交響曲全集[第0番−第9番] ショルティ&シカゴ交響楽団(10CD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2010年01月07日
出来上がりは予想の通りです。オーケストラを十分に鳴らし、きっちりきっちり進めてゆきます。60年代のショルティのように強烈なティンパニの「張り手」は影を潜め、喨喨と響く金管がここでは主役です。曲によって相性がありまして、良いのは0番・5番・6番。5番はともかく、6番がいいのはやや意外。3・4・7番はまあまあ。8番はどこかそっけない。9番はテンポの乱れがあって仕上げが今一つ。悪いのは2番。印象悪し。とはいえ、録音も含め、相当な高水準の出来であることは申しておきましょう。でも、ブルックナーの魅力はこんなものでは、という気がしてなりません。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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