MyrraインタビューA
Wednesday, February 6th 2008
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Myrra インタビュー
Myrra そうね、音楽面ではもちろんだけど、長年、1週間に6日もステージに立っていると、ステージが第2の我が家みたいになってくるの。大きなコンサート会場や、劇場や、アリーナの仕事にすっかり慣れて、そういう環境がしっくりくるようになったわ。劇場って、どこの国でもすごく似ているの。オーディエンスはそれぞれの国によって全然違うものだけど。だから、私のソロ・キャリアにおいては、ステージやミュージシャンが初めてであっても、すぐに慣れるというアドバンテージができたと思うわ。それに、ミュージカルにしょっちゅう出ていなかったら、たぶんもっと緊張しやすい性格になっていたでしょうね。 --- 作曲法は、独自で学んだのでしょうか?また、いつ頃から曲を作りはじめているのですか?カヴァー曲をボッサ・アレンジにする際、最も注意を払っている点や、苦労する点は? Myrra 曲作りはもう長い間やっているわ。でも、昔は譜面には全く書いてなかったの。そうすると、1日か、2日間は頭に残っていても、そのうち消えてなくなってしまってた。 それに、沢山の素晴らしい音楽を聴いたり歌ったりしてきたけど、自分ではそんないい作品が書けるはずなんてないと思っていたから、実際やろうともしなかたのね。だけどある日、もしかして、自分にも1曲ぐらいなら聴く価値のある歌を書けるかもって思ったの。で、頭に浮かんだことを書き留めて曲を作るようになって・・・・ありったけの勇気をかき集めて人に聞かせてみたら、何とびっくり、気に入ってもらえて。そういう始まりかただったの。 ソングライターとしての正式な訓練は受けていないけど、作曲と読譜と楽器のトレーニングはやっているわ。自分が書いた曲を仲間のミュージシャンに初めて聞かせる時は、今でも緊張しちゃうけど(笑)。 アレンジに関しては、いつもピアノのペーター・ノーダールと密にやっているわ。アイデアが湧くと、それがうまくいくかどうかまず2人でやってみるの。その上で、他のミュージシャンに加わってもらって、そのまますんなり完成することもあれば、どんどん変化していくこともある。常にそういうプロセス。流れに任せなきゃいけないのよね。曲によっては、ボサノヴァのスーツが似合うけど、中にはそれではダメ、というか、ありえないほど合わない時もあるし(笑)。 --- 新作『ミラ・ボッサ』についてお伺いします。ずばり今回のコンセプトは? Myrra プロデューサーのペーターと私で考えたんだけど、もともとボッサとして書かれた訳ではない有名曲を、ボッサにしていく作業が楽しいんじゃないかと思ったの。 --- 選曲はどのようにして?1曲ずつ解説をお願いします。 Myrra @「ララバイ」 − これは私のオリジナル。娘のために、もちろんこのCDのために書いたわ。 A「17歳の頃」 − 昔からこの曲が大好きだったの。でもなかなか歌う機会がなくて。このアルバム用の選曲をしている時、「いよいよそのチャンスが来た!」と思ったの。 B「シュガー・イン・マイ・コーヒー」 − これも私のオリジナル。ロンドンに住んでいた時、お気に入りだったカフェで書いたのよ。 C「ユア・ソング」 − あくまで私の意見だけど、この曲は歴史上最高のポップソングの1つだと思うの。そしてこの曲もずっと歌いたくて機会を探していた1曲で。すごく自然な感じでボッサになってくれたと思うわ。 D「エターナル・フレーム」 − アルバム制作の準備がほぼ整った頃、突然この曲が頭に浮かんだの。最初はうまくやれるかしらと思ったけれど、出来上がりには満足しているわ。 E「ライオン・テイマー」 − コンサートでも歌っていたお気に入りの1曲です。でもライヴではただストレートに歌っていただけだったけど、プロデューサーのペーター・ノーダールが、こんな感じでやってほしいとアイデアを出してくれたの。歌詞と、そこに表されている思いは壊れやすくて美しくて、ナイーヴな少女のような歌だと思うわ。 F「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」 − ビートルズの大ファンなの!十代の頃からいつも聴き続けてきたから、ビートルズの曲は全部、歌詞からギターソロまで、覚えているわ。ジョージ・ハリソンが書いたこの曲はボッサにピッタリだと思えたの。 G「シーズ・リーヴィング・ホーム」 − やっぱりビートルズですもの。これはレノン/マッカートニーだけど。個人的に心に響いた曲なの。 H「トゥー・シャイ」 − ハリウッドで仕事をしている友人がこの曲を教えてくれたの。「絶対歌うべきだ」って言われて。それでやってみたというわけ。 I「ハレルヤ」 − レナード・コーエンの詩はとにかく、刺激的で、いろいろな意味を含んでいて。この曲はすでに何度もカヴァーされてることはわかっていたけど、どうしてもやりたかったの。 --- 今回の日本盤には「タクシードライヴァー」がボーナストラックとして収録されています。もともとは数年前に録音されたものなのに、最近ラジオなどでも人気が再燃しつつありますよね。 Myrra 「タクシードライヴァー」は、W.H.オーデンの『カリプソ』という詩にインスパイアされて、ロンドンにいる時に書いたの。でも舞台はニューヨークよ。私自身も愛する人たちに会うために、空港と街を何度も行き来したことがあって、フライトの時間が待ちきれなくて・・・。タクシーといえば、ニューヨークのイエロー・キャブが浮かぶわ。この曲を歌うときは、頭の中に必ずマンハッタンの風景が出てくるの。
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ミラ プロフィール
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本名ミラ・マルムベリ。アメリカ、シカゴ生まれ、スウェーデン育ちのナチュラル・ビューティ。欧州各国のミュージカルで主演を務め、歌や演技を鍛えてきた実力派シンガー。2002年のデビュー作『Myrra』に続く最新作『Myrra Bossa』では、春のそよ風のようにピュアで自然体な歌声を聴かせてくれます。誰もが1度は耳にしたことがあるポップスの名曲が、優しく瑞々しいアコースティック・ボッサ・アレンジで甦ります。
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