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mulder さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/12

    せめて宇宙は青じゃなく黒に直してほしかった。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/01

    HMVのインフォメーションや本盤の解説にもあるとおり,本盤と2番&8番のディスクでは,テーリヒェンがティンパニを叩いているのが珍しい。そして,聴いてみると確かに70年代のカラヤン&ベルリン・フィルのよく知った音とは違った印象を持つ。
    テーリヒェンの音は,鈍く,重く,暗いのが特徴。フォーグラーとはかなり音が違う。ぼうっとして聴いていても違和感を感じるくらいだ。
    そして,音色以上に問題なのは,音の出方が非常に遅いこと。もともとベルリン・フィルは低音が先に出るのが特徴だが,フォーグラーは基本早めに音を出し,曲の輪郭をはっきりさせている。そして,曲想に応じて遅く出す場合もある。それに対して,テーリヒェンは常に遅いのだ。ゆっくりとしたところではそれが効果的な場合もあるが,テンポの速い曲では完全に遅れていて,演奏の足を引っ張っている。はっきり言って下手ではないか。
    カラヤンが彼を疎んじたのは,技術的な理由と音楽的な理由であったことは,これらの演奏を聴くとはっきりする。
    そして,やはりフォーグラーはいいなあと思った。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/28

    このCDを録音した当時,キーシンはシューベルトがこの曲を作曲したのとほぼ同じ年齢だった。31歳にして死ななければならなかったシューベルト。この演奏では,そのシューベルトが憑依しているかのようだ。シューベルトは年寄りの音楽ではない。31にして散った,若者の音楽なのだ。ゆったりした第1,第2楽章に対して,第3,第4楽章は狂ったように踊りまくる。まさに死の舞踏。映画「アマデウス」で「魔笛」の音楽をピアノで弾きながら狂いまくるモーツァルトの姿が二重写しになる。第3楽章はまだ正気が残っているが,第4楽章は完全に狂っている。それがわかる演奏はキーシンの演奏ぐらいしかない。年寄りの演奏では,昔々を思い出し懐かしんでいるような演奏にしからならない。31にして死なねばならない理不尽さ。それを感じさせてくれるのはこのキーシンの演奏と,同年代で録音したアンスネスくらいだ。
    心して聴かないと,恐ろしい世界に連れて行かれてしまう。そんな感じをいだかせるようなもの凄い演奏だ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/22

    バーミンガム市響とスタジオ録音したものはいずれも素晴らしい。丁寧につくられているからか,オケの本来の非力さは気にならず,むしろラトルの鮮烈な音楽作りが非常に心地よい。
    ベルリン・フィルとの第10番はこの曲のCDのベストと言ってよいし,ラトルのあらゆる録音の中でも最高峰と言える。ベルリン・フィルとの最初期の録音がベストとは皮肉だが,実際そうなのだからしょうがない。これを聴くと,ハーディングの録音など,お坊ちゃんのお遊びにしか聞こえない(ウィーン・フィルの鳴らし方も全然わかっていない)。
    一方,その他のライヴ録音されたものはどれも悲惨。録音も悪い。バーミンガム市響とのものはやっつけ仕事にしか聞こえないし,ウィーン・フィルとベルリン・フィルとのものはまだオケを掌握していないように思える。
    まずはバーミンガム市響と全曲きちんとスタジオ録音してほしかった。

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     2010/06/22

    ベルティーニの指揮は,音が硬く,広がらないのが特徴。オケは鳴っているのに,押さえつけられたような息苦しさがある。
    それがいい方に作用した5番などは名演といっていいと思うが,全体的には高揚感に乏しく,物足りない。
    日本でのライヴ録音のものは,上記のようなマイナス点は少ない。しかし,スタジオ録音とライヴ録音が混ざっているのは全集として見た場合はマイナスだ。
    完成度は高いものの,聴き手によってかなり好き嫌いは分かれそうだ。
    録音は,放送局との共同制作なのでEMIにしては良好。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/22

    初出時はオケが薄手だなどと言われていたと思うが,スリムな演奏が多くなった今改めて聴いてみると,オケは十分巧いし,何より録音が抜群にいい。
    大地の歌だけオケが違うのは全集として見たときはマイナスかとも思うが,全体には非常にムラが少なく,高水準。
    特に優れていると思うのは,2番,3番,7番。
    嘆きの歌が入っているのもうれしい。

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     2010/01/09

    輸入盤で左右の音がズレていた皇帝円舞曲のリニアPCMの音声が本盤では修正されています。さらに,輸入盤と異なり皇帝円舞曲の前で画像がブラックアウトし,その後曲が始まるまで拍手がカットされています。5.1chサラウンドの音声はこの部分に拍手が入っています。映像は,輸入盤の方が解像度もコントラストも高いように思います。そのほかの曲は確認していないのでわかりませんが,ほかにも違いはあるのかもしれません。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/11

    アバドが豹変する前に残した,彼の最高の演奏とも言える会心の録音。序曲こそやや不安定だが,その後はウィーン・フィルから最高に美しい音を引き出し,素晴らしい録音と相俟って最後まで至福の時間が続く。とにかく聴いていて楽しい。歌手もむらのないキャスト。フィガロのガッロは元気よく,声も立派で,ぐいぐい周囲を引っ張っていく。一番はスザンナのマクネアー。何とも可愛らしい可憐な声にはうっとりするばかりである。唯一,注文をつけるとすれば,バジリオを以前出ていたLDと同じツェドニクがやっていたら…ということ。とにかく,これほど幸せになれるフィガロの録音はない。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/24

    キーシンのソロは,アバドとの旧盤を超える名演。切れ味が鋭く,この曲のリファレンスとなる演奏だろう。アシュケナージ指揮のオケも,音が美しく,ダイナミックで十分。このCDで驚くのは録音のよさ。EMIとは思えない,クリアで広がりがあり,キレのある録音で,いつもの分厚い緞帳越しに聴いているような音とは大違い。何があったのかと思ったら,レコ芸の月評を見て謎が解けた。デッカでエンジニアをしていた人が2人エンジニアとして参加していたのだ。どういう経緯があったのか分からないが,これがいい方に作用してほしい。

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