【発売】バタゴフ・プレイズ・シューベルト(2CD)

2021年07月21日 (水) 19:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


アントン・バタゴフ プレイズ・シューベルト

1965年生まれの作曲家・ピアニスト、アンドン・バタゴフ。デビューCDとなったメシアンの『幼子イエスに注ぐ20の眼差し』全曲を160分という超低速で演奏(通常は120分程度)、その後もアメリカの実験音楽をロシアで演奏するなど、常に話題を蒔いているピアニストです。1997年にコンサート・ピアニストをやめ、12年間スタジオ録音のみを発表していましたが、2009年にコンサートを再開、近年はバッハの演奏を熱心に行うとともにロック・カンタータ『THE ONE THUS GONE』などの自作も発表し、ジャンルを超えた活動で注目されています。
 バタゴフによる「Melodiya」レーベルへの6番目のクラシック・アルバムは、2019年5月に録音されたシューベルトの作品集。メインとなるのは最後のピアノ・ソナタ第21番ですが、バタゴフは楽章をばらばらにし、他の後期の作品を組み合わせることで、まるで小説を読むかのような一つのストーリーを創り上げることに成功しました。もちろん、バタゴフの持ち味でもあるじっくりと作品に向き合うやり方はここでも健在であり、通常40〜50分で演奏されるソナタだけでも60分越えというスローテンポです。2時間20分の旅をバタゴフとご一緒に。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
シューベルト:
1. 即興曲 変ト長調 Op.90-3, D.899(11:06)
2. ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960〜第1楽章 Molto moderato(28:19)
3. ピアノ小品(即興曲)第1番変ホ短調 D.946(14:32)
4. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960〜第2楽章 Andante sostenuto(14:37)

Disc2
1. 17のレントラー D.366(14:02)
2. ピアノ小品(即興曲)第2番変ホ長調 D.946(17:48)
3. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960〜第3楽章 Allegro vivace con delicatezza(05:52)
4. 楽興の時 変イ長調 Op.94-6, D.780(11:34)
5. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960〜第4楽章 Allegro ma non troppo(12:18)
6. 君はわが憩い D.776(08:26)

 アントン・バタゴフ(ピアノ)

 録音時期:2019年5月
 録音場所:モスクワ、Zaryadye Studio
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【参考動画】2015年モスクワ・リサイタルでの『17のレントラー』(※CDとは別演奏です)

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