テミルカーノフの世界

2003年9月25日 (木)

巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界
YURI TEMIRKANOV: GREAT RECORDINGS FROM HIS RCA YEARS


音楽の持つダイナミズムを極限まで燃焼させるロシアのカリスマ的巨匠、テミルカーノフの名演を4タイトルに凝縮。
[1]チャイコフスキー:後期交響曲集
[2]プロコフィエフ:交響曲第5番&平和の守り
[3]チャイコフスキー:くるみ割り人形(全曲)
[4]シェエラザード&展覧会の絵〜ロシア管弦楽名曲集

●巨匠ユーリ・テミルカーノフ(1938年生)は、マリス・ヤンソンス(1943年生)、ヴァレリー・ゲルギエフ(1953年生)と並び、21世紀ロシアを代表する三大指揮者の一人。指揮棒を持たない流麗な指揮ぶりから生み出されるスケール雄大な音楽づくりは聴衆に熱狂的な反応を呼び起こし、灼熱のロシア魂を爆発させる情熱的な音楽解釈は、カリスマ的な輝きを帯びている。現在はサンクトペテルブルク(旧レニングラード)・フィルの芸術監督・首席指揮者(1988年〜)、ボルティモア交響楽団の音楽監督(2000年〜)、デンマーク王立管弦楽団の首席客演指揮者(1998年〜)を兼任し、前2者とは日本にも定期的に来演を重ね、チャイコフスキーやショスタコーヴィチの交響曲ツィクルスなどロシア音楽を中心に幅広いレパートリーで絶賛を博している。2000年の読売日響への客演も、オーケストラ、聴衆双方から熱狂的な支持を得たことは記憶に新しい。

●このシリーズは、テミルカーノフが十八番とするロシア音楽のレパートリーを中心にCD 2枚組4タイトルに集大成したもので、長らく入手困難だったサンクトペテルブルク・フィルとのチャイコフスキーの後期交響曲集をはじめ、プロコフィエフの秘曲オラトリオ「平和の守り」、バレエ指揮者としての本領を発揮した「くるみ割り人形」全曲、珍しいニューヨーク・フィルとの爆裂的大演奏の「シェエラザード」など、テミルカーノフならではの濃厚な情緒を堪能できる名盤ぞろいである。


巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界[1]
チャイコフスキー:後期交響曲集/
テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィル


テミルカーノフ&サンクトペテルブルクの真骨頂を聴かせる、極め付きのチャイコフスキー。
●テミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルの代表的名演として高く評価されている名盤のオリジナルの形での復活。テミルカーノフはこの録音の2〜3年前に全集の一環としてロイヤル・フィルとこれら3曲をRCAに録音しているが、それにも関わらず短期間での再録音となった。イギリスのオーケストラでは実現できなかった、極限までおさえたテンポ設定による雄大なスケールの演奏が展開されてゆく。チャイコフスキーの音楽が求めるあらゆる要素を実際の音として具現化させた、これら3曲における決定的な解釈として、長らく聴き継がれていくべき名盤である。

[収録曲]
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)
1.交響曲第4番ヘ短調Op.36
2.交響曲第5番ホ短調Op.64
3.交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
[演奏]
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
[録音]
1992年1月8日、9日&11日、サンクトペテルブルク、フィルハーモニー・ホール


巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界[2]
プロコフィエフ:交響曲第5番&平和の守り/
テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィル、ロイヤル・フィル

日本初発売の「平和の守り」を含む、プロコフィエフの多彩な作風を絶妙に解釈する、テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィルの魅力を全開にさせた作曲者没後50年記念アルバム。
●今年生誕50年をむかえるロシアの大作曲家プロコフィエフの多彩な作風を堪能できる2枚組。テミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルのコンビによるスタジオ録音の第1弾となったのが、CD1の2曲、プロコフィエフの7曲ある交響曲の中で最も大規模で構成感の明解な交響曲第5番と、ウィットに富んだ色彩的なオーケストレーションで知られる「キージェ中尉」である。CD2には、今回が日本初発売となる、戦後ソ連のジダーノフ批判に対して書かれ、1951年のスターリン賞を受賞したオラトリオ「平和の守り」と、テミルカーノフの盟友スピヴァコフとの名演、ヴァイオリン協奏曲第1番を収録。「平和の祈り」は、現在日本のカタログには録音がなく、貴重な発売となる。

[収録曲]
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
CD1
1.交響曲第5番変ロ長調Op.100
2.組曲「キージェ」中尉Op.60
(1)I.キージェの誕生
(2)II.ロマンス
(3)III.キージェの結婚
(4)IV.トロイカ
(5)V.キージェの葬式
CD2
3.オラトリオ「平和の守り」Op.124  日本初発売
(1)I.大地には今だ戦争の爪あとが残る
(2)II.いま10歳の子供ならば
(3)III.栄光の都市、スターリングラード
(4)IV.揺るぎない平和で英雄たちに報いよう
(5)V.戦争など望んでいない
(6)VI.平和の鳩
(7)VII.子守歌
(8)VIII.平和の祝典にて
(9)IX.天上での会話
(10)X.全世界は戦争を持って戦争を阻止しようとする
4.ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19

[演奏]
1.-3.:サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
3.ニコライ・マルトン(語り)、イリーナ・サヴィツコヴァ(ナレーター)、
ズラータ・ブリチェヴァ(メゾ・ソプラノ)、ヴィクトル・リャヴキン(ボーイ・アルト)、
グリンカ音楽院少年合唱団[合唱指揮:ヴラディーミル・ベグレツォフ]
サンクトペテルブルク合唱団[合唱指揮:ヴァレリー・オウスペンシキ]
4.:ヴラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
[録音]
1.&2.:1991年1月28日〜30日、3.:1997年4月15日&16日、サンクトペテルブルク、フィルハーモニー・ホール
4.:1991年5月24日、ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール


巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界[3]
チャイコフスキー:くるみ割り人形(全曲)/
テミルカーノフ&ロイヤル・フィル

バレエ指揮者としてのテミルカーノフの実力を刻印した、「くるみ割り人形」の壮麗な名演、復活。
●テミルカーノフがイギリス・デビューを飾ったのは1977年で、その時のオーケストラはロイヤル・フィルであった。指揮者とオーケストラは相思相愛となり、1979年からテミルカーノフはロイヤル・フィルの首席客演指揮者に就任、1992年からはピュレヴィンの後任として首席指揮者となり、RCAにもロシア音楽を中心にこのコンビによる多くの録音が残されている(1998年からは桂冠指揮者)。中でもチャイコフスキーのオーケストラ作品では、交響曲全曲、主要管弦楽曲、スピヴァコフとのヴァイオリン協奏曲に加えてバレエ「くるみ割り人形」の全曲を録音している。当2枚組は、その「くるみ割り人形」全曲盤を中心に、「エフゲニー・オネーギン」からの管弦楽曲2曲と、「白鳥の湖」からの組曲、それにチャイコフスキーの管弦楽曲の中でも最もドラマティックな起伏を持つ「フランチェスカ・ダ・リミニ」をカップリングしたもの。キーロフ歌劇場時代に数多くのバレエ上演を指揮した経験を持つテミルカーノフが、「くるみ割り人形」の持つ多彩な魅力を緻密に描き出した名盤である。

[収録曲]
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)
CD1
1.バレエ「くるみ割り人形」Op.71(全曲)
(1)小序曲
(2)第1幕
[第1場]
第1曲:情景。クリスマス・ツリー
第2曲:行進曲
第3曲:子どもたちのギャロップ、新しいお客様の登場
第4曲:踊りの情景、ドロッセルマイヤー老人の登場
第5曲:情景、おじいさんの踊り
第6曲:情景、魔法の始まり
第7曲:情景、くるみ割り人形とはつかねずみの王様との戦闘
[第2場]
第8曲:情景、冬の松林
第9曲:粉雪のワルツ
(3)第2幕
第10曲:情景、魔法の城
第11曲:情景、クララと王子
第12曲:ディヴェルティスマン
 チョコレート:スペインの踊り
 コーヒー:アラビアの踊り
 お茶:中国の踊り
 トレパーク:ロシアの踊り
 あし笛の踊り
 ジゴーニュばあさんと道化の踊り
第13曲:花のワルツ
CD2
第14曲:パ・ド・ドゥ
 王子とこんぺい糖の精の踊り
 ヴァリアシオンI:タランテラ
 ヴァリアシオンII:こんぺい糖の精の踊り
 コーダ
第15曲:終幕のワルツとアポテオーズ

2.バレエ「白鳥の湖」より 日本初発売
(1)情景(第2幕)
(2)ワルツ(第1幕)
(3)白鳥の踊り(第2幕)
(4)パ・ダクシオン(第2幕)
(5)ハンガリーの踊り(第3幕)

3.歌劇「エフゲニー・オネーギン」Op.24より 日本初発売
(1)序奏とワルツ
(2)ポロネーズ

4.幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32 日本初発売

[演奏]
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1.合唱:フィンチレイ・チルドレンズ・ミュージック・グループ[合唱指揮:ロナルド・コープ](第9曲)
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
[録音]
1.:1990年3月5日、7日&8日、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール
2.:1993年6月9日〜10日、ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
3.:1990年3月11日、ロンドン、アビーロード、EMIスタジオ1
4.:1991年2月28日、ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール


巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界[4]
シェエラザード&展覧会の絵〜ロシア管弦楽名曲集/
テミルカーノフ&ニューヨーク・フィル、ロイヤル・フィル


テミルカーノフが暴れ馬ニューヨーク・フィルを統御して成し遂げた「シェエラザード」の凄演。ロイヤル・フィルとの華麗な「展覧会の絵」、ロシアの原風景を彷彿とさせる野性的な「春の祭典」をカップリングした徳用盤。
「シェエラザード」と「ロシアの復活祭」序曲は、テミルカーノフがニューヨーク・フィルを指揮した唯一の録音で、おそめのテンポから極大のスケールで描き出す極彩色の一大絵巻を思わせ、「色彩の魔術師」テミルカーノフの面目躍如たる名演である。一方ロイヤル・フィルとの「展覧会の絵」「春の祭典」も、イギリスのオーケストラとは思えない息の長い音楽作りと、爆発的な音楽の高揚が聴かれ、野性的な魅力が横溢している。

[収録曲]
CD1
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)
1.交響組曲「シェエラザード」Op.35
(1)I.海とシンドバッドの船
(2)II.カレンダー王子の物語
(3)III.若い王子と若い王女
(4)IV.バグダッドの祭り;海;船は青銅の騎士のある岩で難破;終曲
2.「ロシアの復活祭」序曲Op.36
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)
3.イタリア奇想曲Op.45
CD2
モデスト・ムソルグスキー(1839-1881)
4.歌劇「ホヴァンシチナ」〜前奏曲「モスクワ河の夜明け」[R.コルサコフ編]
5.組曲「展覧会の絵」[ラヴェル編]
(1)プロムナード
(2)こびと(グノーム)
(3)プロムナード
(4)古い城
(5)プロムナード
(6)テュイルリー
(7)ブィドロ(牛車) 
(8)プロムナード
(9)殻をつけたままのひよこのバレエ
(10)ザムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
(11)リモージュ。市場 
(12)カタコンブ(ローマ時代の墳墓)
(13)死者たちとともに死せる言葉で 
(14)にわとりの上に立つバーバ・ヤーガの小屋
(15)キエフの大門  
イーゴル・ストラヴィンスキー(1882-1971)
6.バレエ「春の祭典」
(1)第1部:大地礼賛
序奏
春のきざしと乙女たちの踊り
誘拐の遊戯
春のロンド
敵の都の人々の戯れ
賢者の行列
大地へのくちづけ(賢者)
大地の踊り
(2)第2部:いけにえ
いけにえ
乙女たちの神秘なつどい
いけにえの讃美
祖先の呼び出し
祖先の儀式
いけにえの踊り
[演奏]
1.&2.:ニューヨーク・フィルハーモニック
1.グレン・ディクターロウ(ソロ・ヴァイオリン)
3.-6.:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ

[録音]
1.&2.:1991年10月7日&12日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
3.:1990年3月11日、ロンドン、アビー・ロード、EMIスタジオ1
4.&5.:1989年9月19日、22日&25日、ロンドン、トゥーティング、オール・セインツ教会
6.:1989年11月29日〜12月2日、ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール



プロコフィエフ:古典交響曲&ロメオとジュリエット
テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィル 


巨匠テミルカーノフが継承し発展させるプロコフィエフ解釈の新たな伝統。作曲者没後50年記念リリース。

●巨匠ユーリ・テミルカーノフ(1938年生)は、マリス・ヤンソンス(1943年生)、ヴァレリー・ゲルギエフ(1953年生)と並び、21世紀ロシアを代表する三大指揮者の一人。指揮棒を持たない流麗な指揮ぶりから生み出されるスケール雄大な音楽づくりは聴衆に熱狂的な反応を呼び起こし、灼熱のロシア魂を爆発させる情熱的な音楽解釈は、カリスマ的な輝きを帯びている。サンクトペテルブルク(旧レニングラード)・フィルの芸術監督・首席指揮者、ボルティモア交響楽団の音楽監督、デンマーク放送交響楽団の首席客演指揮者を兼任し、前2者とは日本にも定期的に来演を重ね、チャイコフスキーやショスタコーヴィチの交響曲ツィクルスなどロシア音楽を中心に幅広いレパートリーで絶賛を博している。読売日響への客演も、オーケストラ、聴衆双方から熱狂的な支持を得たことは記憶に新しい。

●このアルバムは、今年没後50年となる作曲家プロコフィエフの代表的な管弦楽曲を集めており、テミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルによるひさしぶりの新録音となるもの。中でも、ムラヴィンスキー時代の十八番だった「ロメオとジュリエット」第2組曲で聴かせるオーケストラの圧倒的な迫力と繊細な表現力は、テミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルの真骨頂を記録したものといえる。


[収録曲]
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
1.交響曲 第1番 ニ長調 Op.25 「古典交響曲」
2.バレエ「ロミオとジュリエット」第2組曲Op.64ter
3.組曲「3つのオレンジへの恋」 Op.33bis
[演奏]
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
[録音]1.&3.:1991年1月28-30日、サンクトペテルブルク、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー、
2.:1992年8月17日、ロンドン、ブラックヒース・コンサート・ホール


●テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィル2003日本公演(ロシア芸術祭)スケジュール
3日(金)京都コンサートホール/5日(日)札幌コンサートホール「キタラ」/7日(火)&10日(金)サントリーホール/
13日(月)愛知県芸術劇場/15日(水)石川県立音楽堂/16日(木)大阪フェスティバルホール/
17日(金)サントリーホール/19日(日)グリーンホール相模大野
問い合わせ:ジャパンアーツ・チケット・センター 03-3499-9990

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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Sym.1, Romeo & Juliet Suite.2, Trois Oranges Suite: Temirkanov / St.petersbur

CD

Sym.1, Romeo & Juliet Suite.2, Trois Oranges Suite: Temirkanov / St.petersbur

プロコフィエフ(1891-1953)

価格(税込) : ¥2,670
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発売日:2003年09月25日
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