ポップ！！ｽｽﾞｷｹﾝｼﾞも初登場！！

震えた なぜか震えた 呪われるような気さえした

同じ函館の人間として、頼むから延期はもうやめてくれ。タゴマゴも擦りきれるくらい聞いてしまってんだぞ〜

映像は見てないので、期待を込めての評価です。ＣＡＮのＣＤは価格が高めなのでまだ買っていません。それにしても、発売日大幅変更しすぎ！初夏が初冬になってしまいました。これ以上延期しないよう願ってます。まさかの｢発売中止｣は勘弁してください。

そして「固まった音楽を嫌った」というのもダモ遁走の理由のひとつとされる。本作で女声的歌唱をやらされたのは不本意かも知れないが、これがあのマルコムだったらできっこないはずで、ロック史上最も美しいアルバムの成立にはあの線の細いやさしい歌声が不可欠だったのさ。自分としてはダモの後任は同じジャーマン畑のSTAFF CARPENBORGで歌っていたひと（名前不詳）が絶妙な“外しっぷりで”良かったと思う。

ロスコー加入で少し熱気を取り戻した気も。４曲目が面白いです。

アモンデュールにも加工前の音源が出たものがあったけど、あれを思い出しました。Blue Bagって曲が良いですね。未発表曲ということで、ある意味カンで一番マニアックな音が入ったアルバムかも。

大雑把に言えばモンスタームービーのダモ鈴木版。初期の作品を一通り集めたらこれを買いましょう。＃２の歌謡曲みたいな曲が馬鹿馬鹿しく最高。

前作TAGOMAGOの混沌とした雰囲気に比べると格段にスッキリしたサウンド。前作のありえない熱気もいいがこのスキマに満ちたサウンドも捨て難い。ダモ鈴木が長髪から短髪になったようなスッキリ加減だ。フューチャーデイズほど浮遊感もなく、「丁度いい」作品。やっぱビタミンＣだぜ！

やるせないサウンドにチープな電子音が被さってくるのは最近のバンドの手法を感じさせます。Soon Over〜と並んで後期CANでは傑作だと思うけれども、あまり何回も聴きたくならない。後期CANのサウンドメイキングが合わないのか？後期CANは”DIZZY DIZZY”だけでいいや。