HMVインタビュー:Samon Kawamura
2008年7月29日 (火)
Samon Kawamura
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Jazzy Sport大プッシュのドイツ在住の日系人トラックメイカーSamon Kawamura。昨年リリースしたデビューアルバム『Translations』は各方面から高い評価
を得ましたが、まだ彼のことをよく知らないという方も多いのでは?Samonが一体何者なのか?どんないきさつでデビューに至ったのか、まずは『Translations』発売時に行った
インタビューを一読あれ! ⇒ 前回インタビュー |
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「自分の中では次のステップに進むことをテーマにして作ったよ」 --- 2nd Albumリリースおめでとう。今はどんな心境? Samon Kawamura(以下S) とにかく締め切り内に完成して、今はほっとしている。自信作だから、どんなリアクションがあるか今から楽しみだよ。 --- 1stをリリースした後に周りの環境などに変化はあった? S そうだね、前作の『Translations』は世界中の音楽好きな人達から、ホントいい反応をもらって嬉しかったね。 中でも一番嬉しかったのは、ああいったSoundをやったことによって、シンクロできるMusic Lover達との出会いが増えたこと。『類は友を呼ぶ』と言うけど、まさにそだったよ。これは僕にとって人間的にも音楽的にも大きい変化だった。 --- 今回の『Unfold』はどういったテーマを元に作られたの? S 前回は100%インスト・アルバムだったけど、今回は1stで得た自信を元に、自分から好きなアーティスト達に声をかけ、ある意味 Collaborationを兼ねた、自分の中では次のステップに進むことをテーマにして作ったよ。 --- Om'mas、Kev Brown、Oh No、Aloe Blacc、Ta'Raachなど、様々なゲストを今回迎えているけど、その人選の意図は?またレコーディングに関して、彼等とのエピソードがあれば教えて。 S まだ制作に入る前にAloe Blaccからレーベルの方に連絡があり、そこで意気投合して、すぐ2日間スタジオでレコーディングしたのが始まりだった。後はその調子でなんとなく自分の好きなアーティストを想像しながらビートを作っていき、トラックができた時点で、すぐにそれに合ったアーティストに連絡して作っていったんだ。だいたいメールと電話でのやりとりだったけど、皆本当に音楽が好きなアーティスト達だって言うのが分かってスムースにできたね。 --- 制作面における前作と際立った違いはある? S 前回のアルバムの制作時は契約のない状態だったから、本当にまず自分だけの為に時間をかけて作ったものだったんだ。でも今回はしっかり契約した後だったから、締め切りとか色々な環境の変化など、自分一人で全て決定できない状況が、前回との大きな違いだったかな。内容的には変わらず自分のやりたいことだけをやったけど、やはり制作前からこれは何時何処でリリースされるのが決まっている中で、どうしてもいいビートが出来ない日が続くと精神的にもかなり追いつめられるよ(笑) 。でもそれも今ではいい経験になったよ。
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