HMVインタビュー:DJ AK

Friday, October 31st 2008

無題ドキュメント
DJ AK
「オレのスキルがAK47のようにクイックでヤバいからさ(笑)」

--- 日本のファンにまずは自己紹介をお願いします。

DJ AK(以下、A) ワッサップ、日本のみんな!オレはDJ AK、フランスのイーストサイド、69エリアのリオンをレペゼンしてるぜ!

--- フランスのヒップホップ・シーンはどのような感じなのですか?

A うーん、90年代後半は大きなヒップホップのムーブメントがあったんだけど、今はかなりアンダーグラウンドなモノになってるね。ヒップホップを流すラジオ・ステーションはまだ少し残ってるけど。

--- あなたがヒップホップに興味をもったキッカケを教えて下さい。

A 最初はDJやミックス、スクラッチに興味をもったんだ。それから自分でもビートを作りたい、って思ったのでコンピューターを買ったんだ。

--- Pass Passはどのように結成されたのですか?

A Kaldon と学校が一緒で、オレはその時にはDJをやったり、トラックを作ったりしていてウエストコーストなスタイルのラッパーを探していた。そして彼はラップ・グループを組んでいて、ウエストコーストっぽいビートを作れるヤツを探してた。それで一緒に始めるようになったんだ。でもオレは後で加入したから、Pass Passって名前の由来は知らないんだよね

--- ではDJ AKという名前はどういう由来があるのでしょうか?

A オレのスキルがAK47のようにクイックでヤバいからさ(笑)。

--- あなたは何から影響を受けてトラックを作っているんですか?

A 見聞きするもの全てさ。メロディラインが浮かんだら、すぐに携帯に歌を録音してるんだ。スタジオに入った時に思い出せるようにね。

--- あなたのフェイヴァリットなプロデューサーを教えて下さい。

A うーん、Roger Troutmanは基本だな。あとはFredwreckやBattlecat、Daz Dillingerが作るビートもヤバイね。少し違うタイプだと、Stevie Wonderはオレのフェイヴァリットなアーティストのひとりかな

--- なぜトークボックスをプレイするようになったのでしょうか?

A  Zappの「More Bounce To The Ounce」を聴いた時に、あの奇妙なロボットのような声にハマっちゃったんだよ。マジかよ、何でこんなコトが出来んだ…って感じだったね。それで自分自身で、どうやればあんな音が出せるのかを研究しまくったのさ。

DJ AK

--- なぜ今回ソロ・アルバム『Sound Of Tha Tube』をリリースしたのですか?

A グループで音楽を作り出すってのはクールなことだろ。でも自分が100%満足するものじゃないってことも時々ある。オレの好みとメンバーの好みをミックスするわけだし、それはそれですごく良いことだ。ただ、誰でも自分自身の思いどおりにやりたくなるってことがあると思う。別にオレがグループを離れる、とかじゃなく、オレはただ自分自身のやりたいことをソロ・アルバムで表現したかっただけで、それをみんなに感じてもらいたいだけさ。

--- 『Sound Of Tha Tube』と付けたのはなぜですか?

A トークボックスのチューブを通じて生み出される音楽だからだよ(笑)。

--- 何かコンセプトがあったら教えて下さい。

A オレが影響を受けたもの全て、P-FunkやZapp & Rogerからギャングスタ・ラップ、ラティーノ・ミュージックまで、そして色んな類のソウル・ミュージックなんかの要素をミックスしたモノ、って感じかな。

--- DazやGoldie Locらとはどのように知り合ったのですか?

A 何度かL.A.に行く機会があって、そこでラッパーとツルんでるうちに他のラッパーも色々と紹介されたんだ。

--- 今後の活動予定があれば教えて下さい。

A オーケー、まず最初に今は『Killaz From Tha West』ってコンピを作っていて、Bad AzzやKnoc-turn'al、Kokane、Big Prod(South Central Cartel)、Big Hutch(Above the Law)、Mr Shadowなんかが参加している。もちろんPass PassやSur Silvaz、Playamanも参加してるよ。それからPass Passの新作も予定している。FoesumやBo-Rocc(Dove Shack)、JT the Bigga Figga、LVといった90'sのウエストコースト〜ギャングスタ・ラップに捧げるような内容になると思うよ。オレ自身は、Sur Silvaz&Playamanの次のアルバムの制作にも入っていて、来年には出せると思う。たくさんのプロジェクトを進めてるんだ。

--- 最後に何か日本のファンへメッセージをお願いします。

A イェー、オレはマジで全ての日本のファンに感謝してるよ。オレをサポートしてくれてるからね。オレからもファンのみんなに感謝の気持ちを送りたい。DJ AKやPass Pass、Gangsta Zone Recordsを支えてくれてるみんなにも感謝するよ。日本に行ってパフォーマンスを見せる機会が来ることを願っている。I LOVE JAPAN!!!ウエストコーストのギャングスタ・ラップを語る上でオレらのコトはハズせないぜ!マチガイナイ!





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