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　2015/06/05

正直あまり期待しないで購入したのですが、大変すばらしい演奏でびっくりしました。幻想交響曲は以前より買いあさり、たくさんＣＤを持っていますが、私はこの演奏が一番好きです。各楽章に合わせた性格付け、特に第2楽章の優雅な趣は見事だと思うし、何より細部にわたり美しく、時に甘く奏でていて全体を通して洗練された演奏だと思います。パリ管も実に統制がとれていて、この楽団特有の各パートの美しい音色も充分堪能できますし、その響きと色彩は非常に充実しています。「狂気」を前面に押し出した演奏より、美しく流麗な演奏をお好みの方にはおススメです。幻想交響曲を聴く楽しみを再認識させてくれる大切な1枚です。ビシュコフ恐るべし。

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　2014/12/22

比較的シンプルで玄人受けする演奏ではないのかもしれないが、それでもどのディスクよりチャーミングで美しい演奏だと思います。個人的には同曲のベスト盤だと思います。超絶技巧を強調して前面に押し出した演奏はたくさんありますが、私は全く興味がありません。甘美なメロディーを甘美に弾く彼女は素晴らしい。

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　2012/08/27

たまたま店頭で、カップリングされているリストのピアノ協奏曲を聴きたくて試聴しました。しかしついでに聴いたルベルの交響曲に心酔し、購入しました。分かり易く耳触りの良い曲で、私にとっては「名曲」と言うよりは自分を癒してくれる「大切にしたい曲」という感じです。
演奏は、センスが良く溌剌としていて好感が持てます。録音も各楽器の音色をよく拾っていて優秀だと思います。

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　2012/06/03

約30年前、FMでこのアラン・ロンバールの禿山の一夜を聴いて、その演奏の素晴らしさに驚き、この指揮者と楽団が好きになりました。あれから色々聴きましたが、このディスクを凌駕するものには出会えていません。決してロシアの匂いを強調するのではなく、あくまで自分たちの「音」で奏していますが、僕はこのコンビのセンスの良さが好きです。しかしストラスブール・フィルは良い楽団だなあ。

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　2012/01/08

交響曲が美しい。小粋な演奏、軽快な演奏、いろいろなディスクがありますが、流麗で情感に満ちた最高の美演というなら迷わずこのディスクを挙げる。極めて平均点が高く同曲で最も安心して聴ける１枚だと思う。５つ星は交響曲に対して。

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　2011/12/21

特にグリーグが素晴らしいです。これほど北欧の凛とした空気を伝えた演奏も無いと思います。ルプーのピアノもプレヴィンの指揮も、非常に繊細でありながら雄大です。リパッティやリヒテルのディスクの方が巷では有名ですが、僕の耳には、より「グリーグ的」に聴こえるこちらのディスクが一番馴染みます。

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　2011/12/13

白眉はディヴェルティメント。特にK.136は、すばらしいです。こんなに典雅で愉悦に満ちた演奏は他にはありません。ディヴェルティメントとは、本来こんな風に演奏されるべきではないのかなと思わされます。もっと評価されてしかるべきディスクです。

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　2011/12/12

何故この演奏があまり評価されていないのか不思議です。この曲の抒情性や力強さなどを、余すところなく伝えていると思うのですが・・・。ガブリーロフは自分の感性に従ってのびのび弾いており、バックもそれをしっかり受け止めている。隠れた名盤だと思います。