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トップ > My ページ > gecko さんのレビュー一覧
検索結果:11件中1件から11件まで表示
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/07/24
評判の高いショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を一度じっくり聴いてみようと、ベートーヴェンやバルトークの全集も録音しているエマーソンを購入しました。そしてその結果、、ショスタコーヴィチの暗さに腰を抜かさんばかりでした。レビューを読んでみると、これでも暗くないスッキリした演奏なんですね。他のを購入しなくて良かったです。 ライヴ録音ということで、これによって躍動感が増すことを最初から狙っていたようです。ショスタコーヴィチでは観客の存在が重要な役割を果たすことを、ブックレットに演奏者自身が書いていました。 難しい人生観は抜きにして、純粋に音楽を味わうには最適の全集だと思います。特に1番から4番くらいまでの初期の作品は、素晴らしい旋律の連続に感動しました。ショスタコーヴィチは20世紀最高のメロディーメーカーですね。反面、純粋に音楽的には、後期の作品は傑作とは言えないことを露わにしてしまっているかも知れません。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/02/17
アルバンベルク四重奏団で聴く限り、ベートーヴェンの中期よりもモーツァルトのハイドンセットの方が、曲としてより傑作に感じます(他の四重奏団で聴くと、その印象は変わりますが。。)。シャープで歯切れよく力強い音色であることと、第一バイオリンをよく響かせるスタイルであることが、その原因と思います。アルバンベルクは、モーツァルトに合っているのではないでしょうか?
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/12/31
どこかの四重奏団の「第2番」をyoutubeで聴いたときは大した曲だとは思いませんでしたが、このケラー四重奏団で聴いたら、見違えるような良い曲に感じました。原因は、ケラー四重奏団では4人が平等に鳴らす点にあると思います。 チャイコフスキーの曲は美しいメロディーラインだけが強調されますが、構造もかなりよくできていると思います。第一バイオリン優位ではないケラー四重奏団の演奏は、曲のストラクチャーを味わうのにピッタリだと思います。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/12/29
4人が勝手に自己主張しているようで、それでいて全体でまとまっているような楽しい演奏です。2番の終楽章など、弱音部でもテンションが下がらないのが素晴らしいです。一人ひとりのテクニックが高いために、音色が美しいからでしょうか?
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/22
ビシビシ、ゴリゴリ鳴らしているように聞こえます。足を踏み鳴らして踊りだすようなリズムをとっているようにも感じます。この辺りが、民族的な演奏なのでしょうか? 日本で言えば、演歌の「こぶし」みたいな感じかな、と思ってしまいました。 ケラー四重奏団というのは、恥ずかしながら、初めて知りました。安かったから買ったのですが、すばらしい演奏に驚きました。値段じゃないですね!
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/01
無機質な印象のある(必ずしも悪い意味ではなく)バルトークの音楽を、心が入っているという感じで、あるところでは滑らかに、あるところでは激しく演奏しているように思いました。その辺りのためか、3番や5番では力強くて好印象でしたが、2番や4番では凝縮感というか緊張感がやや希薄に聞こえました。 アルバン・ベルクのベートーヴェンでは、第一バイオリンばかりが目立った印象だったのですが、このバルトークではさすがにそんな感じはなく、全体になかなか良かったです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/13
まず、歴史的録音に音質の議論はおかしい、というのを記しておきます。でないとフルトヴェングラーなど、真っ先に無価値ということになるので。私は別の音源を聴いての評価です。 演奏は硬派です。思い入れを込めてゆっくり、しっとりというのは皆無です。さっさかと進み、その結果として、音楽の構築のすばらしさが浮かび上がる、という演奏だと思います。特に、後期12番から16番の、テンポの速い緩徐楽章がすばらしかったです。 ステレオ版よりも上記の独特さが際立っているように感じました(逆に言えば、ステレオ版の方が、バランスが取れているのかもしれません)。その意味で、歴史的価値としては、こちらのモノラル版だと思います。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/25
他の演奏と比較してみました。 まず印象に残ったのは、第一バイオリンの音色の伸びやかで美しいこと。これはすばらしかった。ただ、これと裏腹の関係ですが、第二バイオリン、ビオラ、チェロのインパクト薄い感じがしました。第一バイオリンを引き立たせるのが、ウィーン風なのでしょうか? もうひとつの印象は、かなり力強い演奏ということです。好ましく感じる曲もあれば、やや乱暴に感じる曲もありました。 アルバン・ベルクのベートーヴェン全集は、あちこちで推薦版として挙がっていますが、個人的には、そこまでではないように思います。他の団体では、例えば、緊張感の高い演奏を聴きたいときはエマーソン、ゆったりとした気持ちで聴きたいときはグアルネリ、といったように何度も聴きたくなっているのもありますが、アルバン・ベルクにはそこまでの魅力は感じられませんでした。逆に言えば、スタンダードな演奏なのかもしれません。 こんな意見もあるということで、ご参考になれば幸いです。
11人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/12
感傷的なチャイコフスキーが好きな人には薦めません。これは、細部まで丁寧に仕上げ、かつ気合の入った、完全に硬派のチャイコフスキーです。「チャイコフスキーが、センチメンタルなメロディーだけの、深みの無い音楽なんて、馬鹿なこと言ってるんじゃないぞ!!」というムラヴィンスキー親父の”怒り”が聞こえてきそうな演奏です。 私はこの演奏が大好きです。でも☆1つ。理由は2CDで5番が分割されていること。レコード会社さん、消費者の利便性を考えてくださいね。3CDでも良いでしょう。
11人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/22
暖かく、流れの良い演奏。バリリを思わせるような低音を響かせた木目の触感の音色だが、バリリよりもテンポが自然で、こちらの方が好印象。キンキン響きがちな最近の演奏に違和感を覚える方にはお薦めしたいです。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/22
上手さの見せびらかしのような雰囲気もなきにしもあらずが、精神性という言葉で軽んじられる、上手く弾くことによって初めて味わえる感動があることを実感しています。12番の第3楽章、13番の新終楽章は特に良かったです。曲が長いために、聴いているうちに飽きてくることもありがちなラズモフスキー1&2番も、この演奏では最後まで釘付けになりました。 聞く前は、単に速いスピードで弾き飛ばすのかと予想していましたが、細かいところまで表現付けが行き届いており、完成度が高いという印象です。全曲の統一感も素晴らしい。誤解があるかもしれませんが、美しいスタイルを確立しているという点で、“カラヤン美学”に共通するものを感じました。
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