ブルックナー・フロム・アーカイヴ 第3巻(2CD)

2024年06月04日 (火) 20:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

ブルックナー・フロム・アーカイヴ
交響曲第3番、第4番/シュミット=イッセルシュテット、アンドレーエ


アメリカ・ブルックナー協会の事務局長で、放送業界でも活躍したジョン・F・バーキーの11,000本にも上るエアチェック・テープから、選りすぐりの音源で交響曲全集をCD化するブルックナー・フロム・アーカイヴ第3巻、いずれも初出音源です。このシリーズは同協会の総裁でブルックナー研究者のベンジャミン・コーストヴェットが監修と解説執筆(欧文)を担当していることも注目です。
 第3番はハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮の北ドイツ放送響。彼はブルックナーの正規録音がありませんが、1950年にフリッツ・エーザーが校訂した第3番第2稿の楽譜が出版された際にいち早くその初演を行っています。マタチッチやスイトナーなど第3番第2稿を好む指揮者が使っていたエーザー版ですが、1980年に第2稿のノーヴァク版が出版されると主流の座を譲りました。しかし両版の大きな違いは第3楽章のコーダの有無(エーザー版には無い)だけということもあり、その後もバレンボイムやドホナーニが使っています。当音源には、第3番の演奏史において重要な役割を果たしたエーザー版と、そのバイオニアとしてのシュミット=イッセルシュテットへのトリビュートが込められているのでしょう。「Tahra」からCD化されたこのコンビの第4番(1966年)と第7番(1968年)に通じる、あわてず騒がず細部を緻密に積み重ねて行く音楽作りが聴かれます。
 フォルクマール・アンドレーエは1953年にウィーン響を指揮して録音した史上初のブルックナー交響曲全集で知られていますが、1906年から1949年の長きにわたり首席指揮者を務めたチューリッヒ・トーンハレ管とは第4番と第9番のスイス初演や交響曲全曲演奏会を行い、生涯でのブルックナー作品指揮回数は250回以上と伝えられています。ここではミュンヘン・フィルを指揮して楽想の変化に応じた細かなテンポとダイナミクスの操作によって作品の持つ威容と深い情感を過不足なく描き出しています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103 (第2稿、エーザー版)

 北ドイツ放送交響楽団
 ハンス・シュミット=イッセルシュテット
(指揮)

 録音時期:1966年12月12日
 録音場所:ハンブルク、ムジークハレ
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 北ドイツ放送のエアチェック
 初CD化

Disc2
● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(第2稿、ハース版)

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 フォルクマール・アンドレーエ
(指揮)

 録音時期:1958年1月16日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 バイエルン放送のエアチェック
 初CD化
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