Polly Gibbons 新作完成記念インタビュー
Wednesday, February 27th 2008
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Polly Gibbons インタビュー
Polly 実は、あれは間違いなの(笑)。初めて曲を書いたのは、13歳の時。スローでソウルっぽい感じだったと思うわ。人生に行き詰まっていて、周りがあまりよく見えていなかった私の知人について書いた曲よ。その人に、もっと周りをよく見てっていう気持ちを歌にしたの。 --- イギリスのサフォーク州のご出身だそうですね。新しい世代のシンガーだと、ネイト・ジェイムスなどが同郷人にあたると思いますが、そういったソウル/R&Bのパフォーマー達との交流も多いのですか? Polly ネイトとは、私がロニースコッツ・ジャズ・クラブで歌っている時に、時々会っていたわ。彼もOriginal Vinyl DialectのEPに1曲参加していたのだけれど、その後デビューが決まって、残念ながら契約の問題でリリースされなかったの。ナタリー・ウィリアムスっていう素晴らしいUKの女性シンガーがいるのだけれど、彼女が主催する「Soul Night」にも私たちはよく足を運んでいたわ。 --- たしかブライアン・イーノ、ニック・ロウ、トム・マクレーなんかもサフォーク出身ですよね。音楽的にも様々なスタイルが盛り上がっている土地なのでしょうね? Polly サフォークは、とってものどかな田舎町だけど、いいミュージシャン達を輩出する土地のようね。たくさんの異なったスタイルのミュージシャンが、サフォークから出ているわ。ポップ、ロックから、ヒップホップ、ジャズ、そしてソウル。かなり多くの音楽イベントも主催されていて、アフリカン・ミュージックやレゲエなんかも聴くことができるわ。ジャック・ブルースもサフォークに住んでいて、彼の娘さんのナターシャ・エレノアは、ラテン、ヒップホップ、レゲエといった感じのとてもユニークな音楽をクリエイトしているの。とにかく、サフォークには様々な音楽が溢れているわね。 --- 2006年に英BBCジャズ・アワード新人賞を獲得しています。この頃に、イアン・ショーやジャッキ・ダンクワースとの交流などがあったのですか? Polly イアンとジャッキーは、もっと昔からの知り合いだったの。実は、イアンとは以前、一緒に住んでいた事もあったわ。ジャッキーは、昔サフォークに住んでいて、私が16歳の時に、イアンを紹介してくれて、その後、私のファースト・アルバムをプロデュースしてくれたの。彼ら二人共、とても素晴らしい仕事をしてくれたわ。
Polly 音楽好きの家庭で育ったこともあり、私の家では、ほとんどの種類の音楽が流れていたわ。母は大のクラシック好きで、リズム・アンド・ブルースなんかも好きね。父は農夫だったのだけど、ベースも弾いて、ソウルやリズム・アンド・ブルースのバンドで演奏していたわ。あと、姉たちが、ジャズ、ヒップホップ、R&B、モータウン、ゴスペル、レゲエ、ブラジリアンなどを私に教えてくれたわ。ルーツを特定することはできないのだけれど、そういったような音楽は、全部消化したと思ってるわ。 --- ジャズを聴いたり、歌ったりするようになった、きっかけは何だったのでしょうか? Polly 14歳の頃、ビリー・ホリディの『Lady In Satin』を聴かせてもらい、その中の「I’m A Fool To Want You」に完全にまいってしまったの。つまり、ビリーが、私をジャズに目覚めさせた最初のアーティストということね。そのすぐ後に、マイルス・デイヴィスね。その頃からジャズ・スタンダードを学び始めて、今に至っているということね。 --- 現在のご自身のスタイルに最も影響を与えたシンガーと、その作品を教えてください? Polly 心から好きな素晴らしいアーティストはたくさんいて、そこから多くの影響を受けているから、答えるのが難しいけど・・・ダニー・ハサウェイのソウル、ビリー・ホリディのスイング、ジル・スコットのユーモアのセンスが特に大好きね。音楽には、多くの異なった側面があると思うの。アーティスト、そして人として、常に進化や変化をしようとトライし、その上で正直であれたらと思ってるわ。
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ポリー・ギボンズ
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イギリス、サフォーク生まれの23歳。2006年のイギリスBBCジャズ・アワードに選ばれ、現在最も話題の新人シンガー。同年10月に『What's the Real Reason』でアルバム・デビュー。ジャズ、ソウルを基調としたソウルフルなヴォーカルは、従来のジャズ・シンガーの概念を打ち破る強烈な印象を持つ。英国ジャズ・ヴォーカルの大御所イアン・ショー、ジャッキー・ダンクワースらとのコラボレーションをはじめ、人気ヒップホップ・グループ=Vinyl Dialectとのレコーディング等も行なっている。アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの「Moanin'」を筆頭に、ジェイムス・テイラー、フィービ・スノウらの名曲カヴァーにも挑んだ最新アルバム『Moanin'』が間もなくリリースされる。
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