【発売】スヴェトラーノフ&ロンドン響/R=コルサコフ:シェエラザード(1978年エディンバラ・ライヴ)
2025年09月22日 (月) 18:45 - HMV&BOOKS online - Classical

スヴェトラーノフの『シェエラザード』初CD化ライヴ
「BBC」から嬉しい蔵出し音源が登場です。スヴェトラーノフの『シェエラザード』といえば1969年録音ソヴィエト国立交響楽団との「MELODIYA」盤のほか、1978年2月録音ロンドン交響楽団との「EMI」盤、同月同組合せのロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ「BBC」が知られますが、今回登場するのはそのおよそ半年後、やはりロンドン響とのエディンバラ音楽祭でのライヴ。1978年2月のセッションとライヴを比べてもテンポがだいぶ変わっていますが、今回は同年の録音で最も速く、楽章ごとに2月の速い方と比べると演奏時間で最大50秒ほども短くなっており、テンポの速い箇所はこれでよく崩壊しないというほどの緊迫感。そんな中でも際立つアンサンブルの美しさや各ソロの自発的な歌い回しはさすがロンドン響の名人芸といったところで、ダイナミックと繊細が共存するスヴェトラーノフの特性も生きており、特に高く評価していたという英国ブラス(ヴィブラートを効かせたロシアの金管には厳しい見解を持っていたそう)を鳴らし切った表現は爽快そのもの。
アルバムには併せて同日のライヴである『プスコフの娘』序曲を収録。またソヴィエト国立響と客演した1968年のエディンバラ音楽祭ライヴであるグリンカは、以前「BBC Legends」でCD化されたもと同じ音源です。いずれもBBCのオリジナルマスターから「Re:Sound」のポール・ベイリーによる丁寧なリマスターが今回新たに施され、会場の熱気が伝わる素晴らしい音に仕上がりました。(輸入元情報)
【収録情報】
リムスキー=コルサコフ:
1. 歌劇『プスコフの娘』序曲
2. 交響組曲『シェエラザード』 Op.35
ロンドン交響楽団
ジョン・ジョージアディス(ヴァイオリン独奏:2)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音時期:1978年8月29日
録音場所:エディンバラ、アッシャー・ホール(エディンバラ音楽祭)
録音方式:ステレオ(ライヴ)
3. グリンカ:2つのロシアの主題による交響曲
ソ連国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音時期:1968年8月24日
録音場所:エディンバラ、アッシャー・ホール(エディンバラ音楽祭)
録音方式:ステレオ(ライヴ)
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