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*チェロ・オムニバス* レビュー一覧 5ページ目

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商品ユーザーレビュー

251件
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  • 堤剛氏による収録曲の解説が詳しくライナーノーツに書...

    投稿日:2016/06/12

    堤剛氏による収録曲の解説が詳しくライナーノーツに書かれている。 1曲目のバッハの「シャコンヌ」を聴いたとき、音がこもっているようで昔の録音なのかと思わず確認したが2008年の録音だった。 解説を読むとチェロ編曲譜ではなく、ヴァイオリンの譜面を見て弾いているという。 そのことで移調されてしまうことなく、1オクターブ低く弾いてヴァイオリンよりも通奏低音的な感じを出し、より重厚な響きで「オルガン的」な音色を再現しているとの事。 それを知って、こもったように感じられたのは「オルガン的」な響きなのだと理解できた。 カサドの無伴奏チェロ組曲はとても魅力的な曲だと思うが、第3楽章が取って付けたようというか、第1・2楽章の完成度や雰囲気に比べると魅力を感じなかった。 コダーイの無伴奏チェロ・ソナタはどこか懐かしい感じがする。 作品としてはこの録音の中で一番素晴らしいと思う。そしてこの録音の中で一番素晴らしい演奏だ。 黛敏郎の「BUNRAKU」での堤剛のチェロの響きは特に印象的だった。

    ユローヂィヴィ さん

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  • ソリストがCDを発表していくとは、このご時世大変な...

    投稿日:2016/03/03

    ソリストがCDを発表していくとは、このご時世大変な事で、中には、持ち出し、という事もあろうかと、思います。嗚呼、厳しい。室内楽、協奏曲も実績を積み上げて、地道に研鑽とステージを繰り広げる。私なんかには、絶対無理。労作を有り難く聴かせていただきます。ヤナーチェクらしくない真面目で美しい面を持つ童謡風おとぎ話、チェロ弾きなら充然と立ち向かわねばならぬ超難曲も軽々しくこなしているかに聴こえてしまうコダ―イ、民謡がやっぱり突然やってくる愛らしいグリーグ。興味深い選曲、演奏で、男前ジャケット共に好感。日本人顔ですが、ドイツ人。

    sunny さん |50代

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  • ヒンデミットは、フーガ、パッサカリアばかりで理屈っ...

    投稿日:2015/11/12

    ヒンデミットは、フーガ、パッサカリアばかりで理屈っぽく金太郎飴的という誤解がまだ残っているが、本当はハードボイルドなかっこいい音楽を書いた人だ。30年代末に書かれた作品では「シンフォニック・ダンス」やヴァイオリン協奏曲とともにもっと評価されていい曲。シュタルケルは気に入っていたようだが、確かに彼にぴったり。一方、プロコフィエフについてはシュタルケルはヒンデミットより下と言っているが、そんなことはない。超絶技巧を交えながら曲想がどんどん変遷し、強烈なロマンティシズムとドライなタッチが交錯する実に面白い曲であり、70年代にはまだその面白さが理解されていなかったのかもしれない。この時代に既にラウタヴァーラを取り上げているのもちょっと驚き。シュタルケルの演奏はどれも素晴らしいもので、この3曲の代表盤といっていいだろう。録音も鮮明。

    フォアグラ さん

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  • ショスタコーヴィッチの二曲のみ60年代のライブのモノ...

    投稿日:2015/11/07

    ショスタコーヴィッチの二曲のみ60年代のライブのモノ、他は70年代のスタジオでもちろんステレオ。十年程度しか離れていないのだが、随分違うように聞こえる。ショスタコは50年代並の音質だし(とはいえ聞ける音質)、他はEMIとしては好録音。70年代になると(楽器も替わったのかもしれないが)、演奏もずっと余裕をましているし、音も透明でありながら重量感のあるオルガンのような音(重音の見事さにもよるかもしれない)で、実に滑らか。カラヤンBPOが、ハイウェー上を滑走する重戦車に喩えられたことがあるが、このロストロポーヴィッチもそんな感じがある。両者とも、汗ひとつかかずにフェザータッチですーっと音もなく(なわけないか?)走る、いや滑る。ある意味完璧な技術のマニエリスムの極致で、サイボーグじみた完璧さ。これに比べると、ショスタコは、車輪が赤い火花を発しながら走る蒸気機関車みたいな熱さが横溢した演奏。ライブということもあるには違いないが、作曲者への強烈な共感が支配する記念碑的な演奏。バーンスタインとの二曲は見事を極める。上記のようではあっても、シェロモでユダヤ人演奏家二人が篭める熱は、クールなのにやはり凄い。ドンキホーテは、カラヤンは、かつてのフルニエとの優麗を極めた演奏と比べて、踏み込みの強烈な演奏だ。DGとEMIの違いもあって、旧盤の方が色彩は豊かだが、表現の振幅はこっちの方が大きい。この違いはソリストの違いとも合致していて、ロストロは、居心地が良さそう。ハイドン、とくに一番は、もはや解脱してしまったかのような、何も不足ない自由自在の境地。ジュリーニとの演奏は、サンサーンスは文句ない名演で、ドヴォルザークももちろん名演だが、ジュリーニの指揮が少し構えが大きすぎる(一楽章の最後とか鳴らし過ぎでしょ)こともあって、ロストロも余裕綽々な点で、ちょっぴり曲との間に隙間を感じさせないでもない。ま、あまりに出来すぎてしまう巨匠への無い物ねだりだけれども。

    mari夫 さん

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  • 短いデュプレのキャリアのパノラマを見せるようなBOX...

    投稿日:2015/10/30

    短いデュプレのキャリアのパノラマを見せるようなBOXだが、何しろティーンの頃からのレコーディングがあるので、円熟の軌跡をはっきりと見ることが出来る。デュプレと言うとエルガーとドヴォルザークばかりが言われがちだが、それ以外の曲も素晴らしい。「ドンキホーテ」は、酸いも甘いもみたいなボールトの素晴らしい指揮を得て、感銘が深い。単なるじゃじゃ馬娘の演奏ではない。最後の方の回想的なシーンなんかは、若いのにこんな感慨に耽るような音楽も出来るとは、と感じさせる(想像力の問題なんだね、きっと)。ラロの協奏曲やブラームスのソナタ(何故か極く短期間に二度録音が行なわれており、両方が収録されているが、後のものの方が圧倒的に音が良いし、二番の一楽章はそれだけ提示部を反復している)は、短い生涯のうちでも彼女が深みを増していったことを示している。ここのレビューではバレンボイムへの風当たりが強いが、ちょっと映画での描かれ方の影響もあるのでは?確かに気負い過ぎというかあざとさ感はあるし、私も彼のブルックナーとかの指揮には関心がないが、決して無能な伴奏ではない。それに三重奏でのズーカーマンのヴァイオリンもいい。それと過去のレビューで音質についての批判が多いみたいだけれど、もちろん年代によってかなり違うのはやむを得ないとして、そんなに悪いとは思わない。とくに最後の方の録音は十分な音質だと思う。

    mari夫 さん

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  • デュ・プレ。 ぽつぽつと単品で持っていましたから、...

    投稿日:2015/10/12

    デュ・プレ。 ぽつぽつと単品で持っていましたから、ダブルのはなぁ・・・・と、思っていたところ、セール価格に。購入することにいたしました。 「本当のジャクリーヌ・デュプレ」映画ですね、あれ単館上映もいったりで、結局3度ほど観ました。 ずいぶんセンチメンタルに語られているのだけど、そこではなく音色の美しさに、映像の美しさに、毎度毎度号泣しておりました。 本当の姿からかけ離れてるとかで、映画が叩かれていましたが、原本読んでもそんなに嫌ではありませんでしたよ(私は) 私生活は別にして、バレンボイム氏との共演ものを聴いていると怒りがふつふつと湧いてくるのです。それは、デュ・プレが「歌おう!!」としているのに、バレンボイム氏がその「流れ」をぷつぷつ切りやがるからです。バレンボイムさんって「天才ピアニスト」とかいわれてましたけど「ちょっとずつ早すぎる」・「いい塩梅」のところから「はしりすぎ」るんです。それって正確とは違う。正確なリズムから見ても、前のめりしすぎる。 {というわけで、バレンボイム氏は好きではなかったけど、最近のピアノ演奏を(メータ指揮、バレンボイムピアノ)聴いたら、良かったんですよ!!これがまた。時間とともにバレンボイムさんが人を「待てる」ようになっていたんですね} デュ・プレさんをもっともっと自由に歌わせてあげたかった。もっともっと表現されてあげたかった。それでも、彼女の資質をうまくひきだせる度量を持つ人があまりに少なかったのだと思う。 あ〜。もっとデュ・プレの音が聴きたいな・・・・そんな想いを馳せつつ、このセットを聴くことにします。

    みすず、つれづれクラシック好き。 さん

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  • 生でも録音でもほとんど聴く機会のない曲ばかりで、買...

    投稿日:2015/06/04

    生でも録音でもほとんど聴く機会のない曲ばかりで、買う価値があるのか半信半疑で入手しましたが、良い意味で期待を大きく裏切る演奏でした。メネセスの温かく軽やかな音色とアーティキュレーションの良さが存分に発揮された名盤です。超絶技巧の無伴奏曲を完璧に弾きこなせる一流チェリストはいくらでもいるかもしれませんが、これほど力みなく心地よい音楽として聴かせることができるチェリストはメネセスしかいないのではないでしょうか。しかも、繰り返し聴いても飽きることなく、ますます味わいが深くなる、「燻し銀」「円熟」というべき境地です。

    JIVC さん

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  • 第1に演奏が素晴らしい。 第2に録音がとても美し...

    投稿日:2015/04/11

    第1に演奏が素晴らしい。 第2に録音がとても美しい。澄みきっている。 ジュリアン・ジュルネによるピアノは色彩豊かで光り輝いている。 フランクのチェロ・ソナタは原曲のヴァイオリン・ソナタよりフルート・ソナタに編曲した方が好きだった。ただ、第2楽章があまり好きでなかったがチェロで聴いてみるととても納得が行った。 迷いのないきっぱりした弾き方からフレーズに独自の意味付けをしているのだろう。

    ユローヂィヴィ さん

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  •  この日本録音は大方の曲をライブでも聴きました。フ...

    投稿日:2015/04/03

     この日本録音は大方の曲をライブでも聴きました。フルニエというとバッハの無伴奏やベートヴェンのソナタの名演を思い浮かべますが、このCDに収録されているドビュッシーのソナタを聴くと改めてフランスのエスプリを身に着けたチェリストであることを感じさせます。EMIに録音したプーランクのソナタと並んで好きな演奏です。フルニエが舞台に姿を現した時の上品で、威圧的ではないが威厳のある雰囲気は忘れがたいものがありました。

    KEY さん |60代

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  • グルダとのチェロソナタ、「ユダ」「魔笛」を聴くため...

    投稿日:2014/12/08

    グルダとのチェロソナタ、「ユダ」「魔笛」を聴くために購入。ケンプとの聞き比べをするのだ〜。うふふ。 楽しみで仕方がありません。 シューマン、ハイドンのチェロ協奏曲やフォーレ小作品が入っていたのも嬉しかったです。  

    みすず、つれづれクラシック好き。 さん

    2

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ありがとうございました

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