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やすさん さんのレビュー一覧 

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     2021/02/27

    ここに収められた二曲は、ともにルイ・グラスの傑作といってよいだろう。交響曲第3番冒頭のホルンの美しい響き、第2楽章でオーボエが奏でる旋律の愛らしさには、思わず引き込まれる。「夏の生活」もとても良い曲だ。時々フィリップ・グラスと混同されてしまう地味な存在だが、どうしてどうして、端倪すべからざる作曲家である。ライスキンとライン州立フィルの演奏も実に立派で、出来ればこのまま交響曲全集、管弦楽曲全集を完成させてほしいと願っているが、もはや困難かもしれない。

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     2021/02/26

    「砂丘の家」は、ガブリエル・デュポン晩年の傑作。ルムラン盤やボ・ティース盤などもあってそれぞれに良いが、個人的にはこのジロー盤が一番好きだ。彼女には「療養の時」全曲も録音してほしかった。

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     2021/02/26

    クランヴィル・バントックの世界を満喫できる貴重なボックス。ヴァ―ノン・ハンドリーのかけがえのない遺産の一つでもある。ケルト交響曲など比較的知られた作品もさることながら、たとえば「サッフォー」の美しさはどうだろう。思わずため息が漏れる。こうした貴重な録音が、廃盤の憂き目に遇うことなく多くの人に知られることを願うのみ。

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     2021/02/26

    フランク・ブリッジの歌曲は、どれもみな美しい。そのひっそりとした音楽が聴き手の耳を捉えて離さない。本盤は、そうした貴重な体験ができる一組といえる。ただし、バリトンのフィンリーを除く歌手陣にはやや不満が残るか。

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     2021/02/25

    バックスの音楽には、独特の色彩感、変転する楽想、パロディの面白さ等々、曰く言い難い魅力がある。協奏曲三曲を収めた本番も、随分贅沢な一枚だ。トムソンのバックスは、V・ウィリアムズ、エルガー、マルティヌーなどと並ぶ出色の演奏で、「サセックスの朝」でのフィンガーハットのピアノも、冬の伝説や交響的変奏曲と同様実に素晴らしい。

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     2021/02/25

    演奏は雄渾で立派だと思われるが、如何せん音が酷い。こういう音源をSACD化する意味がはたしてどこにあるのかと、ついつい考えてしまう。

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     2021/02/25

    このCDは、事実上廃盤になってしまったようだ。作品・演奏ともに良いだけに残念でならない。複数の海外業者から「新品」を取り寄せてみたものの、未開封なのに同じダメージ(ブックレット汚れ・ホチキス錆・トレイツメ折れ等)があって失望した。是非再販ないし復活させてほしいアイテムである。

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     2021/02/25

    ウルフ・ヴァ―リンの名前を知ったのは、CPOレーベルでの知られざる作品の数々の演奏によっててだった。ブラームスのバイオリン・ソナタ全集には名盤があなた犇めき、OP120の二曲のクラリネット・ソナタにも幾多の魅力的録音があるが、このヴァ―リン盤はピアニスト=ペンティネンの好演もあって、第二集ともになかなかの出来栄えだと思う。クラリネット・ソナタのバイオリン版は、原曲とはまた違った味わいがあって楽しめる。

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     2021/02/25

    世評が高かったので聴いてみたが、さして感銘は受けなかった。アダム・フィッシャーの演奏にはアゴーギクの多用など恣意性が多分に感じられ、それが奏功しているとは思えなかったからだ。ケルン放送交響楽団と相前後して入れたサラステ盤やヤノフスキ盤の方が、新しいベートーベンの交響曲全集としてはずっと上ではないだろうか。

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     2021/02/24

    マルクスのピアノ伴奏による歌曲集には、キルヒシュルガー盤(CPO)などがすでにあるが、この新盤もなかなかよい。ソプラノの声質がやや生硬で曲の雰囲気とのずれを感じないでもないが、ピアノ伴奏はとても素晴らしい。マルクスは好きな作曲家なので、全般にもう少し録音が増えることを願う。

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     2021/02/24

    第一次大戦で戦死したバターワースの音楽に魅了された。狂詩曲「シュロップシャーの若者」は、その昔バルビローリのパイレコード盤で聴き親しんでいだが、本盤によって、若くして非業の死を遂げたバターワースの、繊細な作品世界の虜となった。ワグナー歌手として名をあげたラ美声のザフォードには、同じBISにユージン・アスティとの録音もあるが、そちらはアスティのピアノ伴奏が光る。

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     2021/02/24

    ジャン・クラの二大名曲を収めた素晴らしい一枚。クラは海軍軍人であったが、その手から紡ぎ出される音楽は頗る美しく、異国情緒に満ち溢れ、この上なくハイセンスである。20世紀初頭のフランスに花咲いた音楽が、ドビュッシーやラヴェルだけのものでないことを、今さらながら思い知った。ちなみに、ジャッコンらの同じ選曲の演奏(Timpani)も甲乙つけがたい秀演。

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     2020/08/16

    ガブリエル・デュポンは、ピアノ作品集を聞いて好きになった。この管弦楽曲集もセンスがよく演奏も立派。惜しむらくは、新録音なのに所々音割れがある点である。

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     2020/05/19

    ディーリアスやフィンジの音楽をこよなく愛する私にとって、ブリテンでけはいまだに要らない<Cギリスの作曲家で、最初のレヴュアー「フルシチョフ」さんのご意見に思わず頷いたしだいです。子供のころ、音楽の時間に「パーセル以来ブリテンの出現まで、イギリスにはろくな作曲家がいなかった」などと教わりましたが、でたらめもいいところ。でも、食わず嫌い≠ヘ良くないので、このセットをきちんと聞いて認識を改められればと思っています。

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     2020/03/15

    中学生の頃、当時の廉価版LPの雄「グランプリ1000シリーズ」に入っていたマーラーの『大地の歌』を聴いたのが、ライナー&シカゴSOとの出会いでした。その後も、シェエラザードやローマの松など、このコンビの演奏には強い衝撃を受けたものでした。個々の音源はこれまでにもさまざまな形でCD化されているので、このボックスは何も目新しくはありませんが、確かに「お買い得」だと思います。音質ですが、もとがよいので概ね良好です。ただ、「ドン・ファン」やギレリスとの名演チャイコフスキーのピアノ協奏曲など、「あれれ、モノラルだったっけ?」と戸惑うものもあれば、1954年頃のモノラル録音と記憶している「エロイカ」が堂々たるステレオ録音でびっくりしたり、さすがメンブラムという感じです。

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