CD

ブルックナー:交響曲第8番、他 クナッパーツブッシュ

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCW1033
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブルックナー:交響曲第8番、ほか
クナッパーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィル

1963年ステレオ録音。ワーグナーとブルックナーの別格的権威として名高い指揮者、ハンス・クナッパーツブッシュの代表盤。
 録音嫌いの巨匠がこの演奏を遺してくれたことにひたすら感謝したくなる希有な巨大演奏で、ヴァイオリン両翼型の正統的な楽器配置もこの指揮者本来の響きの姿がよく判って申し分ありません。
 終楽章のコーダなど何度聴いても鳥肌ものですが、面白いのは第1楽章冒頭や、第2楽章スケルツォから第4楽章の最後に至るまで頻出する“前打音的”な音型が克明に刻み込まれている点で、この演奏の最大の特徴といいたくなる独特の雰囲気の醸成に奏効しているものと思われます。
 組み合わせはワーグナーの『ローエングリン』第1幕前奏曲と『パルシファル』第1幕前奏曲、および『ジークフリート牧歌』で、どれも評価のきわめて高いものです。
 リマスターも大成功。少々禁欲的に過ぎた地味なMCA国内盤サウンドに較べて、潤い豊かで広がりもあり、なおかつ細部の解像度も十分な音響が演奏の魅力をさらによく伝えてくれています。

内容詳細

ウエストミンスターのニュー・リマスタリング・シリーズ。巨匠クナッパーツブッシュの言わずと知れた超名盤、ブルックナーの交響曲第8番と十八番であるワーグナーを堪能する。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第8番 ハ短調 第1楽章:Allegro moderato
  • 02. 交響曲 第8番 ハ短調 第2楽章:Scherzo.Allegro moderato - Trio.L
  • 03. 交響曲 第8番 ハ短調 第3楽章:Adagio.Feierlich langsam,doch nic

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第8番 ハ短調 第4楽章:Finale.Feierlich,nicht schnell
  • 02. 歌劇《ローエングリン》:第1幕への前奏曲
  • 03. ジークフリート牧歌
  • 04. 舞台神聖祝典劇《パルジファル》:第1幕への前奏曲

総合評価

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クナのブルックナーの代表的名盤と言えると...

投稿日:2008/02/04 (月)

クナのブルックナーの代表的名盤と言えると思います。ブルックナーには本来向かないであろうデッドな響き。クナは内声を厚く鳴らします。朝比奈さんのエクストン盤、ヴァント・ベルリンフィルと並んでベストに挙げます。改訂版を使っているのも珍しく、第3楽章の冒頭の弦楽器がハースやノヴァークでアルコになっているのがピッツィカートになっているのも楽しめます。

金さん さん | 長野県長野市 | 不明

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賛否こんなに分かれているとは思いもよりま...

投稿日:2007/04/24 (火)

賛否こんなに分かれているとは思いもよりませんでした。(録音技術の細かいことを判断する力は私にはありませんが)録音は十分というか、かなりすばらしいと私には思えます。聞こえてくる音楽の大きさ、破綻のまったく感じられない解釈、それをオーケストラを操り完全に表現していると信じられる説得力のある演奏だと思います。とにかく集中して耳を傾けたときに沸き起こってくる感動は、簡単には得られないレベルのものであると私は思います。

悠々楽園 さん | 岐阜県大垣市 | 不明

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私はこの盤とビクターの日本盤を所有してる...

投稿日:2006/09/03 (日)

私はこの盤とビクターの日本盤を所有してるが、聴き比べてみると明らかにこの盤は何らかの手が加えられているのが分かる。それによって一枚のベールが張られたような音になり、質感も丸くなっている。それに対しビクター盤はさすがにマスターテープからおこしただけあって目の前で演奏を聞いているような生々しさがあり躍動感はこの上ない。もし可能であれば日本盤をお勧めする。評価はもちろん音質の差。演奏についてはもう何も述べることはない。

ピョン吉 さん | 島根 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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