トップ > 音楽CD・DVD > ニュース > クラシック > オペラ > フランコ・コレッリ氏、ミラノにて逝去

フランコ・コレッリ氏、ミラノにて逝去

2003年10月30日 (木)

20世紀を代表するテノールの一人、フランコ・コレッリ氏が、10月29日、入院先のミラノの病院で82歳で亡くなりました。今年の8月に発作に倒れ、病状が心配されていた矢先のことでした。心よりご冥福をお祈りいたします。

 フランコ・コレッリは1921年4月8日、イタリアのアンコーナに誕生。彼は最初、造船会社に勤めますが、アマチュアのコンテストに優勝したことから、短期間ながらペーザロ音楽院に学んでさらに歌唱力を磨き上げ、1950年のフィレンツェ五月祭のコンクールでみごと優勝を飾ります。

 翌年、スポレートで上演された『カルメン』のドン・ホセ役でオペラ・デビュー。1953年には、フィレンツェでプロコフィエフの『戦争と平和』に出演、翌1954年にはトリエステで『ノルマ』のポリオーネ役を歌い、マリア・カラスとの共演ということもあって大評判となります。
 同年12月、ミラノ・スカラ座の「スポンティーニ生誕180周年記念公演」の一貫としておこなわれた『ラ・ヴェスターレ』で、マリア・カラスの相手役リチニオを歌って輝かしい成功のうちにスカラ座デビューを果たします。

 以後、その強靭なリリコ・スピントの声と、美しく華麗な舞台姿によって、世界の歌劇場で活躍し、カラスやテバルディ、バスティアニーニなどと共にイタリア・オペラの黄金時代を築き上げたのです。その名声と人気は、1976年に引退するまで衰えることはありませんでした。

 来日は3度、1971年の単身でのリサイタルと、1973年のレナータ・テバルディとのジョイント・リサイタル、そして1975年のメトロポリタン歌劇場の引越し公演に参加というものでした。

 コレッリの人気は世界的なもので、海外のオペラ好きや日本のオペラ・フリークの間ではいまだに神格化された存在です。その劇的な激しさから情感豊かな優しさ・悲しみまで深く表現することのできた特別な才能にはいまなお多くの賛辞が寄せられており、オペラにドラマを求める人々にとっての最高の規範であり続けています。

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

featured item

F.corelli The Very Best Of Singers

CD 輸入盤

F.corelli The Very Best Of Singers

価格(税込) : ¥1,980
会員価格(税込) : ¥1,723

発売日:2003年07月19日

  • 販売終了

%%header%%閉じる

%%message%%

フランコ・コレッリ

フランコ・コレッリ

洋楽3点で最大30%オフ このアイコンの商品は、 洋楽3点で最大30%オフ 対象商品です