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モーツァルテウムQ/モーツァルト:SQ集

2006年3月2日 (木)

モーツァルテウム・クァルテット
モーツァルト:弦楽四重奏曲集

ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席による、モーツァルテウム・クァルテットによるモーツァルト・アルバム。最初の弦楽四重奏曲、第1番とハイドン・セットからニ短調第15番、「不協和音」の3曲をセレクトして収録しています。
 モーツァルテウムの弦楽四重奏団というと、今までの概念からすると一般的な演奏をしていると思われがちですが、このCDはその既成概念を覆してくれる一枚です。
 初代のモーツァルテウム・クァルテットは1930年に結成され、1955年にはパウムガルトナーがイニシアチブをとって、モーツァルテウム管の主席奏者からなる弦楽四重奏団となっています。1998年からはモーツァルテウム財団より任命された、コンサートマスターでもあるマルクス・トマジがリーダーとなって構成され、ザルツブルク音楽祭だけでなく、ヨーロッパの各音楽祭などへの客演、更にはモーツァルトなどの古典的作品だけでなく、オーストリアの現代作曲家の作品を数多く初演するなど、このところ注目されている弦楽四重奏団です。
 近年、モーツァルテウム管がノリントンやI.ボルトンなど古楽的アプローチを標榜している指揮者の薫陶を得ていることからもわかるように、モダン楽器に古楽の奏法を取り入れることに積極的で、このSQの演奏にも顕著に出ています。また、同時に各パートの主張がバランス良く活かされ、特にハイドン・セットの作品では、ハイドンとベートーヴェンへの系譜を繋ぐ作品群であることが如実に顕れ、第1番ではディヴェルティメント的楽想と非常にマッチした効果的な演奏と言えるでしょう。第15番では、第1楽章展開部フガートの各声部の主題提示、メヌエットでのアクセントの表情付けや硬質感、第4楽章変奏曲での弛緩&緊張の切変え、 《不協和音》では第1楽章序奏部における弓圧の加減の妙技、第4楽章展開部の短調楽想での切迫感などは非常な効果をもたらしています。また、第15番の第4楽章第3変奏のヴィオラのソロは聴きものです。
 なお、第1番第3楽章トリオ部のヴァイオリンの音域は、父レオポルトによって1オクターヴ低くされたものが一般的に流布していますが、ここではモーツァルト自身による版を復元して採用してるというこだわり様も注目です。

モーツァルト
・弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421
・弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465 《不協和音》
・弦楽四重奏曲第1番 ト長調 K.80

モーツァルテウム・クァルテット
 マルクス・トマジ(vn)
 ゲザ・ロンベルク(vn)
 ヘルベルト・リンツベルガー(va)
 マルクス・プジェ(vc)

録音:2005年7月ザルツブルク、ゾンマーホルツ教会[デジタル]

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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