという人もいるでしょう。でもこれは、それらを超えるだけのものを持っています。当時のフィリップスは、全集製作を多く行っていましたが、イタリアQのシューベルトはこれだけで終わってしまったのが残念です。なお、今は「PHILIPS」印ではなく「DECCA」印になっているのが、少し悲しいのですが・・・

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     2010/02/21

    1番はカザルス・トリオ以来、名演が山のようにあります。ピリオド演奏というだけでは、この名演の山の一角に食い込むには少々力不足のようです。確かに、演奏者は名手揃いで完成度は高いのですが、ピリオド演奏でこの曲を演奏する必然性というか、主張が余り感じられませんでした。古典派からロマン派に移り変わる時期の、ベートーヴェンやシューベルトを演奏していれば、もう少し主張が感じられたかも知れません。次回作に期待、というところです。

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     2010/02/21

    素晴らしい演奏!素晴らしい音質!そして、あり得ない録音ポジション!この3点に尽きます。左にヴァイオリン、右にチェロ、後ろからピアノが聞こえ、まるでトリオの真ん中にいる感覚にとらわれます。でも、これってあり得ないですよね。後半はボーナストラックとして、同じ演奏が録音ポジションを次々変えて(Moving Real Surround Soundと表示しています)収録されています。室内楽のサラウンド録音は、ライヴを除きどうしても収録が無人の場所であることを意識せざるを得ないものが多いので、それを嫌ってこのようなマイク配置での録音となったのでしょうか。このマイク配置(TACETのサラウンド録音はすべてこの様な、演奏者に囲まれる配置)を、肯定的に取るか、否定的に取るかで評価が大きく変わるでしょう。私は、大変面白く思いましたが。

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