エリン・ボーディー インタビュー
Tuesday, October 21st 2008
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エリン・ボーディー 「私」のこと、新作『The Little Garden』のこと
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-----まずは本邦初リリース、おめでとうございます! 日本でのリリースが決定した時、どんなお気持ちでしたか? Erin Bode 私のCDが日本で発売されるなんて!本当に嬉しいです。日本の音楽ファンの方々が私の音楽を気に入ってもらえることを心から願っています。近いうちに是非、日本でのコンサートを実現させたいですね。
--- これまで暮らしてきた町やご家族・友達など周りの環境について、簡単にお聞かせください。また、そのなかで音楽に目覚め、音楽を始めた経緯を教えてください。
Erin Bode
私の家族は音楽一家でした。小さい時は兄弟や姉と一緒に歌ったり、楽器を演奏して過ごしました。家でかかっていた音楽はフォーク、ジャズ、ポップ・ミュージック、特にクラシックは多かったですね。そんな環境でしたので音楽は私にとって情熱そのものとなり、一日中でも歌っていたいぐらいでした。だから「とにかく出来るだけ音楽を勉強しよう」と思うようになったのは極めて自然の成り行きでしたね。
Erin Bode ジャズ・アーティストとしては Nancy Wilson, Sarah Vaughan, Margaret Whiting, Charles Mingus, Oscar Peterson, Johnny Hartman 、その他大勢います。
Erin Bode 私たちメンバーは、まず何といっても自分のイマジネイションがもたらす正直な音楽を作りたいと思っています。それが一番のこだわりです。だから私たちはこのアルバムで特定のジャンルの音楽を創ろうとはしませんでした。その代わり、私たちが何年ものあいだに影響を受けたいろいろなジャンルの要素をありのままに盛り込んだつもりです。
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Erin Bode エリン・ボーディ プロフィール
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アメリカ・ミネソタ生まれ、現在はセントルイスで活動中。 あのレベッカ・マーティンもアルバムを残したマックス・ジャズ・レーベルからすでに2枚アルバムを発表(『Don't Take Your Time』2004、『Over And Over』2006)、2枚とも“アルバムの大半を占めるカヴァー曲の選曲センスが良い”“ジャズというよりもポップス的な歌唱と声質が新鮮”、といずれも輸入盤でありながら話題を集めた。 本作『Little Garden』ではカヴァーはポール・サイモン「Born At The Right Time」のみ、他は殆どが自作。さらにアコースティック・ギターも今まで以上に全面に出て「ジャジーなアコースティック・ポップ」といってもいいサウンド。シンガーから本格的なシンガー・ソングライターへと自然な転身を遂げた。 アメリカではノラ・ジョーンズ、そして特にエヴァ・キャシディあたりと並び評され、今回の現地オリジナル発売レーベルが“Native Language”(サラ・ガザレクの所属レーベル)ということも頷ける。 メロディアスなソングライティングと爽やかでクールな声質、それらが不思議とアメリカの郊外を思わせ、良い意味での中庸さをイメージさせる個性は、今後ますます期待が抱ける存在。
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