「ぜんぶ、フィデルのせい」 ジュリー・ガヴラス監督&ニナ・ケルヴェル インタビュー
Wednesday, January 30th 2008
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最新のインタビュー |
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| 「ぜんぶ、フィデルのせい」 ジュリー・ガヴラス監督&ニナ・ケルヴェル インタビュー |
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「ぜんぶ、フィデルのせい」
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--- 監督が、原作「TUTTA COLPA DI FIDEL」を映画にしたいと思った理由をお聞かせ下さい。
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| ジュリー・ガヴラス監督(以下、ジュリー) 自分が最初にこの本を読んだ時には、フランス語では翻訳されていなくて、イタリア語のものを読みました。ストーリーがとても魅力的だったということと、子供が、社会の変化を体験しながら成長する過程がとてもおもしろかったということ。そして、1970年代という時代は、フランスでは話題になる時代でもあるし、それを少女の視点で捉えているところもとても興味深く、映画にしたいと思いました。 | |||
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--- ニナちゃんが、この映画に出演したいと思ったのは?
ニナ・ケルヴェル(以下、ニナ) 自分が本当にできるのか、試してみたかったの。映画の世界をのぞいてみたいと思ったりもして。自分が最後まで残るなんて思ってなかったから、そのことは、とってもうれしかった。
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--- 原作から大きく変更した部分があった、また監督の自伝的要素を加えたとお聞きしましたが・・・。
ジュリー 小説を映画化するので、変更はどうしても生じます。イタリア語をフランス語にして、舞台をイタリアからフランスに変えたことと、原作では9年間の物語なのですが、それを1年間の出来事としてまとめました。そして、チリの方が出演するのは、映画独自のものです。小説に出てくる出来事は、自分の体験とは異なりますが、キャラクターや人物の感情は、自分と近いものがあると思います。 |
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--- 子供の1年間の成長は、早いと思うのですが・・・。撮影は、順撮りでしたか?
ジュリー はい、順番通りに撮るようには心がけました。一番初めに撮ったシーンは、前半の大きなお家のシーン、そして、学校、プール。最後に、アパートのシーンでした。大きなお家から狭いアパートに変わってしまったという、環境の変化からくる感情を演じてもらう上でも、この順番は絶対、と決めていました。
--- ニナちゃんは、出演が決まってうれしかったそうですが、実際に撮影に入ってからの気持ちと、完成した作品の中で自分を観た時の気持ちは、どうでしたか?
ニナ 一番最初の撮影は、とってもおもしろいって思ったの。だけど、はじめての経験、はじめての撮影だからやっぱり、とってもはずかしかったし、緊張したの。監督に言われた通りに動いたり、話したりしているだけだったから、映画を観るまで、「どうして、こんなことやってるんだろう?」って思ったりもしたけど(笑)、映画で観たら、とっても感動しちゃった。映画の中の私は、「私なのに私じゃないみたい」な、ちょっと不思議な気持ちだったわ。 |
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