ピアノ・ソナタ第30番、第31番、第32番 マウリツィオ・ポリーニ(2019)
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好事家 | 千葉県 | 不明 | 2020年03月10日
セッションと記されていますが、少し雑然とした音場と人の気配から、ライブを中心に制作されたものと思います。全体的に早めのテンポでダイナミックな印象を受けるものの、後期のベートーヴェンに頻出するトリラーに若干の不安定さがあり、複雑な気持ちで聴き終えたことを告白させていただきます。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ギマロ | 東京都 | 不明 | 2020年02月24日
最近のポリーニは、よく言えば老境の円熟味だろうが、1970年代の若い頃、今回の曲目を含めて古典から現代音楽までその超絶技巧と打鍵のパワーに圧倒され、ファンとなった経験を持つ身として、今回のベートーベンに限らず、ショパンでも近年の再録音には複雑な思いを抱いていた。やはりその不安は今回も拭いきれ無かった。個人的には残念である。 なお、ここのレビューは本来、実際にディスク等で音楽を聴いた後の印象や感想を書くもの。聴いていないのに思いや要望を記すのは混乱を招くので控えて頂きたい。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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