「ぜんぶ、フィデルのせい」 ジュリー・ガヴラス監督&ニナ・ケルヴェル インタビュー
Wednesday, January 30th 2008
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| 「ぜんぶ、フィデルのせい」 ジュリー・ガヴラス監督&ニナ・ケルヴェル インタビュー |
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「ぜんぶ、フィデルのせい」
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--- 監督がこの作品で一番苦労した点、そして、ニナちゃんが演じることで一番苦労した点を、それぞれお聞かせ下さい。
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ジュリー 今まで、ドキュメンタリー作品のみでしたので、全てが新しい経験でした。ドキュメンタリーとフィクションの違いは、テクニック面でも、とても大きかったです。子どもたちとは、オーディションの段階で何度も会って、テストを重ねていましたが、大人の俳優さんたちに関しては、現場でいきなり演技に入ったことと、演技に対するアプローチが人によって全く異なっていたので、それぞれに対する演出が、とても難しかったです。 ニナ 弟と一緒に手をつないで逃げるシーンね。アンナがいらいらしてて、お父さんとのことで傷ついてたから、泣き出しそうな表情になってて。そういう表情をしながら、手をつないで逃げるのが、とっても難しかった。 |
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--- 監督が子供時代に、「大人は判ってくれない」と感じていたこと、そして、「大人になって気づいたこと」があれば、お聞かせ下さい。
ジュリー 大人の生活はいろいろありますが(笑)、子どもの生活は、とてもシンプルですよね。学校があって、宿題をして、お友だちと遊ぶ・・・というような。子供の時、いろいろしなくてはいけない大人を見て、「自分は、あんな風にはなりたくない」って思っていました(笑)。
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--- ニナちゃんは、「大人は判ってくれない」とか、「ここが嫌い!」ってところはありますか?
ニナ 今一番嫌なところはね、タバコを吸うこと(笑)。 |
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--- 映画の中でも、子供は大人を質問攻めにしたりしますが、監督が子供たちに聞かれて、答えに困ってしまったことなどはありましたか?
ジュリー お話の中で、すでに何度もテストを重ねていましたから、そのような目には、遭わないですみました(笑)。
--- ニナちゃんは、出演する前と後では、自分の中に変化がありましたか?また、周囲の反応を教えて下さい。
ニナ 自分自身が変わったとか、生活が変わったことはないわ。周りの人は映画を見て、「よかったよ」ってほめてくれたの。この映画を見た後、みんな、私をスターを見るように見たりして、たくさん質問されたりして(笑)。私にヤキモチを焼いて、口を聞いてくれなくなっちゃった子もいたの(笑)。 --- 映画の中では、フランソワくんとのやり取りがとっても微笑ましかったですが、ニナちゃんには実際に、弟や妹はいますか? ニナ 私は一人っ子なので、弟はいないけど、小さい頃から一緒に遊んでる男の子が、自分の住んでいるアパートにいるので、フランソワとのシーンは、映画でも大丈夫だったの。 --- ニナちゃんは、演じた映画の中の1970年代と今は、どんなところが違うと思いましたか?
ニナ うーん(笑)、服装と車かな。あとはね、人の態度(笑)。
--- 人の態度?(笑)
ニナ 間違ってるかもしれないけど、昔はもっと大人たちが、子供を大事にしてくれてたと思うの(笑)。だってね、(映画の中で)お手伝いさんとかがいたでしょ?(笑)私のお家には、いないもの(笑)。
--- ご両親から、最も影響を受けたことは、何ですか?
ジュリー ストーリーを重視する、ということです。自分は何を伝えたいのか、何を訴えたいかということは、どれほど重要なのか、ということです。リアルなテーマがあって初めて、作品が作れるということを教えてもらった気がします。 --- 本日は、ありがとうございました。
ジュリー&ニナ ありがとうございました。
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