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ブラームス(1833-1897)

SACD 交響曲全集 ヴァント&北ドイツ放送交響楽団(1995年〜1997年ライヴ)(3SACD)

交響曲全集 ヴァント&北ドイツ放送交響楽団(1995年〜1997年ライヴ)(3SACD)

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年07月28日

    まあ、一言でいえば「硬派のブラームス」ですかな。楽譜にないことはせず、ないものは盛り込まない、かたくなな男のブラームス。正直なところ、それが魅力でもあれば欠点でもありますなあ。これら交響曲の滋味を冷静に味わうということでは、至って結構でしょう。一方、これまで多くの指揮者が聴かせてくれた思い入れとロマンがないのは物足りない、といふところ。たとえば、いかにもイメージ通りの「ドイツ」を感じさせてくれた第1番の演奏(ベーム/ベルリンフィル、ケンペ)、開放感と柔軟さが何とも心地よい第2番の演奏(バルビローリ/ウィーンフィル)、力強くもまた哀感のある第3番の演奏(ボールト/ロンドン響)、まさしくロマンティックな世界を展開した第4番の演奏(ヨッフム/DSK)、といったディスクでブラームスの各交響曲の魅力を知ってしまうと、ここでのヴァント先生の演奏はあまりにもそっけなく、ブラームスを聴く「楽しみ」としての要素が少ないなあ。もちろん、いろんな演奏として比較して優劣を競うとかいう次元を超えて、ヴァント先生ならではの立派なお仕事としての固有の意義をこのセットは持っていますけどね。トータル、ハイレベルながら、なかなかに人を気安く寄せ付けない、いかめしくハードな演奏。録音は良好。優秀というほどでもない気がします。

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  • ★★★☆☆ 

    T.W  |  熊本県  |  不明  |  2012年01月29日

    このSACDについての評価は、いわゆるリマスターが本作品について必要であるかどうかにかかっていると思われます。家のB&W801Dを用いて前作のCDと聴き比べたところ、主観的に言って音質的に大きく改善してはおりません。若干の違いを捉える聴力の持ち主か、マニアでないかぎり、買い換える必要はないかと思います。

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