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【インタビュー】エンリコ・ピエラヌンツィ

Thursday, October 10th 2013

エンリコ・ピエラヌンツィ

 2011年、20年来連れ添ったマーク・ジョンソン(b)、ジョーイ・バロン(ds)とのレギュラートリオを解消し、スコット・コリー(b)、アントニオ・サンチェス(ds)という現代ニューヨークの顔役リズム・セクションとのニュートリオで新たなサウンドを追い求めることを誓ったエンリコ・ピエラヌンツィ。

 また今年は、2010年念願のヴィレッジ・ヴァンガード出演を果たした際のライヴ作品『Live At The Village Vanguard』を発表。慶事のパートナーは、マーク・ジョンソン(b)にポール・モチアン(ds)。ピエラヌンツィの音楽キャリアを語る上で欠かすことのできない最高のサイドメンとの一幕に、かつてない高揚を憶え、静かに打ち震えた欧州ピアノ大家の深甚なる思いの丈をみた。

 実に9年ぶりとなる先の来日〜COTTON CLUB公演3DAYS。ブラッド・メルドー・トリオで名を馳せたラリー・グレナディア(b)、ジェフ・バラード(ds)という、こちらも現行シーン最高のリズム・セクション(にしておしどりコンビ)を迎えて展開されたトリオ・サウンドは、『Permutation』とも『Live At The Village Vanguard』とも異なる燐光を連日連夜放ちまくった。まさしく三位一体の興趣、ここにあり。

 独自のトリオ論、インプロヴィゼーション論、ヴィレッジ・ヴァンガードへの積年の想いなど、ライヴ開演直前のわずかな時間を割いていただき、ピエラヌンツィ氏にお話を伺うことができました。


インタビュー/文・構成:小浜文晶




美の探究、感動の追及、何よりも勝るインパクトのある一瞬を見つけ出すこと。そして互いのコール&レスポンス。それらを通してひとつの物語を綴っていくということが、私にとってのトリオの音楽と言えるかもしれない。


-- 前回の来日から実に9年半ぶりですね。

 そうなるね。


-- 実際昨日のライヴを拝見していて、改めてピエラヌンツィさんのピアノには変わらぬ色気がにじみ出ているなと感じました。これは、それこそ心技体の充実の表れなのかなと思うのですが。

 昨日のライヴを観てもらえれば、それに対する答えは自ずと出ているってものだけどね(笑)。夕べは、このトリオでやる初めてのライヴだったから、ちょっと手探り状態のところもあったんだけど、でもすごくリラックスして演奏できたし、何より私自身楽しむことができたよ。

 それからもうひとつ、ピアノとの相性、これが抜群だった。私は、ピアノには魂が宿っていると思っている人間だから、どうしても生き物のように相対してしまうことが多いんだ。行く先々でのピアノとの相性が演奏の出来不出来を分けると言っていいぐらいだからね。ピアノが良い反応をしてくれると、自分も乗っていけるんだ。そういう意味でも昨日のライヴは大成功したって言えるんじゃないかな。


-- とはいえ、いつも良い反応をしてくれるわけではないですよね?

 10回中6回 「なかなかいいな」っていうものに当たるかな。中でも、スタインウェイとYAMAHA、この2台はかなり高い確率で良いピアノにめぐり合える。だから好きなんだ。

 ついでに言えば、このコットンクラブの控え室も気に入っているよ(笑)。とても落ち着くんだ。もちろんステージで演奏している時も最高の気分になれる。サウンドはもちろん、クラブ自体の作りだったり色調だったり、自分にとってインスパイアされるものがそこにはたくさんあって、なおかつ演奏しやすい場所。つまり相性が良いってことなんだろうね。そんなプラス要素が重なり合ったこともあって、ラリー・グレナディアジェフ・バラード、ふたりの相棒とのインタラクションもうまくいった。昨日、完全なインプロヴィゼーション(即興演奏)を2曲演奏したんだけど、どちらもスペシャルなものになったと感じているよ。


エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ@コットンクラブ
写真提供:COTTON CLUB/撮影:米田泰久



-- そのラリー・グレナディア、ジェフ・バラードとのトリオになったいきさつというのは。

 去年の夏、コペンハーゲンで若手育成のワークショップが開催されてね。私も講師として参加していたんだけど、同じく講師として来ていたのがラリーだった。そこで意気投合して、「いつか一緒にやろう」という話になったんだ。

 今回のツアーは、日本だけじゃなくて、このあと韓国、香港を回ることになっているんだけど、そのアジア・ツアーの日程が固まった時点で、「ツアーに参加できるかい?」ってラリーに訊いてみたら快諾してくれたんだ。そうなるとドラムは、自然とジェフ・バラードになる。なぜなら、ベースとドラムは密接な関係にあるわけで、長年時間を共にしている夫婦のような関係にないと成立しないからね。ラリーとジェフはまさに理想的なカップルなんだ(笑)。

 これは、マーク・ジョンソンジョーイ・バロンスコット・コリーアントニオ・サンチェスの関係にしても同じことが言えるよ。どんなリーダーに付いていても、トリオの場合は特に、ベースとドラムの固い絆がまず大切になる。そういう経緯があって、ラリーとジェフに声を掛けたんだ。  


-- 発展という意味で、このトリオのツアーは、これからがさらにおもしろくなりそうですね。

 もちろん。これから演奏を重ねるにつれて互いをもっと知るようになり、そこから色々な音楽が生まれてくるんだ。そしてこれは、ライヴツアーという意味での旅であると同時に、音楽の旅でもあるんだ。さしづめ私は、目下探検中といったところだろうね(笑)。これから新しい大陸を次々に発見していくような体験になると思っているよ。


米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。11歳でベースを始め、10代の頃にサンフランシスコ・ベイエリアでジョー・ヘンダーソン、スタン・ゲッツ、ボビー・ハッチャーソンなどと共演。91年にニューヨーク移住後は、マイク・スターンやクリス・ポッターのサポートをはじめ、ブラッド・メルドーやラリー・ゴールディングスらとの活動で一躍No.1ファーストコール・ミュージシャンとしてその名を知らしめた。その他、パット・メセニー・トリオ、ジョシュア・レッドマン、ダニーロ・ペレス、ダヴィド・サンチェス、トム・ハレル、ジョー・ヘンダーソン、ジョン・スコフィールド、リシャール・ガリアーノのニューヨーク・トリオ、山中千尋トリオ、アキコ・グレースなどなど数多くのミュージシャンと共演。ブラッド・メルドーのレギュラー・トリオでは、技巧派トリオ、フライ(FLY)でも活動を共にするジェフ・バラード(ds)と数々の名演をサポートした。
カリフォルニア州サンタ・クルーズ生まれ。学生時代には音楽理論を学び、ビッグバンドやグループで演奏を開始。その後、サンフランシスコを拠点に演奏活動を続ける中、25歳の時にレイ・チャールズのバンドと共演。その後ニューヨークに移り住み、カート・ローゼンウィンケル、マーク・ターナー、ブラッド・メルドー、アヴィシャイ・コーエンら若手トップ・プレイヤーと共演を重ねる。またベテラン・アーティストからの信頼も厚く、エディ・ハリス、ボビー・ハッチャーソン、バディー・モンゴメリー、ルー・ドナルドソン、マイク・スターン、ダニーロ・ペレスらのツアーにも参加。現在は、ラリー・グレナディアと共にブラッド・メルドー・トリオ、またジョシュア・レッドマンのエラスティック・バンド、さらにマーク・ターナー、グレナディアとのフライ(FLY)のメンバーとしても活動している。


 ジャズ・ミュージシャンにとって「自分のサウンド」というものは、至極個人的なものでしかない。それをブレンドしていく作業がトリオ演奏であり・・・いやトリオだけじゃないね、人が共に演奏していくってことなんだよ。

 1984年に、マークとジョーイで『New Lands』というアルバムをレコーディングしたんだけれど、言わば、色々な人と演奏を共にするたびに、この“New Lands”というのはどんどん発見されていく。それが私にとって何より胸ときめくことなんだ。もちろん、ラリーとジェフの腕をもってすれば良い音楽ができるのは言うまでもないから、そこに対する不安は一切ないけどね。


こちらの商品は現在扱っておりません
『New Lands』
マーク・ジョンソン(b)、ジョーイ・バロン(ds)との一枚岩トリオで1984年に吹き込んだアルバム。当時まだ30代の若きピエラヌンツィは、エヴァンス派継承型ピアニストの名に恥じない瑞々しい音色とリリカルで品のあるタッチを聴かせる。「If There Is Someone Lovelier Than You」、「I Fall In Love Too Easily」、「All The Things You Are」といったスタンダードを中心に、オリジナル・コンポジションも2曲収録。この後20年以上続く黄金トリオの軽快で溌剌としたアンサンブルに舌を巻く表題曲が白眉。CDは現在廃盤となっている。

-- ソロでもデュオでもなく、ましてカルテット、クインテットでもない、純然たるトリオというフォーマットに対するピエラヌンツィさんの持論だったり哲学みたいなものを是非お訊きしたいのですが。

 トリオであっても、自分を表現するということには変わりはない。だから、一緒にトリオを組んだメンバーに対しても、ああしろこうしろと注文を付けることはせず、とにかく自由に演奏してもらう。つまり感じたままに表現してもらうんだ。そして、そのゴールをどこに設定するかということになるんだけれど、それは互いが互いにインスパイアされて、強烈な感動の瞬間に出会えるまで続くんだ。それまではとにかく深く掘り進めていく作業になる。これは、メロディアスな旋律を弾いていても、インプロであっても同じことが言える。

 美の探究、感動の追及、何よりも勝るインパクトのある一瞬を見つけ出すこと。そして互いのコール&レスポンス。それらを通してひとつの物語を綴っていくということが、私にとってのトリオの音楽と言えるかもしれない。演劇に例えると、その中の配役のようなもので、同じ物語を表現してはいるんだけれど、それぞれが異なるセリフを発している、そういう感覚に近いのかもね。  


-- きちっとした配役もありつつ、時には即興劇を交えて全体に変化を付けたり。

 というよりは、そもそもインプロがあってもなくても、演奏には大きく二通りあると思っているんだ。ひとつは、知っている音楽を演奏する。もうひとつは、知らない音楽を演奏する、この2つ。知っている音楽を演奏する時は、仮に何百万回弾いた曲であっても、そこに何か新しい要素を探すべきだと思って私はいつもピアノに向かっている。それが極限まで達したものが、いわゆるインプロになるんだ。

 インプロというのは、観ている人たちにとってはもちろん、演奏している私たちにとっても簡単なことではないんだよ。だからインプロをやり始めると、3人互いのシナジーが高まることで、観ている人と少し距離ができてしまうと思われがちではあるんだけれど、でも実はそうではなくて、観ている人がいるからこそのインプロなんだということ。そう、観客は“第4のエネルギー” 。びっくりしたり、興奮したり、あるいは静まり返ってしまったり、そういったリアクションのエネルギー全てが音楽の一部として取り込まれていくんだ。  


エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ@コットンクラブ
写真提供:COTTON CLUB/撮影:米田泰久



-- “第4のエネルギー”という部分では、今年リリースされた『Live At The Village Vanguard』でも同じことが言えるというか、ヴィレッジ・ヴァンガードではさらに強いエネルギーを感じたのではないですか?

 特別な体験だったからね。ヨーロッパ人である私が、世界一有名なアメリカのジャズクラブで、アメリカ人のアーティストたちと一緒に、しかもアメリカ人の観客を前に演奏するということ。アメリカ、特にニューヨークのジャズ・ファンは耳が肥えているしね。言葉にならないほど感慨深く、そして興奮する出来事だったよ。

 10代の頃からの夢・・・いや、もはや夢以上に遠い遠い世界だったからね。若い頃にレコードのジャケットを眺めて、いつも想像を膨らましていたよ。「こんなに素晴らしいところがあるのか。いつかこの舞台で演奏できたらいいだろうな・・・」ってね(笑)。それが、まさか現実のものになるとは、本当に信じられなかった。


-- ジャズ・ミュージシャンにとっては、魔法がかったある種異様な空間だったりもするのでしょうか。グリニッジ・ヴィレッジ周辺も含めて。

 異次元にいるような感じとでも言うか、そこにいると本当に現実離れした感覚になるんだ。今まで体験したことのないシチュエーション。ただヴィレッジ・ヴァンガード自体は、単にヒシ形の地下室にすぎないから、そこまで特別な雰囲気を醸し出している場所ではないんだけれど、でも今も昔もグレイトなアーティストたちがそこで演奏してきたという特別な空気があって、それを強く感じることができる。しかもクラブ内を見渡せば、ロリンズ、コルトレーン、エヴァンスの写真が飾られているわけだしね。だから君の言うとおり、そこには確実にマジックが宿っているんだと思うよ。


-- では最後になるのですが、情報筋によると、スコット・コリー、アントニオ・サンチェスとのトリオで2枚目のスタジオ・アルバムをレコーディング済みという話なのですが、近々それがリリースされる可能性があるとか・・・

 そうだね。とりあえず、次のアルバム・タイトルは『Stories』になる予定。ただし、リリースがいつになるかは全く分からない。他のアーティストのリリースとの兼ね合いもあるし、その辺はレコード会社に任せているんだけど、いずれにせよレコーディングは終わっているから、いつ出てもおかしくない状態。まぁ、私もいつ出るのか楽しみに待っているよ(笑)。



【取材協力:キングインターナショナル/COTTON CLUB 】




 Enrico Pieranunzi 『Live At The Village Vanguard』

エンリコ・ピエラヌンツィの2010年ヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴ。メンバーは、1984年『New Lands』の時より、数作の人気作品を創り上げている仲間、マーク・ジョンソン(b)とポール・モチアン(ds)とのトリオ。「ヴァンガードは、虜になって聴いたロリンズ、コルトレーン、そしてエヴェンスのライヴ作品が録音された場所であること。ジャケット写真にも使われたヴァンガードのシンボルとも言える赤い屋根のある入口に立っただけで感慨深く、また何10年もの間に出演したレジェンドたちの写真に囲まれてピアノを弾くことへの思いはとても言葉では表わしきれない」と、ピエラヌンツィ自身がライナーノーツで語っているとおり、ヴィレッジ・ヴァンガードのステージに立つことは大変な意味を持っていたようです。作品は7月7日、8日の演奏から8曲をセレクト。セロニアス・モンクのナンバーをオープニングに、オリジナル曲半分、スタンダード(「My Funny Valentine」)あり、共演歴もあるリー・コニッツのナンバーあり、そしてラストはニーノ・ロータの名曲「甘い生活」。選ばれた曲も魅力的。録音された2010年といえば、ファンの度肝を抜いたニュートリオ、スコット・コリー(b)とアントニオ・サンチェス(ds)による『Permutation』(2009年11月録音) を録音した約1年後。ピエラヌンツィにとっては、新たなる道を歩き出した時期にあたります。



収録曲

  • 01. I Mean You
  • 02. Tales From The Unexpected
  • 03. Pensive Fragments
  • 04. My Funny Valentine
  • 05. Fellini's Waltz
  • 06. Subconscious Lee
  • 07. Unless They Love You
  • 08. La Dolce Vita

Enrico Pieranunzi (p) / Marc Johnson (b) / Paul Motian (ds)

  エンリコ・ピエラヌンツィ プロフィール
  (Enrico Pieranunzi)

1949年ローマ生まれ。
5歳でピアノを始め、10代後半でフロジオーネ音楽院に進学し、作曲とピアノの学位を取得する。その後ジャズに関心を抱き、19歳でプロ入り。Soul Note レーベルに録音した『Isis』(80年)でアート・ファーマーと共演し、世界的に知られるようになった。
ビル・エヴァンスの美学を正統に継承するピアニストの最右翼であり、叙情的なメロディ・センスと高度なテクニックは高く評価されている。2004年には初来日公演が実現した。多作でも知られ、オリジナル・アルバムを30作以上リリースしている。2012年、マーク・ジョンソン(b)とジョーイ・バロン(ds)、20年以上にわたるトリオのメンバーを一新。スコット・コリー(b)とアントニオ・サンチェス(ds)とのニュートリオでアルバム『Permutation』を発表した。2013年、念願叶った2010年ヴィレッジ・ヴァンガード出演時の演奏を収録したライヴ盤『Live At The Village Vanguard』を発表。







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ピエラヌンツィのニュートリオに注目!

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(2012年2月・6月記事)



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