【インタビュー】 ロバート・グラスパー
2012年6月29日 (金)

クリス・デイヴ(ds)、デリック・ホッジ(el-b)、ケイシー・ベンジャミン(sax,vocoder)、名うてのグルーヴマスターとのカルテットで実験的なサウンドを聴かせる”ロバート・グラスパー・エクスペリメント”。同じ周波数をキャッチするブラザーたちを大挙招き入れたアルバム『Black Radio』が世界中で称賛の声を浴び続ける中、再び日本の地に降り立った、彼ら若きブラックジャズ維新軍。
ヒップホップ〜ネオR&Bサークルにコミットする一方で、ジャズ百年の歴史とも真っ向から対峙するエクスペリメンタリストたちにとっての”Black Radio”とは一体何を意味するのか? 一団のスキッパーにして新世紀シーンの風雲児、注目のロバート・グラスパーにお話を伺ってきました。
インタビュー/文・構成:小浜文晶
最初はとにかくジャズ・ピアニストとしてのきちんとした評価を得たかったんだ。
そこから次のステップとして、今回のようなアルバムを作るっていうことに意味があると思っていたからさ。
-- ライヴではすでにおなじみだった“ロバート・グラスパー・エクスペリメント”のパフォーマンスが、いよいよこうして『Black Radio』というカタチで記録されましたね。作品が完成して、それが世に出回り、すでにグラスパーさん自身も色々なリアクションを耳にしていると思いますが。
すごくいい反応をもらってるよ。今回のアルバムでは、シンガーやラッパーをたくさんフィーチャーしているから、実際には僕が予想していたよりも遥かに多くのオーディエンス層にまで広がっているって、そうリアルに感じてるよ。
-- 今回の来日公演でさらにその広がりは勢いを増しそうですよね。では、あらためてアルバム『Black Radio』についてお伺いします。まずはこのタイトル、“Black Radio”なのですが、そこには例えば、ブラック・カルチャー、ブラック・ミュージックの現状に対する思いが色々と交差したテーマがあるのかなと。
まず最初に「Black Radio」っていう曲を作ったんだ。ヤシーン・ベイ、つまりモス・デフと一緒にね。それがそのままタイトルになったっていうのがひとつあるんだけど。でまぁ、“Black Radio”っていうのは、飛行機事故の原因なんかを究明するために記録を残している、所謂「ブラックボックス・レコーダー」のことなんだ。

これはあくまで僕の中での比喩表現なんだけど、例えば、ブラックボックスって仮に飛行機が墜落したとしても残るわけだよね? それと同じで、もし今の時代に音楽がクラッシュしたとしても、良い音楽だけはしっかりサヴァイヴしている、そんなニュアンスも含んでいるんだ。
でも追々考えてみると、君の言うとおり、ブラック・ミュージック、ブラック・カルチャーへのリスペクトや理想なんかも含まれているんだなって、あらためてそう自分自身感じてるよ。
-- “Black Radio”と訊いて、当初は、プロパガンダ放送というか、ブラック・コミュニティによる架空のラジオ放送局みたいなものを想像してしまったんですよ。
そうか(笑)。だから別に最初は、モス・デフの書いたリリックありきで付いたタイトルにすぎなかったんだけど、“意味合い”っていうものは後付けで生まれるケースもよくあるからね。想像を色々と繋げていったりとかさ。もしそういった「ブラック・ラジオ」があると仮定するのなら、今回のアルバムに参加してくれている、僕にとってのベスト・アーティストたちを間違いなくまた番組に招くことになるんだろうね(笑)。今のアメリカのブラック・ミュージックって同じことの繰り返しだからさ、そこへのカウンターにもなるわけだし。
-- ブラック・ミュージックとしてのジャズやヒップホップがまだまだカウンター・カルチャーであるということの証明にもなるという。
少なくとも、現在の、僕の世代にそうしたことを含め色々なことを訴えかけてるブラック・ミュージックであることは確かなんだ。

-- シンガーやラッパーをほぼ全曲に亘ってフィーチャーして作ろうというコンセプトを思い立ったのはいつ頃だったんですか?
2005年ぐらいからすでにあったよ。だから、ブルーノートと契約するちょっと前になるのかな。でも、きちんと時期を見計らって取り掛かりたかったんだ。リリースするにしても適切なタイミングでね。
それ以前には、“僕なりのジャズ”っていうものを作品として出してきたわけなんだけど。『Mood』とか『Canvas』とか。つまり、最初はとにかくジャズ・ピアニストとしてのきちんとした評価を得たかったんだ。そこから次のステップとして、今回のようなアルバムを作るっていうことに意味があると思っていたからさ。
-- 2005年に着手しても時期尚早だった?
だろうね。今だからこそ、『Black Radio』をここまで多くの人たちに興味を持って聴いてもらえてるんだと思うよ。「ジャズ・ピアニストのロバート・グラスパーが、ヒップホップ〜R&Bのアルバムを作ったらしいぜ!」って(笑)。
-- 収録曲の中では、エリカ・バドゥの「Afro Blue」が、かなりスペシャルな感じに仕上がっていますね。テキサスの同郷人で旧知の仲だとは思いますが、エリカとのレコーディング自体はたしか初めてになりますよね?
そうだね。彼女のことは昔からよく知ってるし、ライヴでは何度か共演してるんだけど、ルーツと一緒のステージとかでね。だから、最初のスタジオ共同作が「Afro Blue」になったっていうのはだいぶスゴイことだと思ってるよ。
エリカってすごく謙虚で素直な人でさ。この「Afro Blue」を録音するとき、彼女はそれまでジャズ・スタンダードを歌ったことがなかったから、スタジオでかなり緊張していたんだ。それで僕に、「やって欲しいことを遠慮なく言って欲しいの。そして、私をしっかり歌えるように導いて」って言ってきたんだ。
-- 意外ですね。
だろ? ほとんどの人は彼女のことを「孤高のビッグ・ディーヴァ」なんて呼ぶわけだけど、でもすごく良い意味でそういう“大物感”みたいなものを感じさせなかった。歌うことに対してとにかく実直なんだよね。

-- ビラルが歌うデヴィッド・ボウイのカヴァー「Letter To Hermione」もかなりパンチが効いていました。最高のカヴァーセンスだと思いますよ。
『Space Oddity』も『Ziggy Stardust』も昔から好きで聴いてたからね。レコーディング前に、iTunesでこの「Letter To Hermione」がたまたま何かの拍子でヒットして(笑)、久々に聴いてみたら「これ、ビラルに歌わせたら面白くなりそうだな」って。我ながらいいアイデアだと思ってるんだけど(笑)。実際彼はすごく上手くあの世界を表現してくれたんだ。


-- 前作『Double Booked』の後半部でも “ヒップホップ臭”というものを感じさせてくれましたが、今回は格段にその度合いが増していますよね。常套句になってしまうかもしれませんが、「ドープ・ビーツ」に「メロウ・ヴァイブス」。それこそ今日Tシャツで着られている(トップの写真参照)J・ディラからの影響があらためてハッキリとした形で表現されたと言えるのではないですか?
ディラは、ミュージシャンが演奏を変えていくことを可能にした唯一のプロデューサーだと思う。ちょっとややこしい言い回しになったかも知れないけど、要するに、彼の作るビートの虜になったミュージシャンは星の数ほどいて、しかもそのビートに合わせて演奏方法を変えていくっていうミュージシャンも本当に多いってことなんだよ。
その昔、デトロイトで一緒に曲を作る機会があって、彼のような天才がどんな風に仕事をするのか、それをすぐ横で見ることができたんだよ。あれは最高の経験だったな。
-- そこで学び得たことは一生の宝ですね。
制作のプロセスを見れたことがとにかく大きかったね。ディラは、頭の中できちんとした完成像というものを描いていて、細かい部分は後から個別に肉付けしていく、そういう作り方をよくやっていたんだ。だからまずは、「この音とこの音の組み合わせで」っていう具合にパッとレコードを選んで、それを全てサンプリングして、ものの15分ぐらいで1曲が仕上がる。そんな感じだったよ。
音楽の話をする機会も勿論いっぱいあってさ。その中で、ディラのモノづくりに対する姿勢そのものにもよくハッとさせられたよ。モノを作るときって、結構そればっかりに集中しすぎて周りが見えていない状況に陥りやすいじゃない? 客観性を欠くというか。でも、そこから一旦離れて、でまたそこに戻って没頭するっていうプロセスを経ることによって、新しい視点で物事を見れるっていうことがあるんだよね。彼と一緒に曲作りをしているときでも、ある程度出来上がったら、「ちょっとご飯でも食べに行こうよ」とか「クラブでも行くか」って中座するのはしょっちゅうだったよ(笑)。で、ひとしきり遊んでからまた作業に戻ると、いつの間にかそこに全く新しいアイデアが投入されてたりして。その頃の僕にはなかった感覚だったから、本当勉強になったよ。

-- J・ディラ・クラシックもそれこそ数え切れないほどありますが、その中でもデ・ラ・ソウルの「Stakes Is High」、この曲はやはりグラスパーさんにとっても特別な曲?
もちろん! サンプリング・ソースは、アーマッド・ジャマルの「Swahililand」、知ってるだろ? 「Stakes Is High」は2000年ぐらいから本当に好きでよく聴いてた。ジャズの連中に限って言えば、ディラが亡くなってから皆「ディラやばいよな」とか騒ぎ始めてたけど、多分僕が最初にディラの曲を取り上げたジャズ・ミュージシャンなんじゃないかなって、そう自負してるぐらいだよ。最近は、ちょっとそういうのがトレンド化しちゃってる傾向にあって...誰かが亡くなったりすると、その人の曲を一応ジャズっぽく演ってみたりとか...まぁ、少なくとも僕にとってディラはそんな軽薄なレベルの存在じゃないってこと。
-- 「Swahililand」のネタの抜き方というか、あの部分をループさせる、そのセンスがまずスゴイですよね。
まったくだよ。何をどういう風にサンプルで使用するか、それを的確に見抜くところがまさしくディラの天才的なところだよね。


-- 今回この『Black Radio』を通して、あらためてジャズ・サイドにJ・ディラの存在やその作品が深く刻み込まれたような気がします。
ジャズってとかく歴史を振り返ろうとしがちな分野ではあるんだけれど(笑)、どんなに振り払おうともがいても、今の影響っていうものはどうしても残っちゃうものなんだよね。僕らの世代にとってはそれが紛れもなくディラであった、そういうことなんだと思う。
-- 逆に、グラスパーさんよりひと回りふた回り上の世代の方が『Black Radio』を聴き込むと、また全く違う印象を持ったりするわけですよね。
今のところは、そういった人たちからも大体「いい感じじゃん」っていう声をもらってるけどね。完成する前は正直、「まぁ多分気に入られないだろうな」程度のことは思ってたんだけど(笑)、そう考えると意外って言えば意外だったかな。
さっきも言ったように『Black Radio』は、当初から自分と同じぐらい、あるいはそれより下の世代、つまりヒップホップもソウルもジャズも全部一緒くたにして聴いてるような人たちに向けたアルバムにしたかったわけだからさ。逆に、トリオで演奏し始めた頃っていうのは、ある程度上の世代、所謂ジャズ・オーディエンスに向けての活動がほとんどだったんだけどね。
-- 以前、「黒人達は僕らのカルチャーから隔離したところにいる」というグラスパーさんの発言を目にしたのですが、これはつまり「若い黒人のジャズ離れ」ということを意味しているのでしょうか? それをこの『Black Radio』で引き戻さん、と。
それは若い人に限らずだけどね。ジャズを理解しようともしていないし、したいとも思っていない、そういう黒人があまりにも多すぎるっていうことを言いたかったんだ。
その中でも、特に今の若いコたちはジャズとのコネクションをそもそも持っていない。なぜかって言うと...例えば今のアメリカのラジオでジャズがかかることなんかほぼないわけで、むしろジャズとは無関係の音楽しか流れてこない。で、彼らはそれすら求めていない。それはテレビでも同じようなことが言えると思うんだけど、そういう状況によく顕れているよね。
-- そういう部分で、ケイシー・ベンジャミンやクリス・デイヴらを擁したエクスペリメントというのは、今のアメリカのジャズ界隈では極めて稀有な存在ですよね。
ケイシーやクリスみたいな人って中々いないよ。だから、彼らと出会えた僕はすごくラッキーだってことだよね(笑)。
-- ちなみに今回の日本ツアーには同行されていませんが、特にクリス・デイヴは、ビートをよりヒップホップ的なイディオムで生成するエクスペリメントにとってはかなり重要な存在なのではないですか?
クリスは、もう二年ぐらいトリオの方にも参加していないんだけどね。今回のツアーで一緒のマーク・コレンバーグがトリオで叩いているんだ。クリスは本当忙しいヤツだからさ。今はディアンジェロのツアーに参加していたり、常に引っ張りダコだから、最近は一緒にやる機会もあまりないんだ。
とはいえ、勿論このプロジェクトにおいて重要な役割を果たしていることには変わりないね。それはクリスに限らずだけど。エクスペリメントでは、楽曲や方向性についてメンバー間でディスカッションしたりプランを練ったりっていうことは一切ないんだ。僕から指示を出すこともないし。ひたすら、やるだけっていうか(笑)。それで僕の考えていることが十分伝わっていたりするからさ。皆ひとつのマインドで作用しているような感じかな。でも、ひとつのマインドでありながらも、各自意見やアイデアをその都度音にしてバシバシ出してくれるから、「ひとつでもあり、四つでもある」っていうイメージでもあるんだよね。

© Mike Schreiber
-- だからこそ『Black Radio』は、ジャズから距離を置いている若い人たちを呼び寄せて、ある種覚醒させることができる可能性を大いに孕んでいるというか。
そうなればいいなとは思ってるけど、ただ若いコたちにとってのジャズって、結局いつまでも古いものなんだよ。そこに現代的なものを連想できない状況がずっと続いてるから。それは言ってしまえばジャズ・ミュージシャンのせいでもあって、今の若い人たちに通じるような音楽をやっていない、それどころか共通言語すら持っていないプレイヤーが多すぎるんだよ。別に若いコのゴキゲンを取れって言ってるワケじゃなくてね。
-- アメリカの音楽市場が配信中心という状況も、そこに拍車をかけていたり。
どうだろうな? とにかくレコード店が全然ないからなぁ...
-- 日本も徐々にそういった状況になりつつありますけどね。CDの購買にしてもネット・ショッピングのシェアがほとんどですし。
本当に? 地球上からレコード店が無くなる日もそう遠くないっていう感じなのかな? 「昔、レコード屋ってあったよね」みたいなさ(笑)。まぁ、いずれにせよアメリカではダウンロードが一般的だよ。iPhoneでもiPodでもテクノロジーの流れは、言うまでもなくダウンロード市場にとって常に追い風なわけだし。となると、CDが聴けるのはもはや家や車だけっていう“縛り”も出てきちゃうよね。あとは、iPadがパソコンの主流になってきているのも大きいのかな? あれさ、CDを取り込んでプレイすることができないから、ますます分が悪いと言うか...
-- 小売りにとっては踏んだり蹴ったりで(笑)。グラスパーさん的には、レコード店が無くなっても特に支障はない?
テレビが白黒からカラーになったのと同じようなことで、これが時代の流れだからね。音楽メディアにしても、8トラックのカートリッジテープからカセット、レコード、CD、そしてダウンロードって、変化と共に付いて回るものだからしょうがないよね。
だけど、わざわざ着替えて街に出なくても、ボタンひとつで簡単に買えることって別に悪いことじゃないんじゃない? アーティストにとっては、自分の音源がすぐに売れるっていうことだから。で、僕自身もものぐさで(笑)、レコード屋に足を運ぶってことがそんなにないんだよね。だから、音楽を手に入れる手段がラクになればなるほど僕としては大歓迎っていうかさ。
-- 少々ヘコみそうですが(笑)、貴重なご意見ありがとうございます。それでは最後に、今後は当分このエクスペリメントとしての活動が主に続いていく感じなのですか? それともトリオ・フォーマットでオーセンティックなジャズ回帰を行なったり、あるいは全く別のプロジェクトを立ち上げたりとか。
実は、この後エクスペリメントでもう一枚、今回の『Black Radio』の続編的なアルバムを出すかもしれないんだ。これについては全くの未定なんだけど、でもやっぱり純粋なジャズ・ファンのためのトリオも、そのリリース後にでもまたやりたいなって思ってるんだよね。
-- エクスペリメントとトリオ、二本の活動を両立させるのがやはりグラスパーさんにとって意味のあることだったりするんでしょうね。
僕自身のためにそれは必要なんだ。僕は、そうは言ってもジャズのピアニストだからさ(笑)、トリオとしての表現も重要なわけで、結局両方やらないと気が済まないっていうかね。
でも、どちらにせよ僕の目標っていうのは、ミュージシャンじゃない人たちに音楽を聴いてもらうことなんだよ。分かる、この意味? 特に最近のジャズって、勿論全部とは言わないけど、ジャズ・ミュージシャンやジャズを熱心に勉強しているような人にしか理解できないような音楽を作っていて...元々はそういうものじゃなかったハズなんだけど、段々とスノッブな感じになってきちゃったのは確か。僕はそういうのはゴメンだからさ。もっと普通の人が聴いてもたのしめるような音楽を作っていきたいんだよね。
Robert Glasper 『Black Radio』
ロバート・グラスパーのブルーノート通算4作目となる最新アルバムは、ヒップホップサイドの側面を持つ”ロバート・グラスパー・エクスペリメント”名義での初作品。ビラルやモス・デフの音楽ディレクターや、Qティップやカニエ・ウエスト、エリカ・バドゥ、ジェイZ、コモン、マックスウェルなどのツアーサポートをしたりと、ヒップホップ/R&Bシーンと深い繋がりを持つグラスパーが、彼と交流のあるヒップホップ/R&Bの豪華ゲストを迎えた渾身の一枚!
収録曲
- 01. リフト・オフ/マイク・チェック feat. シャフィーク・フセイン
- 02. アフロ・ブルー feat. エリカ・バドゥ
- 03. チェリッシュ・ザ・デイ feat. レイラ・ハサウェイ
- 04. オールウェイズ・シャイン feat. ルーペ・フィアスコ&ビラル
- 05. ゴナ・ビー・オーライト(F.T.B.) feat. レディシ
- 06. ムーヴ・ラヴ feat. キング
- 07. アー・イエー feat. ミュージック・ソウルチャイルド&クリセット・ミッシェル
- 08. コンシークエンス・オブ・ジェラシー feat. ミシェル・ンデゲオチェロ
- 09. ホワイ・ドゥ・ウィー・トライ feat. ストークリー・ウィリアムズ
- 10. ブラック・レディオ feat. モス・デフ
- 11. ヘルミオーネへの手紙 feat. ビラル
- 12. スメルズ・ライク・ティーン・スピリット
- 13. トゥワイス (日本盤ボーナストラック)
ピアニスト、作編曲家。母親の影響で、一家が住む教会でピアノを弾き、ゴスペルやジャズ、ブルースといった音楽に触れる。青年期に入り、ヒューストンの有名なハイスクール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツへ入学。卒業後、マンハッタンのニュー・スクール・ユニヴァーシティに入学。在学中にクリスチャン・マクブライド、ラッセル・マローン、ケニー・ギャレットなどとギグを行う。その後、ニコラス・ペイトン、ロイ・ハーグローヴ、テレンス・ブランチャード、カーメン・ランディ、カーリー・サイモン、ビラル、Qティップ、モス・デフなど、ジャズ〜ヒップ・ホップまで幅広い分野の面々と共演する。 2003年、デビュー・アルバム『モード』(フレッシュ・サウンド・ニュー・タレント)をリリース。 2005年、ブルーノートと契約。同年、移籍第1弾『キャンバス』をリリースし、ジャズやゴスペル、ヒップホップ、R&B、オルタナティブなロックなどのエッセンスを取り入れた革新的なスタイルで、各方面から高い評価を得る。 2007年、ジャズとヒップホップを結びつける究極のピアノ・トリオ作『イン・マイ・エレメント』を発表し、ブルーノートの新世代ピアニストとしてさらに注目を浴びる。2009年、よりアコースティック志向の“トリオ”とよりヒップホップ志向の“エクスペリメント”の自身が推進する2つのバンドを1枚に集約した、グラスパー本来の姿を投影した話題作『ダブル・ブックド』を発表し、グラミー賞にもノミネートされた。そして2012年、初の”エクスペリメント”名義によるアルバム『ブラック・レディオ』を発表した。
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