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RCAリビングステレオSACD第4弾

Tuesday, June 7th 2005

往年の優秀録音&名演シリーズ
“LIVING STEREO”ハイブリッドSACD第4弾!
通常CDプレーヤーでも効果絶大のDSDリマスター!
しかもミッド・プライス!

オリジナル・マスターテープより、名エンジニア、ジョン・ニュートン氏が最新テクノロジーを用いてリマスターしたこのシリーズには、すでにメーカーにも数多くの賛辞が寄せられており、ここにその一端をご紹介いたします。

・これは、半世紀前の録音とはとても思えない。最新デジタル録音以上の音質だ!
・たった2本or3本のマイクで捕らえたとは思えないバランス。エンジニアに敬意!
・SACDでなくても、通常CDプレーヤーで聴いても、このDSDリマスター効果は凄すぎる!
・2chで聴いても、楽器の定位が目に見えるように判る。
・オルガンの音や、また大音量になっても、全くビビらない音。
・大太鼓の、耳に聞こえない重低音の空気の波動が、聞こえてくる。
・SACDの音質は更に綿密!SACDプレーヤー&マルチ・サウンドコンポ、一家に1台必須!
・オリジナル・マスターテープの音は、この新リマスター盤でしか再現できない。


第4回発売


【注目盤】


ヴァージル・フォックス/オルガン・アンコール!

リビングステレオのCD化第1弾に選ばれていた名盤が待望のSACD化。ニューヨーク、リヴァーサイド教会のエオリアン・スキナー・パイプオルガンを使用。アメリカにおけるパイプ・オルガン演奏の伝導師的存在であった名手ヴァージル・フォックス[1912-1980]の実力を余すところなく刻印した名録音。
 中でも凄いのはヴィドールのオルガン交響曲第5番からの「トッカータ」でしょう。ダニエル・シュミット監督の映画『ラ・パロマ』で、異様に怖い(?)お母さんの登場シーンにも効果的に使用されたこの曲は、近代オルガン・レパートリーの中では屈指の人気作といえる存在ですが、フォックスのここでの超絶技巧やストップの個性的な使い方には圧倒的なものがあり、ついつい何度も繰り返して聴きたくなる強烈な魅力にあふれています。

J.S.バッハ:
・小フーガ ト短調
・「主よ、人の望みの喜びを」
・トリオ・ソナタ第6番
・「もろ人こぞりて,主に感謝せよ」
・管弦楽組曲第3番より「アリア」

ヘンデル:
・オルガン協奏曲第4番より
・弦楽のための協奏曲第1番」

・W.ボイス:「やすらかな憩いよ」
・H.ムレー:「われらが神はかたき砦」
・パーセル(クラーク編):トランペット・ヴォランタリー
・シューマン:ロ短調のカノン
・ヴィドール:オルガン交響曲第5番より「トッカータ」
・エルガー:「威風堂々」

 ヴァージル・フォックス(org)

 1958年 ニューヨーク、リヴァーサイド教会【3トラック録音】

【交響曲】


ミュンシュ&ボストン響/幻想交響曲[第1回録音]

極めつけ、ミュンシュの十八番、ベルリオースの「幻想」。ミュンシュが最も得意とし、名刺代わりのように世界各地で演奏した「幻想交響曲」の古典的名盤。ライヴも含めると6種類の演奏がCD化されていますが、その中でパリ管弦楽団との1967年盤に匹敵する熱気を孕みながら、アンサンブルの充実度で勝るのがこのボストン響との1954年盤で、ミュンシュ=ボストン響の組み合わせによる最初期のステレオ録音の一つでもあります。名プロデューサー、ジョン・ファイファー会心の「リビング・ステレオ」黎明期の名録音。「ロメオとジュリエット」の「愛の場面」はミュンシュ2度目の全曲盤からの抜粋。

ベルリオーズ:
・幻想交響曲
 1954年11月 ボストン・シンフォニー・ホール【2トラック録音】

・『ロメオとジュリエット』より「愛の場面」
 1961年 ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団

ミュンシュ/『イタリア』『宗教改革』

豪放・磊落なミュンシュのメンデルスゾーン。八重奏曲のスケルツォは初(SA)CD 化。ミュンシュは、ボストン時代にシューベルト、シューマン、メンデルスゾーンなど、初期ロマン派のシンフォニーで熱気溢れる名演を多数録音。メンデルスゾーンでは、熱気渦巻く第4楽章サルタレッロが聴きものの『イタリア』と、気宇壮大な『宗教改革』は、トスカニーニ以来の名盤とされています。今回初めて(SA)CD 化される八重奏曲のスケルツォは、もともと交響曲第3番『スコットランド』のLPのフィルアップで、名コンマス、リチャード・バーギン率いるボストン響の弦楽セクションの実力を堪能できます。

メンデルスゾーン
・交響曲第4番「イタリア」
 1958年 ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

・交響曲第5番「宗教改革」
 1957年 ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

・八重奏曲より「スケルツォ」(弦楽合奏版)
 1960年 ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団

【管弦楽曲】


モートン・グールド/『グランド・キャニオン』

指揮者・作曲者・編曲者として多彩な活動を展開したM.グールドは自ら組織したオーケストラを指揮して、1950年代からRCAにクラシック・ポピュラーの垣根を越えたさまざまな趣向のアルバムを録音しています。コープランドのバレエ組曲2曲と、グローフェの有名な描写音楽をカップリングした当アルバムは、その中でも名演・名録音として知られるもの。

コープランド:
・『ビリー・ザ・キッド』組曲
・『ロデオ』組曲

グローフェ:
・組曲『グランド・キャニオン』

 モートン・グールド(指揮)& ヒズ・オーケストラ

 1957&1960年 マンハッタン・センター【3トラック録音】

ライナー/『ローマの松』『ローマの噴水』

トスカニーニの名盤に匹敵するライナー=シカゴの『ローマの松』。これまた、ライナー=シカゴ響の素晴らしさを知るための恰好の1枚で、オーケストラの各パートの名技(特に金管セクションの見事さ)を完璧にコントロールするライナーの指揮者としての桁外れの才能を刻印。レスピーギの2曲は、トスカニーニ=NBC響の名盤に匹敵する名演で、作品のオーケストレーションの妙が完璧な精度で描き出されており、特に「アッピア街道の松」のクライマックスは圧倒的。ドビュッシーの『海』は特に弱奏でのデリケートなニュアンスが聴きもの。第3曲のコーダではファンファーレの入るスコアを使用。いずれもライナー唯一の録音。

レスピーギ:
・交響詩『ローマの松』
・交響詩『ローマの噴水』
 1959年10月24日 シカゴ、オーケストラ・ホール【3トラック録音】

ドビュッシー:
・交響詩『海』
 1960年2月27日 シカゴ、オーケストラ・ホール【3トラック録音】

フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団

ライナー/ウィンナ・ワルツ集

オーストリア・ハンガリー帝国出身のライナーが振るヨハン・シュトラウスの世界。シュトラウス一家のワルツやポルカを中心に編まれた2枚のLPからの選曲で、粋さや官能的な響きよりも、音楽的純度の高さを感じさせるライナーならではの一味違う名演。かの名ソプラノ、エリーザベト・シュヴァルツコップが「無人島に持っていく1枚」として選んだのが、このライナーのJ.シュトラウスのレコード。『舞踏への勧誘』ではベルリオーズの色彩的なオーケストラの極意が開陳され、『ばらの騎士』のワルツは、作曲者編とは異なる、ライナー自身がアレンジしたものを使用。

J.シュトラウス2世:
・「朝刊」Op.279
・「皇帝円舞曲」Op.437
・「美しく青きドナウ 」Op.314
・「ウィーン気質」 Op.354
・「南国のバラ」 Op.388
・「宝のワルツ」Op.418
・「雷鳴と電光」Op.324

ウェーバー:
・「舞踏への勧誘」(ベルリオーズ編)

ヨーゼフ・シュトラウス
・「オーストリアの村つばめ Op.164」

リヒャルト・シュトラウス:
・楽劇「ばらの騎士」〜ワルツ(ライナー編)

 フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団

 1957年4月、1960年4月 シカゴ、オーケストラ・ホール【3トラック録音】

フィードラー/ポップス・キャヴィア

ロシア音楽の名曲で、シンフォニー・ホールに鳴り響くボストン・ポップスの名演を堪能。フィードラー=ボストン・ポップスは、半世紀にわたるその演奏活動とレコード録音を通じて、全世界の音楽ファンにクラシック音楽の楽しさと素晴らしさを伝道し続けた名コンビ。リビングステレオの時代にも数多くの名演・名録音を残しているが、当アルバムはその中でも録音のクオリティの高さで知られるもの。ボロディンからハチャトゥリアンにいたるロシアの色彩的なオーケストラ曲で、この名コンビならではのききどころを押さえた名演を披露。ボストン・シンフォニー・ホールに響き渡るボストン・ポップスの名技を心ゆくまで堪能できる演奏。

ボロディン:
・「中央アジアの草原にて」
・「イーゴリ公」より2曲

・R.=コルサコフ
・序曲「ロシアの復活祭」
・「熊蜂の飛行」

ハチャトゥリアン:
・「ガイーヌ」より5曲
・「仮面舞踏会」よりギャロップ

チャイコフスキー:
・「エフゲニー・オーネギン」よりポロネーズ
・「眠れる森の美女」よりワルツ

 アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス

 1957&1958年 ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

【協奏曲】


ハイフェッツ/ブルッフ、ヴュータン

RCAのリビング・ステレオながら、デッカのスタッフが収録した異色の録音。ハイフェッツ晩年のステレオによる一連の協奏曲録音のひとつで、いずれも複数あるハイフェッツの録音の中で、決定盤といえる価値を持つ名演。RCAのリビング・ステレオとして発売されましたが、当時RCAが提携関係にあった英デッカのスタッフによってロンドンで収録。録音の神様、ケネス・ウィルキンソンがそのもてる技術の全てを尽くして、ハイフェッツの艶のある独奏ヴァイオリンと、その後ろに大きく広がるオーケストラを絶妙なバランスで収録した名録音。

・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
・ブルッフ:スコットランド幻想曲
・ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番

 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 サー・マルコム・サージェント(指揮) ロンドン新交響楽団

 1962&1961年 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール【2トラック録音】

【器楽曲】


ルービンシュタイン/ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集

永遠の定番、ステレオ録音によるルービンシュタインのベートーヴェンのピアノ・ソナタがSACD化。1962年から63年にかけてニューヨークで録音された、ベートーヴェンのニックネームつきの有名ソナタ4曲をカップリング。ルービンシュタインは、これらの作品に横溢するロマンティシズムをわしづかみにし、スケール雄大にそれぞれのソナタの個性を描き出しています。SACD化により、ルービンシュタインらしい骨太で温かみをたたえたピアノの音色が鮮烈に再現されています。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
・ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
・ピアノ・ソナタ第14番「月光」
・ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
・ピアノ・ソナタ第26番「告別」
 
 アルトゥール・ルービンシュタイン(p)

 1962&1963年 マンハッタン・センター【3トラック録音】

【オペラ】


マリオ・ランツァ/ヒズ・ベスト&「放浪の王者」ハイライト

ニューヨークでイタリア系移民の家庭に生まれ、38歳という若さでなくなったマリオ・ランツァは、第2次世界大戦後の映画出演によって一躍スターに。その輝かしい美声と誰の心にも訴えかけてくる強い表現力によって、幅広い層の聴衆から愛されました。

・【BEST12曲】
「フニクリ・フニクラ」、「彼女に告げてよ」、「マリア・マリ」
「夜の歌声」、「Cantape' me」、「恋する兵士」
「君のママはどうやって?」、「遥かなるサンタ・ルチア」
「光さす窓辺」、「泣かないおまえ」、「五月の夜に」、「パッショーネ」

・【ミュージカル『放浪の王者』ハイライト】(12曲収録)

 マリオ・ランツァ(T)、他

 1958年 ローマ【3トラック録音】


第3回発売


【交響曲】


モントゥー/フランク:交響曲、『ペトルーシュカ』

名指揮者モントゥーの最高の名盤として知られる2曲を豪華カップリング。シカゴ響との唯一の録音となったフランクは、モントゥーにとって3回目の録音となるもので、楽譜のあらゆる細部が立体的に演奏され、重厚でしかも輝かしいシカゴならではのサウンドを余すところなく捉えたリビング・ステレオ最高のオーケストラ録音としても知られるもの。ボストン響の色彩的な響きが最高度に発揮された「ペトルーシュカ」(4管編成の1911年版使用)では、貫禄の情景描写が見事。

・フランク:交響曲ニ短調
 1961年1月7日 シカゴ・オーケストラ・ホール【3トラック録音】

・ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』
 1959年1月25,26,28日 ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

 ピエール・モントゥー(指揮)シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団

ライナー/マーラー:交響曲第4番

ライナーならではの新鮮な視点が光るマーラー解釈!ライナーは決してマーラー指揮者ではなかったし、作曲者との直接のコンタクトもなかったようだが、彼がシカゴ響在任時代に取り上げた交響曲第4番と「大地の歌」という2曲のマーラー作品は、彼らしいストレートな解釈で貫かれたユニークな演奏。定期演奏会で取り上げた直後のセッションで録音された古典的名盤で、「ハイドンの精神で演奏しながら、表現上の抑揚はロマン派のマーラーに相応しいスタイル」と称されるライナーらしいマーラー解釈の典型的な例である。第4楽章における名花デラ・カーザのリリカルな歌も聴きもの。

・マーラー:交響曲第4番
 1958年12月6,8日 シカゴ・オーケストラ・ホール【3トラック録音】

 リーザ・デラ・カーザ(S)
 フリッツ・ライナー(指揮) シカゴ交響楽団

ミュンシュ/ベートーヴェン『運命』『田園』

「運命」「田園」という王道のカップリングによるLP時代最強の名盤。 2曲とも国内盤ではCD化されていたものの、海外盤としては初復刻(「運命」のパピヨン盤は同一演奏のモノラル・ソースを使用)。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のコンサートマスター時代に、フルトヴェングラーやワルターからたっぷりと仕込まれたドイツ伝統のベートーヴェン解釈と、持ち前の迸る情熱が渾然となったミュンシュの指揮のもと、ボストン交響楽団全盛期の迫力に満ちた骨太で雄大なベートーヴェン解釈を堪能できる。熱いミュンシュの指揮が、作品の躍動する魂を描き出す、決定的リマスタリング!

・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調『運命』
 1955年5月2日、ボストン・シンフォニー・ホール【2トラック録音】

・ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
 1955年8月16日、ボストン・シンフォニー・ホール【2トラック録音】

 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団

【管弦楽曲】


ストコフスキーのラプソディーズ

LP発売当初より最高の名録音として高い評価を得ていたもので、黒字にストコフスキーのシルエットがあしらわれ、赤い文字でRhapsodiesとデザインされたジャケットは、ハイファイLPの代名詞のひとつだった。ニューヨーク在住のフリーランスの名奏者を集めたRCAビクター響を自在に駆使して描き出す音の魔術は鬼才ストコフスキーならでは。シンフォニー・オブ・ジ・エアとのワーグナー・アルバムから2曲をカップリング。立体的な音楽に仕立てるストコフスキーらしく、当盤は3ch録音されており、SACDマルチにて本当のストコフスキー・サウンドが再現され聴けるのもポイント。

・リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
・エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
・スメタナ:『モルダウ』
・スメタナ:『売られた花嫁』序曲

 RCAビクター交響楽団
 1960年2月7,18日、ニューヨーク、マンハッタン・センター【3トラック録音】

・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』より第3幕前奏曲
・ワーグナー:『タンホイザー』より序曲とヴェヌスベルクの音楽

 シンフォニー・オブ・ジ・エア
 1961年4月20,21日、ニューヨーク、マンハッタン・センター【3トラック録音】

 レオポルト・ストコフスキー(指揮)

ハイ=ファイ・フィードラー

フィードラー=ボストン・ポップスのリビング・ステレオ期の最高録音の一つ。オリジナルLPのタイトルどおり、定位感のくっきりした臨場感あふれる「ハイファイ録音」で、オーケストラ名曲を楽しめるフィードラーならではの名演集。DSDマスタリングによって、さらにボストン・シンフォニー・ホールを満たす音の雰囲気感が向上しています。

・リムスキー=コルサコフ/:『金鶏』組曲
 1956年11月25日、ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

・ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲
 1956年11月26日、ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

・チャイコフスキー:スラヴ行進曲
 1956年11月26日、ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

・シャブリエ:『スペイン』
 1958年1月26日、ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

・リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
 1960年1月3日、ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

・ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
 1960年1月4日、ボストン・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

 アーサー・フィドラー(指揮)ボストン・ポップス・オーケストラ

【協奏曲】


ハイフェッツ/チャイコフスキー、ブラームス

ハイフェッツとライナー=シカゴ響の火花散る協奏曲2曲。ハイフェッツとライナーはお互いに深い尊敬の念を抱いていたが、協奏曲の録音は当盤に含まれた2曲しか残されていません。ドイツ的な重厚さとは無縁のブラームス、アウアー門下としての本領が十二分に発揮されたチャイコフスキーと、いずれもハイフェッツにしか成し得ない個性的なヴィルトゥオジティを満喫でき、ライナー率いるシカゴ響の見事なアンサンブルが切れ味鋭いハイフェッツのソロを一層際立たせています。ブラームスはハイフェッツにとって2度目の、チャイコフスキーは3度目の録音にあたる。なおこのブラームスはコントラバスを右側に置く変則的なオーケストラ配置によっています。

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 Op.77
 1955年2月21,22日、シカゴ・オーケストラ・ホール【2トラック録音】

・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35
 1957年4月19日、シカゴ・オーケストラ・ホール【3トラック録音】

 ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
 フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団

ルービンシュタイン/ショパン:ピアノ協奏曲第1&2番

第2番は、ルービンシュタイン全盛期1958年にカーネギー・ホールで収録。名エンジニア、ルイス・レイトンがピアノとオーケストラ間の難しいバランスを理想的に解決した「リビング・ステレオ」名録音の一つ。2種類あるルービンシュタインのステレオ録音のうちの最初のもので(オーケストラ序奏は当時の通例として簡略化された形で演奏されている)、オーマンディとの共演盤では聴くことのできない飛び跳ねるような若々しさが印象的。

・ショパン:ピアノ協奏曲第1番
 ニュー・シンフォニー・オーケストラ・オブ・ロンドン
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
 1961年6月8,9日 ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール【2トラック録音】

・ショパン:ピアノ協奏曲第2番
 シンフォニー・オブ・ジ・エア
 アルフレッド・ウォーレンステイン(指揮)
 1958年1月20日 カーネギー・ホール【3トラック録音】

クライバーン&コンドラシン/ラフマニノフ第3番、他

リビング・ステレオSACD第1回発売でベスト・セラーとなった名盤「チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲」に続く、ヴァン・クライバーンのSACD第2弾。ラフマニノフの3番は、チャイコフスキー・コンクールでの優勝直後、故国への凱旋公演で収録されたライヴ録音。クライバーンのたっての希望でわざわざソ連から招かれた名匠コンドラシンの指揮のもと、若きクライバーンの圧倒的な輝かしさを湛えたピアノが爆発的な興奮を呼ぶ。プロコフィエフはその2年後のシカゴでのスタジオ録音で、作品の持つ多彩な魅力を十全に表出した名演・名録音。

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
 シンフォニー・オブ・ジ・エア
 キリル・コンドラシン(指揮)
 1958年5月19日 カーネギー・ホール【3トラック録音】

・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
 ワルター・ヘンドル(指揮)シカゴ交響楽団
 1960年10月22,24日 シカゴ・シンフォニー・ホール【3トラック録音】

【オペラ】


ライナー&ボルク/『サロメ』&『エレクトラ』ハイライト

ライナーのオペラ指揮者としての手腕を刻印した1枚。ライナーはドレスデン時代に「影のない女」の世界初演を果たし、R.シュトラウスの他のオペラも積極的に取り上げ、またメトロポリタン時代にも「サロメ」「エレクトラ」「ばらの騎士」の伝説的な上演を成し遂げていますが、ステレオ録音として残されたこの作曲家のオペラ録音はこのアルバムに収録されたものが全て。当代随一のエレクトラおよびサロメ歌いとして知られていたソプラノ、インゲ・ボルクの絶唱と、ライナー=シカゴ響の力強いバックアップがききものです。オーケストラ配置の変化にも注目(ライナー=シカゴ響の最初のセッションで収録された「7枚のヴェールの踊り」はヴァイオリン両翼配置)。

・R.シュトラウス:歌劇『エレクトラ』より
 1:エレクトラのモノローグ「ひとりだ!たったひとりだ!」
 2:エレクトラとオレストの再会「何をお望みなの、見知らぬ人よ」
 3:フィナーレ「エレクトラ!ねえさん!」

 インゲ・ボルク(S)
 パウル・シェフラー(Br)
 フランセス・イーンド(S)
 1956年4月14,16日、シカゴ・オーケストラ・ホール【2トラック録音】

・R.シュトラウス:楽劇『サロメ』より
 1:「7枚のヴェールの踊り」
 2:フィナーレ「ああ!私にキスさせてくれなかったわね」

 インゲ・ボルク(S)
 1954年3月6日、1955年12月10日 シカゴ・オーケストラ・ホール【2トラック録音】

 フリッツ・ライナー(指揮) シカゴ交響楽団

モッフォ/オペラ・アリア集

可憐な容姿と美声で一世を風靡したアメリカのソプラノ、アンナ・モッフォ。当アルバムはモッフォがセンセーショナルなメト・デビューを飾った翌年にローマで収録されたオリジナルのオペラ・アリア集で、これがRCAデビュー盤となった。「ファウスト」「ディノーラ」「ラクメ」など華麗なコロラトゥーラを駆使するアリアを中心に、モッフォ20代の新鮮な歌唱がたっぷり味わえる1枚。

1:グノー/「ファウスト」〜宝石の歌
2:プッチーニ/「ボエーム」〜私の名はミミ
3:マイヤベーア/「ディノーラ」〜影の歌
4:ビゼー/「カルメン」〜何を恐れることがありましょう
5:ロッシーニ/「セミラーミデ」〜麗しい光が
6:プッチーニ/「トゥーランドット」〜おきき下さい、王子様
7:プッチーニ/「トゥーランドット」〜氷のような姫君の心も
8:ドリーブ/「ラクメ」〜鐘の歌

 アンナ・モッフォ(S)
 トゥリオ・セラフィン(指揮)ローマ歌劇場管弦楽団
 1960年7月28-8月1日 ローマ歌劇場【3トラック録音】


第2回発売


【交響曲】


ライナー:ドヴォルザーク『新世界より』『謝肉祭』、他

民族的な粉飾を脱し、純音楽的に極められたライナーならではの『新世界』!
ライナーが残した唯一の『新世界』は、聴き慣れた作品からも新たな魅力を引き出し、音楽的な純度を際立たせるライナーの手腕が発揮された名演。ドヴォルザークの音楽に特有のローカルな雰囲気を感じさせず、絶対音楽としての美しさを極めた演奏で、特にイングリッシュ・ホルンの名ソロが聴ける第2楽章の静かな美しさは、惚れ惚れするほど見事。躍動感あふれ、楽しい気分が横溢する『謝肉祭』『売られた花嫁』『バクパイプ吹きのシュヴァンダ』からのポルカとフーガを併録。

・ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
 1957年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』Op.92
 1956年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

・スメタナ:歌劇『売られた花嫁』序曲、
 1956年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ワインベルガー:歌劇『バグパイプ吹きのシュヴァンダ』〜ポルカとフーガ
 1956年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

 フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団

【管弦楽曲】


ボストン・ポップスの『ラプソディー・イン・ブルー』

フィードラー&ボストン・ポップスは、半世紀に渡るその演奏活動とレコード録音を通じて。全世界の音楽ファンにクラシック音楽の楽しさと素晴らしさを伝導しつづけた名コンビ。当アルバムは、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして知られ、トスカニーニともガーシュウィン(ピアノ協奏曲ヘ調)を共演したアメリカの名手アール・ワイルド(b.1915)との共演になるガーシュウィンの名曲4曲を収録したもの。ガーシュウィン作品の魅力を余すところなく伝える決定盤の一つで、RCAの『リビング・ステレオ』ならではの優秀な録音も特筆もの。

・ガーシュイン:『ラプソディー・イン・ブルー』
 1959年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ガーシュイン:『パリのアメリカ人』
 1959年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ガーシュイン:ピアノ協奏曲ヘ調
 1961年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ガーシュイン:『キューバ序曲』
 1961年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ガーシュイン:“I Got Rhythm”による変奏曲
 1961年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

 アール・ワイルド(p)
 アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス

ボストン・ポップスの『パリの喜び』

フィードラー&ボストン・ポップスが、オーケストラ音楽の醍醐味を満喫させてくれる、ご機嫌なバレエ音楽集。1954年6月に録音された『パリの喜び』は、フィードラー&ボストン・ポップスとしては最初期の『リビング・ステレオ』に当たり、音響効果抜群のボストン・シンフォニー・ホールに拡がる華やかな響きを余すところなく捉えた名録音としても有名なアルバム(収録担当はファイファーとチェイスの名コンビ)。レスピーギがロッシーニの『老いのあやまち』から編んだバレエ曲『風変わりな店』は、全編明るい響きに彩られた楽しい作品。いずれの作品でも、フィードラーのわかりやすい音楽作りが魅力的です。

・オッフェンバック(ローザンタール編):バレエ『パリの喜び』
 1954年、ボストン・シンフォニーホール【2トラック録音】

・ロッシーニ〜レスピーギ:バレエ『風変わりな店』
 1956年、ボストン・シンフォニーホール【2トラック録音】

 アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス

ミュンシュのボレロ!

ミュンシュ&ボストンによるフランス音楽はいずれも後世に残すべき名演ぞろいですが、中でもベルリオーズ作品と並んで最も高く評価されているラヴェルとドビュッシーの作品を収録。ラヴェルの名曲3曲における色彩的な音感、明快でパリッと冴えた響き、圧倒的な高揚感、そしてスペインへの憧れとエキゾティシズムを存分に満喫させる『管弦楽のための映像』と、この名コンビの充実ぶりが刻印されている名演ぞろい。『スペイン狂詩曲』は同時期に録音されたライナー&シカゴ響盤との聴き比べも興味深いところ。

・ラヴェル:『ボレロ』
 1956年、ボストン・シンフォニーホール【2トラック録音】

・ラヴェル:『ラ・ヴァルス』
 1956年、ボストン・シンフォニーホール【2トラック録音】

・ラヴェル:『スペイン狂詩曲』
 1956年、ボストン・シンフォニーホール【2トラック録音】

・ドビュッシー:『管弦楽のための映像』
 1957年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団

ライナーのシェエラザード

『シェエラザード』は、『展覧会の絵』同様に、ライナー&シカゴの豪華なヴィルトゥオジティがいかんなく発揮された名演奏・名録音の一つ。ライナーが生涯で唯一演奏会で取り上げた直後に録音され、ブリリアントな金管、ニュアンス豊かな木管、そしてコンサートマスター、シドニー・ハースの見事なソロとゴージャスなストリング・セクションなど、作品のオーケストレーションの見事さを浮き彫りにした完璧無類の演奏です。一方、ストラヴィンスキーの『うぐいすの歌』では、それとは対照的に、点描主義とてもいうべき音の節約ぶりが際立っています。いずれもライナー唯一の録音。

・リムスキー&コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』
 1960年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ストラヴィンスキー:交響詩『夜うぐいすの歌』
 1956年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

 フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団

モートン・グールド/ブラス&パーカッションの饗宴

リビング・ステレオ最初期ながら、今でも色褪せない名録音として知られる、鬼才モートン・グールド最高の名盤。ブラスとパーカッションの迫力ある超優秀録音に衝撃!
モートン・グールド(1913-1996)は、指揮者・作曲者・編曲者として多彩な活動を展開した才人音楽家。『リビング・ステレオ』時代には、自ら組織したオーケストラを指揮して、クラシック・ポピュラーの垣根を越えたさまざまな趣向のアルバムを録音。フィードラー同様、ポピュラー音楽ファンにもクラシック音楽の魅力を伝え続けました。

1.星条旗よ永遠なれ(スーザ)
2.パレード~パーカッションのための(グールド)
3.オン・パレード(スーザ)
4.忠誠(スーザ)
5.ジュビリー(ゴールドマン)
6. 7月4日~独立記念日(グールド)
7.海を渡る握手(スーザ)
8.リパブリック賛歌(グールド)
9.国民の象徴(バグリー)
10.木陰の散歩道(ゴールドマン)
11.雷神(スーザ)
12.アメリカン・ユース・マーチ(グールド)
13.自由の鐘(ゴールドマン)
14.ハッピー・ゴー・ラッキー(ゴールドマン)
15.ワシントン・ポスト(スーザ)
16.闘牛士(スーザ)
17.エル・カピタン(スーザ)
18.アメリカ野砲隊(スーザ)
19.ディキシー(エメット~グールド編)
20.士官候補生(スーザ)
21.サウンド・オフ(スーザ)
22.コーコランの候補生(スーザ)
23.アメリカン・パトロール(ミーチャム~グールド編)
24.ヤンキー・ドゥードゥル(グールド編)
25.マンハッタン・ビーチ(スーザ)
26.国民防衛軍(スーザ)

 モートン・グールド・シンフォニック・バンド
 1956&1959年、ニューヨーク・マンハッタン・センター【2トラック&3トラック録音】

【協奏曲】


ルービンシュタイン/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

ブラームスは、ライナー&シカゴ響のRCA初録音となったR.シュトラウス『英雄の生涯』『ツァラトゥストラはかく語りき』の1ヶ月後に録音された名盤で、ルービンシュタインが残した3種類の録音の中で最初のもの。気性の激しいニ人のアーティストの個性がぶつかり合うことによって生まれた、エキサイティングな名演です。ルービンシュタインとライナー&シカゴの共演は、このブラームスのほかにラフマニノフの第2番と『パガニーニ狂詩曲』を録音しただけなので貴重な記録といえます。ちなみに、オーケストラはヴァイオリン両翼配置を採用しています。

・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
 ルービンシュタイン(P)ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
 1954年、シカゴ・シンフォニー・ホール【2トラック録音】

ピアティゴルスキーの、チェロ協奏曲

フルトヴェングラー時代にベルリン・フィルの首席チェロ奏者をつとめ、ハイフェッツ、ルービンシュタインとの100万ドル・トリオでも知られるロシア出身の名チェリスト、ピアティゴルスキーによるドヴォルザークとウォルトン。ミュンシュの雄々しい伴奏を得て、名作協奏曲が生き生きと蘇ります。ちなみにウォルトンの作品は世界初演直後の初録音。

・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1960年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

・ウォルトン:チェロ協奏曲
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1957年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

ハイフェッツ/シベリウス、グラズノフ、プロコフィエフ協奏曲集

シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、ハイフェッツが1934年に世界初録音して世に伝播した作品で、これはその四半世紀後の再録音にあたります。グラズノフとプロコフィエフも、ハイフェッツの録音によって知られるようになった作品であり、これら3曲を収めたこのアルバムは、まさにハイフェッツの真骨頂を味わえる好企画といえるでしょう。一点の曇りもない完璧な技術と、技術だけに終わらない演奏の雰囲気が見事に収められたこれらの録音からは、ハイフェッツの真の素晴らしさがビシビシ伝わってきます。

・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
 ウォルター・ヘンドル(指揮)シカゴ交響楽団
 1959年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
 ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1959年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
 ウォルター・ヘンドル(指揮)RCAビクター交響楽団
 1963年、カリフォルニア、サン・マルコ・シビック・オーディトリアム【3トラック録音】

【声楽曲】


ミュンシュのベルリオーズ/レクイエム

ティンパニ10台を含む大規模なオーケストラ、テノール独唱、混声合唱のほかに、4群のバンダを必要とするこの大曲の名演・名録音として知られる名盤の待望のSACD化。ボストンのシンフォニー・ホールに響き渡る壮麗な鎮魂歌。輸入盤ではCD初期以来発売してなかったこの名盤の復活。バイエルン放送響とのDG録音との比較も興味深いところです。

・ベルリオーズ:レクィエム Op.5
 レオポルド・シモノー(t)
 ニュー・イングランド音楽学校合唱団
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1959年:ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

第1回発売


【交響曲】


ミュンシュ/『オルガン付』『海』『寄港地』
・サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付』
・ドビュッシー:『海』
・イベール:『寄港地』
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1956&1959年 ボストン・シンフォニー・ホールでの録音【3トラック録音】

モントゥー/チャイコフスキー:『悲愴』
・チャイコフスキー/交響曲第6番『悲愴』
 ピエール・モントゥー(指揮) ボストン交響楽団
 1955年 ボストン・シンフォニー・ホールでの録音【2トラック録音】

【管弦楽曲】


ライナー/『管弦楽のための協奏曲』『弦チェレ』『ハンガリーの風景』
・バルトーク:『管弦楽のための協奏曲』【2トラック録音】、
・バルトーク:『弦楽器、打楽器とチェレスタの音楽』【3トラック録音】
・バルトーク:『ハンガリーの風景』【3トラック録音】
 フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
 1955年、1958年 シカゴ・オーケストラ・ホールでの録音 

ライナー/『展覧会の絵』、『はげ山の一夜』ほか
・ムソルグスキー:『展覧会の絵』(ラヴェル編)
・チャイコフスキー:小行進曲(組曲第1番ニ短調Op.43より) 
・ムソルグスキー:交響詩『はげ山の一夜』(リムスキー=コルサコフ編)
・ボロディン:歌劇『イーゴリ公』〜ダッタン人の行進
・チャイコフスキー:スラヴ行進曲Op.31
・カバレフスキー:歌劇『コラ・ブレニョン』序曲
・グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
 フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
 1957年&1959年 シカゴ・オーケストラ・ホールでの録音【3トラック録音】

ミュンシュ/『ダフニスとクロエ』
・ラヴェル:『ダフニスとクロエ』
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1955年 ボストン・シンフォニー・ホールでの録音【2トラック録音】

ライナー/『ツァラトゥストラはかく語りき』『英雄の生涯』
・R.シュトラウス:『ツァラトゥストラはかく語りき』
・R.シュトラウス:『英雄の生涯』
 フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
 1954年録音 シカゴ・オーケストラ・ホールでの録音【2トラック録音】

【協奏曲】


ハイフェッツ/ベートーヴェン&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調【2トラック録音】
・メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調【3トラック録音】
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 シャルル・ミュンシュ(指揮) ボストン交響楽団
 1955年,1959年 ボストン・シンフォニー・ホールでの録音

クライバーン/チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
 ヴァン・クライバーン(p)  キリル・コンドラシン(指揮) RCA交響楽団
 1958年 カーネギー・ホールでの録音【3トラック録音】
・ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番
 ヴァン・クライバーン(p) フリッツ・ライナー(指揮) シカゴ交響楽団
 1962年 シカゴ・オーケストラ・ホールでの録音【3トラック録音】

【器楽曲】


ルービンシュタイン/ショパン:バラード&スケルツォ
・ショパン:バラード第1〜4番
・ショパン:スケルツォ第1〜4番
 アルトゥール・ルービンシュタイン(p)
 1959年 マンハッタン・センターでの録音【3トラック録音】

【オペラ】


レオンタイン・プライス 〜オペラ・アリア集
・『アイーダ』より【3トラック録音】
・『トロヴァトーレ』より【2トラック録音】
・『蝶々夫人』より【3トラック録音】
・『トスカ』より【3トラック録音】
・『トゥーランドット』より【3トラック録音】
・『つばめ』より【3トラック録音】
 レオンタイン・プライス(S)
 オリビエロ・デ・ファブリティース(指揮)ローマ歌劇場管弦楽団
 アルトゥーロ・バジーレ(指揮)ローマ歌劇場管弦楽団
 1959&60年 ローマ歌劇場での録音 

【Living Stereoとは】

1950年代半ばから1960年代初頭、ステレオ技術にこそレコードの将来性を感じたRCAは積極的に2チャンネルおよび3チャンネル録音を推進。ライナー、ミュンシュ、モントゥー、ルービンシュタイン、ハイフェッツ、フィードラーなどの名演奏家たちの決定的な解釈が、ずば抜けた鮮度と立体感を誇る音質によって次々と録音されました。
 1958年になってウエスタン・エレクトリック社によりステレオLPレコードの技術が開発され、同じ年、RCAはついに念願のステレオLPレコードを発売、『ハイファイ・ステレオ』の黄金時代の幕開けを告げたのです。
 RCAのチーフ・エンジニア、ルイス・レイトンを中心に試行錯誤を経て考え抜かれたセッティングにより、ノイマンU-47やM-49/50などのマイクロフォンとRT-21(2トラック)やAmpex社製300-3(3トラック)といったテープ・デッキで収録されたサウンドは、半世紀近く経た現在でも、バランス、透明感、空間性など、あらゆる点で超優秀録音として高く評価されています。


【今回のSACD化について】

 今回のSACD化では、名マスタリング技術者 John Newton氏を中心として、Philipp Nedelと Mark Donahueも加わり 、Soundmirror社の最新テクノロジーによってリマスターが行われています。

《ENGINEERING NOTES:John Newton, Soundmirror Inc.》
Living Stereo は、最も自然でありスリリングな録音で、現在でも他の録音に全くおとらないものです。これらは適切な場所にマイク・セッティングされ、すばらしいバランスでオリジナル・テープに記録されています。3chで録音されているものは、LPになったとき、またCD化されたときにセンター・チャンネルはL・Rチャンネルに振り分けられました。今回初めてSACDでマルチ・チャンネルが可能となったため、3ch録音のオリジナルのバランスのままで皆様にお聞かせできるようになりました。ただし2ch録音のものは、そのまま2chでの収録です。これは当時のヴィジョンであり、当時のプロデューサー・エンジニアに敬意をはらってのことです。今回のリマスターにおいては、全ての信号経路を最短に保ち、信号ロスができるだけ無いようにしました。また再建された特製の『Studer-Aria』アナログ・テープ・レコーダーから、プレミアムSiltechケーブルで直接dSCコンバーターに接続されています。このデータは、SACDデータに直接コード化されます。したがって、このスタジオで聞いているように、リスナーはこれらのコンバーターの出力を聞くことができます。DSDプログラムは本質的にはアナログ・テープと同じです。このSACDで再生される音は、それぞれの歴史的な録音の忠実なコピーです。私たちは必要最小限のリマスターを行いましたが、オリジナル・テープは『改良』をするほどの信号処理は必要ありませんでした。それは並外れた質での録音が保たれているからです。21世紀の最新技術を再習得しながら最適に利用して、我々はリスナーの新しい世代のために、最高の20世紀録音技術を公平に扱ったと信じます。

★John Newton・・・ ドルビー研究所に所属、ヴァンガード・レコードのエンジニアを経て、1972年にSoundmirror社を設立。フィリップスUSにてSACD設立技術者を兼任。現在SACDマルチセッションのスペシャリストとして活躍中。今までに、グラミー賞を最優秀録音エンジニア部門で2度受賞している。
★Philipp Nedel・・・ ベルリン芸術大学出身、TELDEC Classicsで10年間エンジニアを務め、1991年よりSoundmirror社に勤める。『クレーメル&Kremerata Balticaの録音』でグラミー賞受賞。
★Mark Donahue・・・ マサチューセッツ工科大学出身、1992年よりSoundmirror社のチーフ・エンジニアとして勤める。年間200以上ものタイトルを手がける。またSoundmirror社のアナログ・マスタリングのために、Studer製 と Ampex製の独自なアナログ・テープ・マシンを再建した。
★Soundmirror社・・・ John Newtonによってボストンに設立された、最新テクノロジーを持った、録音とマスタリングを手がけるスタジオ。特にクラシック録音には定評があり、グラモンフォン、EMI、Decca、Koch、BMG、SONY、シャンドス、フィリップス、テラーク、ナクソス、 等様々なレーベルの録音&マスタリングを行っている。さらにSACDマルチ・チャンネル用マスタリング技術は、様々なメーカーがゆだねている。


【3トラック録音&2トラック録音について】

 Living Stereo は、前述のように『2トラック録音』と『3トラック録音』の2種類があります。『3トラック録音』では、SACDマルチチャンネル・レイヤーに3チャンネル(L、R、センター)として収録されています。録音した3チャンネル録音の状態そのまま再現可能となり、これは今回初の試みとなり、リスナーが初めて耳にするサウンドです。もちろん全てのレイヤー(CD:2ch, SACD:2ch, SACD:マルチch)で、オリジナル・マスターテープから最新リマスター処理が行われています。
  BMGのオリジナル・マスターテープは、国外持ち出し禁止のため、ボストンにあるSoundmirror社でリマスター。その後、SACDプレス技術で定評ある工場のドイツ・ソノプレスにてプレスが行われます。(Sonopress社はBMG(ベルテルスマン)の自社工場で、BMGだけでなくヨーロッパの様々なレーベル(ハルモニア・ムンディ・フランスやNAXOS等)、マイクロソフト等のCD-ROMや、DVDのプレスを手がける、世界最大の生産量(日産100万枚以上)を誇る工場です。またSACDプレス技術の優秀さは、SONY&フィリップスにも認められています。  

※SACD盤自体はドイツでプレスされ、アッセンブリ(商品最終完成)はアメリカで行われます。

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

featured item

V.fox Encores

SACD Import

V.fox Encores

Price (tax incl.): ¥2,530
Member Price
(tax incl.): ¥2,201

Release Date:07/February/2006

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RCAリヴィング・ステレオSACD

RCAリヴィング・ステレオSACD