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無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編 〜最終回 : 岡田拓郎〜】

2014年11月18日 (火)

無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編 〜最終回 : 岡田拓郎〜】
昨年リリースしたデビューアルバム『森は生きている』が、いきなりの大名盤。カントリー, ソフトロック, スワンプ, アンビエント, モンド, エキゾチカ,トロピカル, ジャズ, ブルース, クラシック, アフロなど. . . メンバーの雑多な音楽嗜好に裏付けられたチャンポンミュージックが、老若男女問わず音楽を愛する者の心をがっちり捉えたのも記憶に新しい。そんな彼らが1stアルバムのさらに上いく圧倒的完成度のセカンドアルバム『グッド・ナイト』を11月19日に発表する。アルバムの発売を祝し先週からスタートした、『無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編】』!毎週火曜夕方更新を目安に各メンバーが参戦し、素晴らしき選盤と類まれな文才を発揮した当企画。最終回はこの人!リーダーの岡田拓郎(Gt.,etc.) が登場!どうぞお楽しみ下さい。

無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編】 一覧


『グッド・ナイト』 森は生きている [2014年11月19日 発売]

『グッド・ナイト』 森は生きている 予てよりバンドが血肉化してきた数々の有機的な音楽遺産に加えて、このセカンドアルバムでは、サイケデリックロックや、時にはプログレッシブロック〜アヴァンギャルド的な語法も交えつつ、枚挙するに戸惑われるほどの数多の要素や音楽美が溶かし込まれている。レコーディング〜ポストプロダクションにおいてもバンドの完璧主義が全面的に敷衍され、ベーシックトラックに於けるアナログテープ録音から、様々な楽器音・電子音の重層的配置、更にはリーダーの岡田拓郎自らによる偏執的とも言える精緻かつ玄妙なミキシング作業までを通して、生鮮と爛熟が奇跡的にバランスする、圧倒的な音楽世界が作り上げられている。そして、ファーストアルバムでも独自の美意識を薫らせていた歌詞表現も更に奔放な羽ばたきを得て、音像と詩的心象がただ一つに融解していくように、聴くものを幻夢の世界へと誘い混む。それは恰も、歴史に晒されながらも清廉を保つ芳醇なシンフォニーのようでもあり、かつてモンパルナスに集った吟遊の芸術家集団による狂騒歌のようでもあり、老練の工人によって紡ぎ出される生活歌( ブルース) のようでもあり、そして、いつか見た未来を朧気に映し出す幻燈の静寂音のようでもある。2014年という時代に屹立する、森は生きているという純音楽集団にしか創り出し得ない圧倒的名盤にして孤高の作品が、ここに誕生した。

【HMVオリジナル スペシャル音源特典】
森は生きている「early tape of “グッド・ナイト” vol.2」CD-R

[収録内容]
1.プレリュード demo
2.青磁色の空 demo

※特典は無くなり次第終了となります。ご購入前に必ず商品ページにて特典の有無をご確認下さい。

『グッド・ナイト』収録楽曲

  • 01. プレリュード
  • 02. 影の問答
  • 03. 磨硝子
  • 04. 風の仕業
  • 05. 痕跡地図
  • 06. 気まぐれな朝
  • 07. 煙夜の夢 (a,香水壜と少女 / b,空虚な肖像画 / c,煙夜の夢(夜が固まる前))
  • 08. 青磁色の空
  • 09. グッド・ナイト

森は生きている プロフィール

岡田拓郎(Gt.,etc.) /竹川悟史(Vo.,etc.) /谷口雄(Pf.,etc.) /増村和彦(Dr.,etc.) /大久保淳也(Flute,Reeds, etc)
柔軟な吸収力と表現力を武器に、滋味豊かでいて瑞々しい独自の音楽を生み出す「純音楽楽団」、森は生きている。
2012年、リーダーの岡田拓郎を中心に東京で活動を開始。その年の末、ファーストCD-R「日々の泡沫」を発表し、自主制作盤にもかかわらず各レコード店にて軒並みソールドアウトを記録。2013年にはP-VINE RECORDS よりファースト・アルバム『森は生きている』をリリース。音楽シーンを代表する作品として各界から高い評価を得、発売を記念して行われた各地でのリリースツアーも大盛況のうちに終える。その後もさまざまなイベントやフェスへ出演するなど活発な活動を繰り広げる中、2014年にはファースト・アルバムのアナログ盤をリリース、それに合わせバンド初となるワンマン公演を東京渋谷WWW にて大盛況のうちに開催。11 月には待望となるセカンド・アルバム『グッド・ナイト』をリリースする。
カントリー、ソフトロック、サイケ、スワンプロック、アンビエント、モンド、トロピカル、ジャズ、ブルース、アフロ、クラシック、現代音楽etc…数々の音楽遺産を深く咀嚼しつつもあくまで現代的な表現として昇華する有機的且つ先鋭的なプロダクション、卓越した演奏、そして仄かに文学の匂いが薫る歌詞世界。森は生きているの奏でる音楽が、時代の心象を儚く切り取るように、そこここへ満たされていく…。

http://www.moriwaikiteiru.com/


無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編 〜最終回 : 岡田拓郎〜】

Karen Dalton

Karen Dalton 「It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Bes」

カレン・ダルトンはこの世で一番好きなシンガーの1人。人は音楽を聴く時、歌とそれ以外の楽器で脳の使い方は全く異なるのではないか。例えば、ある音楽にどんな野蛮なノイズが鳴っていても、歌が入った瞬間にそれらのノイズは伴奏へとなってしまう。それほど、音楽にとって歌は大きな、そして異質な存在であると。1曲目「Little Bit of Rain」の歌の導入は僕の知る限り(僕の感性とも…)人類史上最も優れた歌唱の1つ。
話は変わるが米実験音楽家Nathan McLaughlinによる「Karen Studies」というカセットアルバムが存在する。タイトル通りの意図を持つ作品で、ギターやバンジョーのドローンにのせて、時折ふと擦れたバイオリンが空間に現れるのだが、これには本当にハッとさせられた。上手く言葉で説明するのは難しいのだが…

ショナ族のムビラ: Shona Mbira Music

Various 「ショナ族のムビラ: Shona Mbira Music」

アフリカ、ローデシア・ショナ族。ムビラは、親指で鉄片をはじいて音を出す楽器。親指ピアノとも。力はあっても少しコントロールに欠ける親指から放たれるリズムは、絶対リズム感を持つアフリカ人でさえヨレが生じる。このアフリカ音楽の中でも独特なヨレ感が、とにかく気持ち良い。音階のある打楽器なのでポップな感覚で聴けるのも良い!

Taj Mahal Travellers (タージマハル旅行団)

Taj Mahal Travellers (タージマハル旅行団) 「July 15 1972」

1971年、彼らが北欧ストックホルムから聖地タージマハルまで、ワーゲンバンに乗り込み陸路で向かうという旅に迫ったドキュメンタリー映画がある。その中で彼らはいつでもどこでも楽器を手に演奏をしていた。それは、移動中の車内、波が打ち寄せる岩場、ギャラリーに客を入れずに演奏しているシーンもあった。フルクサス出身のリーダー小杉さんを除いて、殆どのメンバーは音楽経験のない若い美術家たちだった。そんな彼らが思い思いに、始めて楽器を触る子供のように、どこにいても楽器を抱えているのがとても印象的な映画だった。
音楽巡礼の旅の翌年、東京でライブ録音(彼らのライブはとにかく長尺で、途中お腹の空いたメンバーはステージの上でおむすびを頬張っていた!)された1枚。

Mike Bloomfield

Mike Bloomfield 「Blues Gospel and Ragtime Guitar Instrumentals」

中高生の頃の自分と言えば、ろくに勉強もせず、いつも本場シカゴでブルースを弾くことばかり考えていた。なんでこんなにもブルースに魅せられていたのか、当時は何一つ疑問に思わずブルースにのめり込んでいった。今思えば、ギターという楽器の特性から、アカデミックな知識なしに、どんな馬鹿でも力技で自分のギターソロを組み立てられたのがブルースだったのだろう。Elmore James、Muddy Waters、Albert King、Hubert Sumlin…とにかくたくさんのブルースマンの技をひたすら盗んでいったけれど、中でも一番熱心に研究したのがこのアルバムだったなあ。肌の色なんて関係ないんだって自分に言い聞かせながら…

Loren Connors

Loren Connors 「Moonyean」

「ある音楽体験をしたことによって、これまで(知ったつもりで)聴いていた音楽のまた違う面が見えてくる」日々散銭してレコードを集めているのは、きっとそれが面白くて仕方ないのだと思う。
というところでローレンさん。京都へツアーに出た時に寄ったレコード屋にて、「おにいちゃんギターを弾いとんか!そいならこれええで!これはな気に入らんくても10年後には倍の値段で売れるんや!」と半ば強引に押し売りされた1枚。初めて聴いたときはこの深海のような暗さに加え、とにかく抑揚も展開も無い。そのくせ、ミニマル、ドローン、という訳ではない。なんとなくブルース、クラシックっぽいけれど、とにかく捉え所がなかった。
一度針を落としたきり、半年忘れていたレコードだったが、東京のとあるSP盤屋の店主に教えてもらった、「藤原義江の後ろで遠鳴りする山田耕筰のピアノ」を耳にして、僕にかけられていた何か悪い魔法は解けた。このレコードを紹介してもらった経緯は「深海みたいなとにかく暗いSP盤を探している」と店主に尋ねた所から。そして店主は「岡田くんは知っていると思うけど、暗いレコードって高いんだあ」と言い、藤原義江の話へと続いた。暗いレコードは高い。

Jim O’rourke

Jim O’rourke 「Visitor」

本命無人島レコ。1枚しかもっていく事が出来ないならば必ず…

Barton Smith

Barton Smith 「Reelizations 1 & 2」

バートン・スミスは語らない音楽家として有名。受け取る側に想像の余地を残したいとのこと。
この2枚組のCDには、無口な彼が割と喋っているインタビューが掲載されたラインノーツつき。けっこう面白い。バレエ音楽なので、人のいない無人島で心置きなく踊ることも出来る。

Albert Ayler

Albert Ayler 「Swing Low Sweet Spiritual」

アイラーは独特のビブラートを武器に、持ち前の「フリーでラディカル」な音楽解釈により独自の世界を築き上げてきた。ESPから出た初期の作品は余りにパワフルで圧倒的だ!けれど、同時に、彼は優れた「メロディメーカー」である事も忘れてはならないと僕は思う! 当時のジャズイディオムとはかけ離れたそのメロディ感覚は、彼が幼い頃から慣れ親しんできたであろう、教会音楽(ゴスペル)や生活歌(ブルース)、ニューオーリンズの軍楽隊(マーチングバンド)に由来するのではないだろうか(もちろんそんな簡単な話ではないが!)。難しい音楽では決してない。すっと身を任せれば身体に入ってくるような音楽である。そんなアイラーの側面がこの盤に凝縮されている。
B面3曲目「Black River」は自分の葬式で流して欲しい曲。無人島で餓えて身体が動かなくなってきた頃に、そっと針を落としたいと思う。

László Sáry

László Sáry 「作品集」

ハンガリーのミニマル作曲家の作品集。1曲目の気が触れたような爆音ミニマルは、無人島にいるあらゆる大敵から身を守ってくれるだろう。本当にすごい!珍曲!フライングロータスの新譜や、ブラックインダストリアルのコンピに何かの手違いで入っていても何の違和感もないだろう。とにかくすごい!!!

The Beach Boys

The Beach Boys 「Pet Sounds」

1人で無人島に来た事を後悔するにはもってこいのアルバム。
森は生きている
新連載「コラム」
スタート決定!


森は生きている、メンバー全員登場の「無人島〜俺の10枚」が、めでたく完結したばかりですが、今度はなんとコラムを新連載いたします。

* * *

【コラム】森は生きている連載

第一回目:増村和彦(森は生きている)
タイトル:「影響」(1)-序-


UPはアルバム『グッド・ナイト』リリース後、11/21(金)夕刻を予定!
乞うご期待!
詳しくはこちら

無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編】 一覧はコチラから!

無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編】 一覧 
森は生きているが1stアルバムのさらに上いく圧倒的完成度のセカンドアルバム『グッド・ナイト』を11月19日に発表する。アルバムの発売を祝し、『無人島 〜俺の10枚〜 【森は生きている 連載編】』がスタート!毎週火曜夕方更新を目安に各メンバーがHMVの鉄板企画「無人島10枚」に参戦してくれます!発売週まで続く連載をどうぞお楽しみ下さい。

第一弾 : 増村和彦 | 第二弾 : 谷口雄 | 第三弾 : 大久保淳也 / 五野上欽也 | 第四弾 : 竹川悟史

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