ベベチオ Interview その1
Thursday, February 5th 2009
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ベベチオ 早瀬直久 『ちょうちょ』インタビュー
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アルバム『ちょうちょ』について
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2008-02-06
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「心地よくドキッとさせたい。」
ベベチオ 早瀬直久(以下、早瀬) 2006 年 10 月に映画『幸福のスイッチ』の主題歌としてマキシシングルを出したんですが、この勢いに乗ってアルバムも出そう!という話にはなってたんです。曲もどんどん浮かんでましたし。アルバムのイメージも固まったので、翌春くらいから実制作に移りました。ニコニコしてるうちにだいぶ時間が経っちゃいましたが、この度めでたくリリースを迎えることが出来て非常に嬉しいです。 --- 作品を重ねる毎に、アレンジの幅も広がっていますねが、今回はフルアルバムという事もあるのでしょうか、さらにアレンジの幅が広がりましたね。その辺りはやはり意識しましたか? ベベチオ 早瀬直久(以下、早瀬) 1 st フルアルバムということもあって、ベベチオが今まで表現してきた『広い部分』と『狭い部分』のどちらも同居させたいという気持ちがありました。空を舞ってるような感じ、部屋で思い出し笑いをしてるような感じ、色んなシーンにパッと迷い込めるようにしたいなあというのが頭にあったので、その辺がアレンジの幅に出たのかも知れませんね。しかしながら、曲のイメージの核がアレンジに埋もれ過ぎてもダメなので、編曲の塩梅には気を使いました。 --- 作品毎にサウンド的な進化はありつつ、根底にある「 POP さ」と(良い意味の)「毒っ気」は変わりませんね。変わる部分と変わらない部分。その辺りは意識していますか? ベベチオ 早瀬直久(以下、早瀬) そうですね、根底に心地よくドキッとさせたいという気持ちがあるんだと思います。迎合するわけでなく、スッと心に入って、どこか引っかかるものを提示したい。直接的な言葉より、少し「?」を持たせてイメージを膨らませて欲しいという気持ちが強いですね。その方が遊びがあって楽しいし、カラクリにもワクワクして欲しいし。そんな手法が好きなのも、たぶんずっと変わらないと思います。心地よくドキッとさせたい。赤ちゃんがおっぱい吸うようなもんです。サウンド的には作品毎に少しは進化してるのかも知れませんね。音を楽しみながら、日々精進しております。 --- ベベチオの魅力のひとつが、楽曲の良さだと思います。今のポップスシーンの中でも飛び抜けたキャッチーさを持っていると思います。曲はどのような感じで出来るんですか? ベベチオ 早瀬直久(以下、早瀬) やっぱり楽曲が一番偉いと思ってるので、作曲は一番大切にしてますね。歌詞はもちろん、曲をイメージする段階から。出来る過程はいたってノーマルプレイです。ふとした時にふと何かのイメージの断片が浮かんだら、ふぁーとMDに録音するか、詩的な文にして書きとめておく感じですね。そして、それを忘れた頃に急にそのイメージの断片がパーッと広がるときが来るんです。その時の嬉しい情熱で作り上げることが多いように思いますね。 --- レコーディングについてお聞きしたいです。なんとなく想像するに、早瀬さんが作ったデモ音源がまず出来上がって、そこにどんどんアレンジを加えていく、という行程かなと思います。様々が楽器が入っていて、良いスパイスにもなっていると思います。レコーディングはどのように進められているのでしょうか? ベベチオ 早瀬直久(以下、早瀬) そうですね、僕が作ったデモを基にして進化させていく感じです。デモの段階でヘッドアレンジはだいたいしてるので、そっから細かいラインとかを練っていく感じです。今回のレコーディングが始まってすぐに平良くんの録音が難航してしまうという事態が発生してしまって、録音していく順番が逆になるというドラマチックな修羅場になってしまったのですが、なんとかグルーヴを見失わずに完成するに至りました。今となってはいい思い出です。今回のレコーディングの醍醐味の一つに、色んな楽器のアレンジやEDITをさせてもらったこと。素晴らしいミュージシャンの音に感謝です。家での作業もイメージ全開でした。コーラスも全曲、家で一人で録音したのですが、ちょうど猛暑の頃だったので大っ変。エアコンないし部屋閉め切ってるしで酸欠なりたい放題でした。(笑)
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ベベチオ プロフィール
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2000年結成、vo/g早瀬直久、b/平良正仁による2人組みポップスユニット。2003年、1st mini album「左右対称のダンス」を発売。その後、2nd mini album「ひとつやふたつ」、3rd「JAPANESE SPOON」をリリース。上野樹里 主演映画『幸福のスイッチ』の主題歌にもなったsingle「幸福のスイッチ」は、透明なヴォーカルと"懐かしくも新しい"独特のサウンドで注目を集める。そして、2008年2月、満を持して、セルフプロデュースによる1stフルアルバム『ちょうちょ』を発売!
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