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小笠 さんのレビュー一覧 

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     2017/07/12

    なかなかの良い演奏です。ダムラウのような冷たく機械的な音色のソプラノは、やはりドイツ語で歌われる初期作品で良さが発揮されると思いました。

    曲として完成度が高いのはむろん「ロベール」以降のフランス語作品なんだけども、「アフリカの女」「ディノーラ」のむせ返るようなゴージャスな音楽は、劇としてまとまった形で聴くのが最高だと思います。

    解説でも気になった点。二流扱いされていたマイヤベーアを復権させるのは大変良い事だと思うけれど、「ユグノー」の初演歌手のファルコンを持ち上げる代わりに、ロッシーニや彼の愛人?だったサンティ=ダムローを貶すのは止めてもらえませんか。どちらも19世紀を代表する、素晴らしい芸術家だと思います。

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     2013/01/31

    「老いの過ち」を奇抜なタイトルの冗談音楽か何かとしか知らない人はこれを聴いて認識を改めてください。ロッシーニの全音楽の中でも至高のものがこの一枚に詰まっています。アンチョビなど食べ物の名前を冠した組曲「オードブル」、世の中にこれほど魅惑的でカッコよくてオシャレで美しいピアノ曲があるでしょうか。フンメルらベルカントの延長線上とはいえ、志向は明らかにドビュッシーなど新時代のものを感じます。隠れ名曲のまま楽譜の入手もままならない現状が悲しい。

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     2013/01/31

    最後の「トロイ人」カッサンドルのアリア、泣けます。この一曲だけでも買った価値があると思わせる、至高の音楽。シリーズ通して丁寧で、フランス語のニュアンスが素晴らしい歌唱だが、曲・演奏ともに最も素晴らしいのがこのVOL.2でしょう。ラモーからベルリオーズまでフランス音楽の伝統の「厚み」を存分に感じさせてくれるCD。

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     2013/01/31

    ビオンディの妙に乾いた音色は好悪を分けると思うのですが、なぜか妙に波長が合って楽しめるときがあります。ボッケリーニの天才性を現わす曲は他にもっと良いものがあると思うんですが、とにかくボッケリーニの最初の入門にふさわしいといえばこれでしょう。「ファンダンゴ」も「メヌエット」も「マドリードの夜警」も全部入った2枚組。ラテンの熱い空気を感じろ!!

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     2013/01/31

    「1600」に続き、地味目のレパートリーが続くアレッサンドリーニ。こちらはお得意の合唱ものですが、かつての録音で見られたようなキレや躍動感はなくなってきた気がします。年取ったのでしょうか?このボノンチーニというのはヘンデルのライバルとして暗躍(?)した人でなく、弟の方。ま、A.スカルラッティなど超一流に比べれば旋律美や個性は薄いのは当たり前ですが、2曲とも「まあ、悪くない」というレベルに留まるもの。

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     2013/01/31

    全曲ともVn二本のトリオソナタ編成で占められ、演奏も驚くほど大人しめ。初期バロックには刺激を、という人には向かないかもしれないが、じっくりと腰を落ち着けて17世紀バロックの静謐な世界に浸るにはオススメ。レグレンツィやトレッリなど、それまで縁のなかった作曲家にも興味が持てた。

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     2013/01/30

    贅沢にもベルリオーズの最高傑作とも言える2作を同時収録。「イタリアのハロルド」、妙にドライな録音が気になるがDGの「幻想」の時のようなオケの違和感もなく、はるかにミンコフスキらしさが出ているとは思う。個人的にはもうちょっとめくるめく色彩感を期待したのだが、最終楽章(これは最高!!)以外はやや大人しめの印象か。「夏の夜」は...オッターでなくとも良いのにと思えなくもない。今のアルトに近いような落ち着いた声でこれを歌われてもちっとも面白くない。移調楽譜なのもマイナス。

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     2013/01/30

    元はこのシリーズ、fnacレーベルから出ていたものの再発です。とはいえメンバー表もキッチリ付いてるので問題ありませんが。ニケらしく、雄大でゴージャスな演奏。ラモーもそうですが、モテ等宗教曲の方がはるかにイタリア風味で自分としてはとても親しみやすい。演奏もクリスティのようなモヤモヤ・神経質ではなくリュリの音楽が持つ普遍的な面に光を当てている。合唱好きには超オススメ!

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     2013/01/26

    近年ありがちな現代的なスタイリッシュさを強調するタイプではなく、豊富な語り口のみで聴かせる。派手さはないが何度も聞きたくなる、理想的なバッハ演奏だ。

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     2013/01/26

    対訳がドイツ語しかなく台本はお手上げ状態だが、音楽はハッセらしく素晴らしいの一言。オペラティックで華やかなアリア・重唱が続いたあと、詩編の内容を扱ったモテット的な部分に移る。ハッセの合唱曲というのも随分マイナーですが、ヘンデル・バッハに匹敵する素晴らしさを持っていると思います。心配したほど演奏のレベルも低くなく、最初から最後まで一流の演奏を聴くことができる。

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     2013/01/26

    短調曲が多くハイドンにしては「重い」印象。ホ短調曲のドラマティックさは流石の出来栄えだが。やや硬い音色だが曲を楽しむ分には過不足ない。極論を言えばチェロがなくても音楽になるので、このあたりの音楽もっと広まってほしいと思う(モーツァルトのVnソナタ並みに)。

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     2013/01/26

    とくに質が悪いわけではないが、前の曲集、次の曲集(「ハンガリー風」をふくむ)に比べると影が薄いというか、ハイドン自身あまり冒険はしてないと思われる3曲だ。交響曲で言うと90番とかあのあたり。まったりと楽しめる音楽。演奏はシリーズ通して堅実の極み。

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     2013/01/26

    なんと言っても最後のパッサカイユはじめ舞曲の数々が素敵です。曲もキャストも揃いに揃った超一級の名演。ミンコフスキのアンサンブルも、グルノーブルに移った後顕著なゴワゴワと濁った感じがなく、明らかにこの頃の方が優秀ですね。

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     2013/01/26

    オケや合唱にもっと明るさがあれば良いとは思うが、ソロ歌手のみなさんが素晴らしい演奏。シュトッツマンの歌うNisiDominus、グリットンのSalveRegina、サマーズの超低音など聴きどころはたっぷり。癒されます。

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     2013/01/26

    個人的にはシュタイアーのベートーヴェンはあまり楽しめません。ベートーヴェンらしい雄大さがないのと、ヴァイオリン含めて少々音がキツイ。ピリオド演奏は好きなのだが、ことベートーヴェンに限ればインマゼールやブラウティハムの方が素敵かな...

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