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saitaman さんのレビュー一覧 

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     2024/01/07

    英文のブックレットによるとロッテルダム生まれの作曲家。奥さんはブゾーニの弟子でピアニストだったようだ。若いころから腎臓病に苦しみモルヒネに頼っていた。作品はシェーンベルクにかなり染まったものもあれば、ネザーランドのメロディのように調性音楽を主体にメランコリックに近代的な響きを取り入れている作品もある。最後の曲はバイロンの詩の朗読が伴っている。ピアニストは現代音楽に強い人のようだが、細かな表情を大切に弾いておりそれほど飽きないで聴けた。2021年の録音で音は悪くない。

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     2024/01/06

    アルゼンチン出身のヒナステラのピアノ協奏曲2曲。表情豊かで現代音楽と民族音楽とネオロマンシチズムの硬軟多彩なリズムを有した特徴的な作風で飽きない。ピアニストと指揮者はアルゼンチン出身。お国ものを演じる強みは十分出ている。特にピアノは時に火の出るような激しさだ。

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     2024/01/01

    ヴィラ=ロボスのヴァイオリンソナタはどれも若いときに書かれたようだが、いずれもダイナミックで多彩な魅力がある。ヴァイオリンだけでなくピアノもかなりテクニカルであり、ヴァイオリンと激しく対峙したり、独奏で魅せたりとかなり面白い。「ブラジル風バッハ」や「ショーロス」が有名な作曲家だが、この3曲のヴァイオリンソナタ、特に第3番はもっと演奏される機会があっても良いのではないかと思った。これはなかなか掘り出し物だった。

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     2024/01/01

    ブラジル作曲家ヴィラ=ロボスの代表作の一つ。作品は個性的で色々な楽器を動員し、悲喜こもごも表情豊かな音楽を展開している。指揮者はフレンチホルンの奏者から出発した英国人。興味深く聴けた。

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     2023/12/29

    いかにもコープマン&アムステルダムバロック管弦楽団らしい、バッハ作品に古くからイメージ的につきまとっていた重い鎧を剥ぎ取ったような、明晰でクリアな演奏である。クリスマスシーズンに合わせて鑑賞したが、非常に活き活きと鮮やかに流れるように展開し聴き疲れしない。西洋音楽の伝統の力とそれを蘇生させる音楽家達の努力の成果をまざまざと感じた。

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     2023/12/09

    ヴィラ=ロボスの弦楽四重奏曲は初めて聴いた。多彩で、表情豊かで、少々地味な弦楽四重奏という分野であるにもかかわらず、カラフルな音色が変幻自在に変化するリズムに乗って次々つむぎ出される。この作曲家はラテンという言葉のイメージから亜流もしくはクラシック音楽の中心から少し外れているような偏見を持たれているのかもしれない。むしろバルトークやストラビンスキーのような位置づけで理解すべきであって、民族性から引っ張った独特の味付けはあってもクラシック音楽の本流から全く外れていない。引き込まれた。

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     2023/12/03

    所狭しと楽器が並ぶウィーン・フィルの豪華大編成がムジークフェラインに美しく鳴り渡る。特にVPOのウィンナーホルンを堪能するには最高。ライブなのでアンサンブルは完璧とは言えないところもあるが、その分ライブならではの緊張感がある。録音も良い。

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     2023/12/02

    20世紀の名バイオリニストの1人シゲティの録音集。全てステレオ録音のみ。オリジナルテープのノイズもあるが録音された年代を考えると音質は悪くない。シゲティはプロコフィエフやバルトークとも親交があり、コンサートで彼らの協奏曲を弾くときにはリハーサルのときに指揮者にアドバイスをすることもあったという。このボックスでもベートーヴェンやブラームスはあるが、個人的にはDisc5のストラビンスキー、プロコフィエフ、Disc6のオネゲルやバルトークなどの近代作品を集めた小品集の方が印象に残った。

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     2023/11/24

    フィラデルフィアサウンドを活かした美しいシェエラザード。それほどエキゾチックな感じはないものの、ムーティはこういう物語性のある曲はとてもうまくまとめる。

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     2023/11/23

    フィラデルフィアサウンドを活かしたムーティの張りのあるキビキビして劇的な音作りが楽しい。この曲はこのくらいやってくれた方がいい、というようなサービス精神に溢れる。録音も良い。

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     2023/11/19

    美しい。天上にいるような錯覚さえ覚える。ウクライナ出身の現代作曲家Silvestrovの合唱曲集。シンプルに徹しながらけして単純ではなく現代的作曲技法を凝らしてあり退屈しない。極上のハーモニーが響き渡る。

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     2023/11/18

    ウクライナのキーウ出身の現代作曲家Silvestrovのアカペラの合唱曲集。透明で、しかし現代的で、穏やかな、静寂を追い求めるハーモニーがしんしんと響き渡る。

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     2023/11/11

    ウクライナのキーウ出身の現代作曲家シルヴェストロフの無伴奏チェロ向け作品と2台のチェロの作品で構成されている。静寂と響きを巧みに操り、一見穏やかでシンプルな作風ながら、けして閉じない、対話のある、独自の世界を築いている。

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     2023/10/29

    少しおっとりとした感じでウィーンフィルを響かせながら歌い上げる。何より、4人のソロと合唱の出来と一体感が見事過ぎる。1970年の録音なのに、無数にあるこの曲の録音の中で今でも屈指の名演であると思われる。

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     2023/10/29

    ベームとウィーンフィルらしい少しノーブルな響きのする「英雄」。無数にあるこの曲の録音の中でもカラヤン&ベルリンフィルとならんでリマスタリングを繰り返して生き残っている定番と言えるもの。序曲の方も悪くない。ピリオドスタイルが流行ったり、デジタル録音に変わったりいろいろあったが、現代の明瞭&くっきりでキビキビした演奏から離れて改めて聴いて思うことは、時代が変り人が変わり主流となるスタイルや周辺技術に変化が生じてもウィーンフィルそのものはやはりウィーンフィルであるということだ。

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