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TOP > My page > Review List of 一人のクラシックオールドファン
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0 people agree with this review 2009/06/16
サンティはイタリアの指揮者なので当然収録されたCD等はイタリアオペラ関連が多いです。私は以前彼がPCOを振った「マドンナの宝石」間奏曲他をセットしたCDで当時サンティの名を初めて知りました。さて、本盤2004年N響を振ってのしかも「悲愴」という少しテリトリーに違和感もある曲なのですがオーケストラ配置てでもあるのかN響も大変よく鳴りきっており、かと言ってもって回った様な事はせずテンポはもたれずロシア物といった限定枠に納めてはいないように聴きました。最終楽章・・例のクライマッマスの抉りで「凄い」形相をサンティは顕わし流石やはり懐深い指揮者だと思いました。ヴェルディ各序曲は未聴ですがこちらの方はお手の物かと思われます。とにかくN響の「悲愴」演奏の記念の一つかと思います。
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4 people agree with this review 2009/06/16
1983年収録の「シェエラザード」はデュトワの特質がよく表れた演奏結果となっております。作曲家の色彩感を豊かに再現させるに打って付けのこの指揮者はこの曲のドラマ性より叙情性に重点を置いた如く私には聴け大変美しい・・・きれいにすべる様なソフトタッチが味わえます。各楽章のヴァイオリンソロによるテーマもその他弦群の高音部のしなやかさも素敵ですね。第2楽章ソロヴァイオリンの後の管楽器の揺らぐテンポも面白いし途中やや神経質な面もありますがこの楽章最後の追い込みは作曲意図にすっかり乗っております。終楽章も平坦な感じも与えますが最後山場と美しいエンディングは素晴らしいです。タイム的には平均よりほんの少し長めの印象を持ちました。スペイン奇想曲はより色彩感溢れにぎやかに終始しています。
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1 people agree with this review 2009/06/16
最近ミュンヒンガーは忘れられた感があるようですが彼の戦後果たした役割は決して小さなものではありません。彼のあと数多同類演奏者が続出し又演奏スタイルの変遷に伴ってミュンヒンガーの存在感・位置付けは時代遅れの様に薄らいで途中病で倒れたことも拍車をかけたみたいですが晩年遺したベートーベン交響曲選集の出来からも彼の志しの高さは語り継がなければと思っております。さて本盤ハイドンの交響曲「奇蹟」、「軍隊」、「ロンドン」の三曲をVPOを振ってステレオ収録したものです。モノラルでは私は「V字」と「時計」のセット盤を聴いています。彼の演奏は生真面目なアプローチで展開しており一方彼がバロック曲を振る様なガクガクしたものでなくVPOの美点を引き出して・・・当時彼がDECCA看板指揮者として売り出すイメージ推進もあったのも事実で果たして「美点」をどの程度彼の個性とミクスチュアしたのかその辺りも当時聴き処として捉えていました。VPO演奏のハイドンは当時カラヤン、モントゥー等もありましたがまだ彼らより若かつたミュンヒンガーの素晴らしい演奏かと思います。仕様変更でも期待されますね。
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最近ミュンヒンガーは忘れられた感があるようですが彼の戦後果たした役割は決して小さなものではありません。彼のあと数多同類演奏者が続出し又演奏スタイルの変遷に伴ってミュンヒンガーの存在感・位置付けは時代遅れの様に薄らいで途中病で倒れたことも拍車をかけたみたいですが晩年遺したベートーベン交響曲選集の出来からも彼の志しの高さは語り継がなければと思っております。さて、ミュンヒンガーがウィーン・フィルと録ったモーツアルトはその数決して多くはありません。典雅な趣きのハープ・フルート協奏曲はウィーン・フィルの音色と相俟って素晴らしい出来上がり、クラリネット協奏曲も本来味あうべき奥行きこそ乏しいけれどウィーン・フィルの音色が別の味に補った結果となってこれ又素晴らしい。仕様変更で更に期待されますね。他のところでも書きましたがミュンヒンガーがモーツアルト交響曲をウィーン・フィルと遺して欲しかったと思わざるを得ません。
0 people agree with this review 2009/06/15
第6番「田園」については他の同曲盤で触れた通りで基本的には1936年VPO盤とスタイルは変わっておりませんが最終楽章が一分程度長いコロムビアSOの1958年収録のこの演奏は少し軽やかさとワルターのとろけそうな甘さが加わったようにも感じています。いずれにしても私は第6番単体盤も第5番セットの盤も最高と思っております。ワルター/コロムビアSOのベートーベンはホッとする面があります。もう一つ「運命」は昔から聴き慣れた第1楽章最初の運命の扉動機のフェルマータはワルター特有のものでさりとて決して深刻ではありません。この調子で行くとタイム的に長いのかなと思うと「さにあらず」で所謂反復部分が略されているのでむしろ短い・・・全体としては平均タイム・・「運命」の曲を聴く上で何を期待?するかにより評価は微妙ですが私の年代では冒頭記したように無形の財産として貴重です。
3 people agree with this review 2009/06/15
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演奏自体については躊躇せず「最高」盤ランクにします。ワルター/コロムビアSOの田園は基本的に1936年VPO演奏盤等からそう懸け離れたものではなく最終楽章が1分程長くなっているのかな・・という感じと思います。実に丁寧に楽章を進めて行き彼の田園を聴き終わりますと何かホッとした安堵感を自然と抱く次第です。手の内は自明であり全体の演奏アプローチスケールはそう大層なものではなく響きもこのオーケストラの独特な明るさがこの曲への感慨を助長する様です。第4楽章から第5楽章への移ろい、第5楽章の最後の感謝平安のエンディングには他演奏家に更に上手さを発見するのも事実ですが・・。本盤はもうお馴染になった平林氏の手になるものでその音色も期待できますね。
2008年の収録、レーピン・・ヴァイオリン協奏曲の方は無難にこなしていると言った感じですがLGOの鳴りが私のイメージまで届いていない様に聴こえ多分録音のシステムにもよるのかと勝手に思っています。二重協奏曲はモルクがチェロを担当しています。元々ヨアヒムとの人間関係改善の為にブラームスが晩年作曲した彼最後の管弦楽故か所謂「鳴り」が突き抜けなく饒舌さ・煩わしさばかりが演奏によって耳につく曲にも私は捉えております。本盤タイム的には約33分と平均ですが全体に演奏運びがやや薄く・・これも録音のせいか?・・それだけ前述の諸点が気になった次第です。勿論私のこの二重協奏曲への好み程度が大いに影響しております。
0 people agree with this review 2009/06/14
説明書によりますと比較的短命にその生涯を閉じたフェリアーは1947年同じワルターとの共演(テノールはピアーズだった)で最後まで歌えなかったらしく本曲に対して何か直感的なものを個人的事情の中で捉えていたのではないでしょうか。確かにこの曲は李白等による厭世的ロマン性を帯びた詩に基づいて作曲されたものですが唯一作曲者直伝弟子であるワルターが捉えることが可能とも思われる心理の世界でもあるかのようです。本盤のテノール担当のパツァークもその寂寥感を上手く表現しております。タイム的には私の好きな後年同じVPOを振ったバーンスタイン盤と各楽章概ね短めとなっています。リュッケルト歌曲も同じようにわが子を亡くしたマーラーのストイックな面が出ているように聴きました。全体としてこのようなレベルの演奏となればモノラルもクソもありませんね、長く聴かれるべき最高のものでしょう。
「ツァラトゥストラはかく語りき」について・・・1968年公開のキューブリック監督映画「2001年宇宙の旅」オープニングとエンディングに印象的に使われたソースと思われる演奏です。私も映画の筋書きは今一分かりませんでしたが鮮やかな音楽にはショッキングでした。さて、演奏は後年2回BPOとDGにカラヤンは収録するのですがBPOのとはその合奏力というかその凄さ・精緻さが増して行った様ですが1959年収録の本盤はオホケストラVPOの美しさがその演奏時間32分余に堪能出来ます。個人的には1973年の方のBPO盤(タイムは若干1分程長くなっています)にシュヴァルベのヴァイオリンも含めてその重厚圧力感が何とも言えず魅力的とは思いますが本盤もカラヤン50才頃の勢いも貴重かと聴いております。他の曲は未聴です。
3 people agree with this review 2009/06/14
「ツァラトゥストラはかく語りき」について・・・1968年公開のキューブリック監督映画「2001年宇宙の旅」オープニングとエンディングに印象的に使われたソースと思われる演奏です。私も映画の筋書きは今一分かりませんでしたが鮮やかな音楽にはショッキングでした。さて、演奏は後年2回BPOとDGにカラヤンは収録するのですがBPOのとはその合奏力というかその凄さ・精緻さが増して行った様ですが1959年収録の本盤はオホケストラVPOの美しさがその演奏時間32分余に堪能出来ます。個人的には1973年の方のBPO盤(タイムは若干1分程長くなっています)にシュヴァルベのヴァイオリンも含めてその重厚圧力感が何とも言えず魅力的とは思いますが本盤もカラヤン50才頃の勢いも貴重かと聴いております。
初演者ボールトが五回目の収録を行なったのは確か1978年だったと記憶しております。本盤はその後つまり1979年に小澤/BSOが収録したもので1970年代それも最後の年での収録は遅ればせながら馳せ参じた感じややや品揃え感もしないではありません。演奏は無難な感じがする中でも一曲毎への息吹き入れの方向感は分かります。例えば「火星」の様に白熱する部分もありますがそれも決して物々しくなく、また有名な「木星」はしつこくなくクリヤーな印象で結論としては総じてタイム的にも平均、全体としてアッサリ系と申せましょう。他のレビューの方も触れられた同じBSOを振ったスタインバーグの演奏盤を私も結構聴いております。
3 people agree with this review 2009/06/13
管弦楽組曲は1960〜1961年収録というのですからリヒターまだ30歳代半ば・・・・例の1958年物マタイ受難曲以降やはり頭角を現す頃の録音が素晴らしいですね。54才で亡くなったのですがこのまま長生きして再録していたらどういう演奏に変化していったのでしょうか。さて、代表曲第2番フルートはニコレが担当して現在の古楽器演奏からすれば実に堂々の力強く進めて行ってます。最初の序曲は反復部分も導入・・・当時パイヤールの全集もそうでした・・・して確りした音の流れに身をまかせること約24分・・・圧倒的に・・最後は軽妙なバデェネリで終わりました。なお、やはり代表曲第3番の第1楽章も元気があり結構なのですがどうも有名な「アリア」楽章は凡レベルに私の実力では聴いてしまいました。1960年代後半の収録のブランデンブルグ協奏曲代表曲である第5番はハープシコードをリヒター自身が受け持ちこの曲も管弦楽組曲同様第1楽章から堂々の展開、後半のハープシコード独奏部分も実に力強いです。第2楽章も適度に余情をチラつかせまず健康そのものです。マァ両曲について全集盤を揃えるなら本盤が適当・・。
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