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トップ > My ページ > 金山寺味噌 さんのレビュー一覧
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検索結果:330件中91件から105件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/11/19
モーニング娘。’17の小田さくら(おださく)の2作目の写真集。グアムの青い空と海のもと、おださくの瑞々しい水着姿がよく映えている。背丈はそれほどでもないけど、均整のとれたプロポーションが美しい。うっすらと浮き出た腹筋やしっかりしたふとももに、日ごろのトレーニングの成果が現れている。表情の作り方、特に目線が実に色っぽくて、女子力をさらに上げてきたな、と感じられた。付録のDVDはメイキングとインタビュー。ハキハキした口調で写真集について、またモーニング娘。について語っている。後輩も続々と加入してきて今やお姉さんのポジションになってきたおださくの責任感と聡明さがよく伝わるインタビューである。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/11/09
ユーディ・メニューイン(1916〜1999)は少年期〜青年期にかけては「神童」と呼ばれ世界的名声を博した天才ヴァイオリニストであったが、晩年期は指揮活動及び教育活動にシフトしていった。音楽学校の創設や音楽教育カリキュラムの考案などで後進の育成に尽力する一方、指揮者としては自ら創設したポーランドのオケであるシンフォニア・ヴァルソヴィアの初代音楽監督、イギリスの名門ロイヤル・フィルの会長などを歴任した。ロイヤル・フィルは自主制作盤を多数リリースしていることで知られるが、本アルバムもそのうちの一枚で、会長メニューイン自ら指揮を務めている。 1994年1月収録デジタル録音。メニューイン当時77歳、キャリアとしては最晩年期の録音である。『悲愴』はテンポ設定はやや速め、いかにもヴァイオリニスト出身の指揮者らしく、スマートでしなやかな演奏だな、という印象。元々指揮の専門家でないせいもあってか若干線の細さを感じさせるところもあるがまずまずの内容。フィルアップの『スラブ行進曲』は気迫に富んだ熱演で、ライブで聴いたら受けるかもしれない。音質は非常に良好である。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/10/29
このライブは単にももち(嗣永桃子)という人気者のラストライブというだけでなく、ライブそのもののクオリティという点でもハロプロ史上に残る歴史的なライブ公演だと断言できる。そうなった最大の要因はなんと言っても、ももちのアーティストとしての技量の高さであろう。透き通った高音もドスの利いた低音も自在に操り、音程も声量も安定感十分のヴォーカリストとしての凄み。カンガルメンとのMCでの丁々発止のやり取りや『愛おしくってごめんね』でのやなみん(梁川奈々美)との顔芸対決などで見せる、百戦錬磨のエンターテイナーぶり。つくづくももちという人は才能の塊のような人だったんだな、と思わされる。ライブの選曲や演出にもももちの意向が十分反映されているようで、プロデュースの才能も感じさせる。引退はつくづく惜しいが、「ももちイズム」の象徴である小指を自ら折りたたんで去っていったももちに幼児教育という新たなフィールドへの覚悟と決意を見た。 このライブは野外で行われたので客席にいるヲタ諸氏の顔もハッキリ見えるのもポイント。ももち卒業を見届けるため関係者席に陣取っている同期のベリキューメンの姿もバッチリ。『ほんとのじぶん』の時ノリノリでクラップしている鈴木愛理がバッチリ写ってて思わずニヤリw このライブのオープニング・アクトに参加していたハロプロの現役メンバーも野外ライブの開放感に感動したというコメントを残していて、現ハロプロでも時にはこういう野外ライブもいいのではないかな。 このライブに参戦するためにノルウェーからはるばるやって来たももちヲタのトミー君はこのような名言を残している。「アイドルは探すものじゃなくて、向こうからやってくるものだから」と。やって来たものは、やがて去って行く。去り行くももち先輩の背中を見送ったカントリー・ガールズのメンバーは既に新しいステージでの活躍を始めている。「ももちイズム」が今後どのように継承されていくか、期待しよう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/10/22
5月22日に神奈川・横浜アリーナにて開催されたBuono!のワンマンライブ「Buono!ライブ2017 〜Pienezza」を収録したブルーレイ盤、MV集(ブルーレイ盤)、Buono!の全楽曲をコンプリートしたCD4枚組み、計6枚組みの豪華なコンプリートボックス。ベリキュー、そしてハロプロを代表する歌姫3人によるスペシャルユニットの集大成である。おしゃれな雅、しなやかな愛理、キレキレのももち、3者3様の個性が実に楽しい。ライブにはゲストとして3人それぞれの所属ユニットであるPINK CRES.や℃-ute、カントリー・ガールズも登場し華を添えていた。℃-uteは解散目前、またカンガルも後日事実上の解体が発表されてしまうのでさらにグッとくるものがある。お値段は張るが購入しておいて損のないボックスである。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/10/01
2002年4月13&25日、東京、サントリーホールでのライブ収録。当時89歳の老巨匠フルネは晩年は日本を主な活動拠点とし、特に東京都交響楽団とは親密な関係を築いた。晩年期のフルネはいかにも老匠らしい枯れた味わいで、ダイナミックさよりも細部まで丁寧に歌わせる芸風になっていたが、このライブ盤もまさにそういう感じになっている。都響はフルネのタクトに懸命に付いていっている。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/09/03
オトマール・スウィトナーと手兵シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)が旧東ドイツの国策レーベル、ドイツ・シャルプラッテンに入れた ドヴォルザークの交響曲全集からの分売。第7番は1981年、第8番は1977年、いずれも旧東ベルリン、キリスト教会での収録。腕利きの名職人スウィトナーによる、いい意味で中庸でバランスの取れた演奏である。外面的な華やかさはあまり無いが中身はギュッと詰まっていて、安心して聴ける。しっかりとした聴き応えがあり、スウィトナーの意欲の高さも伝わってくる。音質良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/08/31
モーニング娘。’17の牧野真莉愛(まりあ)の初メジャー写真集。去年発売したインディーズ写真集の好評を受けてのリリースで、すっかり大人っぽくなったまりあの瑞々しい姿を堪能できる。メリハリのきいたバランス抜群のプロポーション、くるくる変わる豊かな表情などが楽しい。付録DVDでは伸び伸びと動き回るまりあを楽しめるし、インタビューでの無邪気で屈託のないトークも見どころ。先日の記者会見でまりあは写真集の出来映えについて「130点!!」と豪語していたが確かにそれだけの出来映えだと言える。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/08/31
2017年5月7日、中野サンプラザでの公演のライブ盤。高いプロ意識でアイドルシーンを突っ走ってきたももち(嗣永桃子)、そしてそんな彼女が愛情をたっぷり注ぎ込んで育ててきたカントリー・ガールズのメンバーたちによる晴れ舞台である。カンガルはハロコンを除けばライブハウスが活動の中心で、「聖地」中野サンプラザでの単独公演はこれが最初で(そしておそらくは最後で)ある。ももちPMを中心にメンバーたちが鍛え上げたアイドル・パフォーマンスを伸び伸びと披露していて実に楽しい。MCでの丁々発止のやりとりも見せ場の一つで、バラエティでも大活躍したももちの「イズム」がしっかりメンバーたちに注入されていたことがうかがえる。しかしこの魅力的なアイドルグループは6月30日のももち卒業とともに事実上解体されてしまった。カンガル単独でのライブ盤発売は6月30日の卒業ライブでおそらく最後となるだろう。 唯一の救いは他グループに移籍していったメンバーたちが”ももちチルドレン”であることに誇りを持ち、”ももちイズム”の継承を誓っていることだろう。例えばモーニング娘。’17に移籍したちぃちゃん(森戸知沙希)はコンサートでのMCをテキパキとこなすさまをメンバーから「ももちイズムだ!」と突っ込まれた際、真顔で「いやいや、違います、(ももちイズムは) そんな軽いもんじゃないので」と言い放ったという。”ももちイズム”は表面的なものでなく、すでに思想としてメンバーたちの中で息づいているのだな、と感じられた。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/07/05
2017年6月30日、嗣永桃子(ももち)はこの日をもって15年間のアイドル生活に終止符を打つ。高いプロ意識と徹底した努力で磨き上げてきたアイドルパフォーマンスの集大成とも言うべき3枚組みボックスである。個人的には1枚目のセルフカバー集の楽曲のチョイスにジーンときてしまうし、3枚目のファンが選んだベスト集にはお腹いっぱいになってしまう。2枚目のカントリー・ガールズ初商品化楽曲集はPMとしての意地と責任を感じる。カンガルはももちの卒業と共に事実上解体されてしまうので、この楽曲集は貴重なものとなるだろう。なお、ももちと同期のなっきぃ(中島早貴)がとある楽曲に特別出演しているので捜してみてほしい(笑)。 CD2のカンガル曲集では体調不良のため卒業を余儀なくされたまなかん(稲場愛香)の歌声も聴ける。もしまなかんが元気でいてくれたらカンガルの処遇ももう少し違ったものになっていたのではないか。返すがえすも彼女の離脱が惜しまれる。うたちゃん(島村嬉唄)に関してはもう言わずもがなだろう。 ももちは歌には強いこだわりを持ち、歌唱力を堅実に磨いてきた。その成果はこのアルバムにしっかり反映されている。透き通ったよく伸びる(それでいてしっかり芯のある)高音が美しい。ももちはキッズ加入直後、こんな名言を残している。 「歌で 人の気持ちを明るくできるようになりたい。きっと人生にくじけてる人がいっぱいいると思うから」 この言葉を15年かけて実行し続けたももちの誠意、プロ根性に感謝。プロフェッショナル・アイドル嗣永桃子の「アイドル道」、ここに完結。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/06/10
カントリー・ガールズ初のMV集のブルーレイ盤。これまでの全シングル曲のMVに加えて特典映像としてダンスショット・ヴァージョンやクローズアップ・ヴァージョンも付いていて、YouTube配信時と同様のハイビジョン画質で楽しめるというのが嬉しい。うたちゃん(島村嬉唄)、まなかん(稲場愛香)など現在はいないメンバーの姿には見ていて切なくなるし、やまっき(山木梨沙)、ちぃちゃん(森戸知沙希)、おぜこ(小関舞)、やなみん(梁川奈々美)、むすぅ(船木結)など現役メンバーはデビューから現在までの成長の軌跡を楽しめる。 そしてカンガルメンに「ももちイズム」を注入し育て上げてきたPMももち(嗣永桃子)。卓越したプロ意識の持ち主である彼女の指導のおかげでカンガルメンは大きく成長した。今月末をもってハロプロ卒業・芸能界引退を表明しているももちPM、このビデオ・クリップスはそんな彼女の「置き土産」ともいうべきディスクであろう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/05/18
日本を代表するヴァイオリニストであり、文筆においても高い才能を持つ千住真理子さんの著書。表紙は実兄で日本画家の千住博氏による、ハワイの溶岩台地を描いた作品。2011年の東日本大震災を経験し、「自分は日本人なんだ」と改めて再確認した真理子さんはそれまで手がけてこなかった日本の作曲家を積極的に手がけるようになったという。そんな彼女の音楽家として、また一人の女性としての生活と演奏の日々が率直かつ品位をもって綴られている。第4章『演奏家のサウンドスケープ』(93p〜 )は慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)で開催された講座「クラシック音楽を100倍楽しもう」を収録したもの。真理子さんは千葉工業大学の橘秀樹名誉教授の下で研究員としてステージ・ホール音響の研究に参加した経験を持っており、音響を科学の目で見て、分析することに深い関心がある。彼女の父親である千住鎮雄氏は工学博士号を授与された工学者であり、音響工学に関心を寄せるのは彼女にとっては当然のなりゆきなのだろう。音響工学についての難解な専門用語やらグラフやらが続々と出てくるので文系人間の私にはちょっと難渋したが(笑)、こういう部分もまた千住真理子という独特のスタンスで活動するヴァイオリニストを構成する重要な要素なんだろうな、と感じられた。
つばきファクトリーのリーダー山岸理子(りこりこ)のファースト写真集。小柄で一見おとなしめのルックスながらプロポーションの良さは研修生時代から定評のあったりこりこなので期待していたが、期待以上の出来映えだと断言できる仕上がりである。水着や衣装のチョイス、ポージングなどにも彼女のプロポーションの良さをアピールしようという狙いが感じられ、ファースト写真集にしてはかなり攻めてる内容だと言える。りこりこ本人はリリースの記者会見で「舞台の稽古などで恥ずかしさを取る練習をしたのが役立った」と語っており、彼女自身にとってもチャレンジャブルな企画だったのだな、と感じられた。その甲斐あって、近年のハロ系写真集ではトップクラスの内容だと断言していいのではないだろうか。付録のDVDはメイキングとインタビュー。つばきFのリーダーとしての今後の抱負と決意を力強く語っている。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/05/13
インディーズデビューシングルの『まっさらブルージーンズ』から、ラストシングルの『To Tomorrow/ファイナルスコール/The Curtain Rises』まで、全49曲を網羅した℃-uteの4枚組みベストアルバム(CD3枚・ブルーレイ1枚)。彼女たちの11年のアイドル活動の歩みを俯瞰することのできる、質・量ともにボリュームたっぷりのベストアルバムと言える。ブルーレイは2017年2月9日に東京のCOTTON CLUBで開催された『℃-uteスペシャルライブ2017 〜℃ocktail in ℃OTTON CLUB〜』のライブ収録盤。高画質・高音質で℃-uteの洗練されたパフォーマンスを堪能することができる。比較的小規模の会場での公演のせいもあってか、まるで自分もその場にいるかのような臨場感を味わえる。付録としてミニ写真集もついていて、値段だけのことはあるな、という内容である。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/05/02
ここ最近のハロプロは「クールハロー」路線でエッジのきいたかっこよくてシャープな楽曲が中心になっているけれど、Juice=Juiceの新曲『地団駄ダンス』はユニークでコミカルな味わいがあって、クールハロー以前のこんな感じの楽曲を思い起こさせるようなところがある。『直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜』、『行け行けモンキーダンス』、『幸せきょうりゅう音頭』などに通じる楽曲、という印象。リーダー宮崎由加(ゆかにゃ)、植村あかり(あーりー)の歌割りが大幅に増えていて、この2人の歌唱力が飛躍的に向上したことを物語っている。宮本佳林(かりん)、高木紗友希(さゆべぇ)、金澤朋子(金澤朋子)といった実力者たちもさすがの安定感。いまやJuice=Juiceは平均的な歌唱力という点でハロプロのトップクラスのグループになったと言っていいだろう。爽やかな王道青春ポップス『Feel!感じるよ』の明朗な表現力も聴き応え十分である。このグループの勢いの良さを実感できるシングル盤であろう。 私が購入したのは初回限定盤SPで、DVDは『地団駄ダンス』のMV。往年のバラエティ番組『8時だョ!全員集合』でドリフターズが着ていたようなデザインの半被姿のメンバーたちがバックダンサーの研修生たちを従えて元気よく歌い踊っている。特に曲中での地団駄を踏む振り付けでのかりんちゃんの「顔芸」に注目。見ていて実に楽しいMVである。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/04/23
『イポリートとアリシー』はフランス・バロックの大家ジャン・フィリップ・ラモーの代表作。文豪ジャン・ラシーヌ作の悲劇『フェードル』のスピンオフとも言うべき作品で、古代ギリシャ神話を元にした恋愛劇である。『フェードル』の主要登場人物であるアテナイの王子イポリート(ヒッポリュトス)とアテナイ王族の娘アリシーが運命に翻弄されながらもついに結ばれるというハッピーエンドなオチになっている。 1994年6月、パリ・ヴェルサイユ、王立歌劇場でのライブ録音。フランス古楽器派の雄ミンコフスキとその手兵ルーブル宮音楽隊を中心とした体制での収録である。典雅で華やかなフランス・バロックの世界を緻密に再現している。ライブ収録ながら音質も良好。ただ、CD3枚組で全曲演奏時間3時間弱という超大作であり、聴き通すにはちょっとした根気が要る。通しで聴くと多少の聴き疲れを覚えてしまったのも事実で、聴き手を選ぶタイプの作品だな、と感じた。あくまでもフランス・バロック好きな人用。
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