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合唱曲オムニバス レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

130件
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  • これはとても面白い。1937年の式次第をもとのイギリス...

    投稿日:2020/12/15

    これはとても面白い。1937年の式次第をもとのイギリス王室の戴冠式を再現し,1902年,1911年,1937年,1953年の4回の戴冠式で用いられた音楽のなかから「最高’(very best)」な曲を集め,ポール・マクリーシュが大オーケストラとオルガン,合唱,カンタベリー大司教朗読で録音したもの。3時間半かかるという戴冠式が,2時間半ほどでまとめられている。 エルガーの「戴冠行進曲」ではじまり,オーケストラ曲,合唱(アカペラ),大司教の朗読があり,最後はウォルトンの「戴冠行進曲」で終わる。その前には,同じくウォルトンの「戴冠テデウム」,そして現代作曲家デヴィッド・マシューズの英国国歌編曲版あり,どちらも面白い。また,作者不詳の賛美歌,ヘンデル,ヴォーン=ウィリアムスの合唱曲も美しいが,特質すべきは合唱と大司教の掛け合いで進む「聖餐式」だろう。戴冠式の厳かな雰囲気が体感できる。 最初の方(キングとクイーンが登場する前)にエルガーの有名な「威風堂々」1番が来る。これが意外におとなしめ。合唱もつかない。プロムスで目にするような熱狂の場ではない。 マクリーシュの指揮はキビキビしつつ,いつもの彼らしく合唱の「歌心」を大切にした良い演奏だ。

    soziologe さん

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  • 出色のアルバムです。現代日本の合唱曲のアンソロジー...

    投稿日:2020/01/24

    出色のアルバムです。現代日本の合唱曲のアンソロジーとして極めて高水準の出来栄えで、透明感のある純度の高いハーモニーが最後まで安定しています。特に「風の馬」は以前聴いたエリク・エリクソン/スウェーデン室内Chorのほぼ完璧なライブと双璧を成し国内最高レベルの団体でも残念ながら及ばず。録音も美しく合唱に携わる方、興味のある方には無条件でお勧めです。

    アンスフェルデン さん |60代

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  • サルマノフ、スロニムスキイ、プリゴージン、ファリク...

    投稿日:2019/11/27

    サルマノフ、スロニムスキイ、プリゴージン、ファリクによるソヴィエト時代の合唱作品を集めた録音。 これは単に珍しいというだけではなく、合唱曲・声楽曲に興味のある方には是非とも聴いて欲しい1枚だ。 特にスロニムスキイの『静かなドン』は合唱だけでここまでの世界を描けるのかと感心した。 合唱作品なので詩によって具体的に物語世界を歌うのは勿論、詩を彩るメロディーやハーモニー、リズムだけでも『静かなドン』の豊かな世界を表現している。 演奏している合唱団は力強く、表現力がとても高い。

    ユローヂィヴィ さん

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  • 「モスクワ郊外の夕べ」のバスのソロが沁みる 赤星赤...

    投稿日:2018/06/23

    「モスクワ郊外の夕べ」のバスのソロが沁みる 赤星赤軍合唱団は今も健在なのだろうか 「スリコ」の水がしみ込むように心潤す柔らかいハーモニー 「蚤の歌」は舞台劇を見ているようで愉快 「白樺は野に立てり」はテノール・ソロと激しい合唱との起伏の差に引き込まれる クラリネットの音に導かれて「ステンカ・ラージン」が始まると一緒に歌ってしまう 多くの曲はざっくざっくと歩む行進曲調か哀愁を帯びた熱唱型だが 好きな人には堪らないだろう 「ポールシュカ・ポーレ」がなかったのが残念  

    風信子 さん

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  • 小春日を感じる朝 ジブリアニメーションの主題歌たち...

    投稿日:2017/12/19

    小春日を感じる朝 ジブリアニメーションの主題歌たちを聞く というより一緒に歌う 寒い季節はまだまだ続くけれど 齷齪した時間が続いているけれど ホッと息をつく まだまだ生きていけると感じられて鼻の奥がツンとする 児童合唱あり女声合唱ありのアンソロジーだが 却ってこれが色彩となって先を促す風のように オリジナル曲には宮崎イズムが色濃く出ている 言葉も音楽も一緒にあって画は動けるのだ そこに命が宿る 音楽から映像が回帰してくるが 中には何の映画の音楽だったか思い出せないものもある ジブリ作品はほとんど観ているはずなのだが それはそれでいい 音楽から新たなイメージを紡げばいいこと すでにあった曲を借りたものも 今ではジブリの映像と結びついてわたしの中では離れがたくなっている 音楽でその生きていた時代を思い出すということがないわたしだが ジブリの音楽は例外で 様々な記憶が蘇ってくる その多くは旅の風景なのだが そう もう長く旅に出ていないなあ わたしが声をあげるまでもないが 数多く同種のディスクを目にするが これは出色 朋と聴きたいものだ あなたも如何  

    風信子 さん

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  • ケンブリッジのチャペルに所属する合唱団としては、キ...

    投稿日:2017/06/24

    ケンブリッジのチャペルに所属する合唱団としては、キングスカレッジのほうが知名度も評価も高いが、私はビクトリアもパレストリーナもこのゲスト&セントジョンズカレッジで知ったので強く愛着があり、ポツポツと集めていた。そこに思わぬボックスの登場。ゲストの録音で現在入手できるもの自体殆どなかっただけに朗報である。キングスカレッジのウィルコックスのおっとりとした指揮に比べるとゲストの指揮はシャープであり、今聴いても古さを感じない。ビクトリアのレクイエムにしても、タリス・スコラーズらの名演が出た後でも相変わらず屈指の演奏だと思うし、名曲「アベマリア」は現在現役盤がないだけに貴重でもある。ネヴィル・マリナー&ASMFの協力による演奏も多いが、ハイドンの7つのミサ曲に最上の成果がでている。トレブルによる技術的弱点は殆ど感じない。フランス物もとても良く、フォーレのレクイエムはコルボ/ベルン、フレモー/モンテカルロと並ぶ最高の演奏だと思う。聴いていて涙がぽろぽろ出てくる。録音もケネス・ウィルキンソンを中心としたデッカのベストスタッフによるもので悪かろうはずもない。最後の1枚のみASV原盤。合唱ファンには掛け値なしにお勧めする。

    フォアグラ さん

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  • ウィルコックスの暖かくて祈りに溢れた音楽が聴ける全...

    投稿日:2016/06/05

    ウィルコックスの暖かくて祈りに溢れた音楽が聴ける全集です。昔、LP でよく聞いた曲がまとめて聴けるようになったことに、本当に感謝です。クレオベリーの時代よりディスカントなども素朴ですが、祈りの音楽とはどのようなものか教えてくれる演奏です。賛美歌では、オルガンが鳴ってから少し遅れて合唱が入ってくるのも独特な味わいを醸し出しています。ウィルコックス自身が、これがイギリスの賛美歌の歌い方なんですと、TV のインタビューで答えていたのを思い出しました。

    hymn さん

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  • 透き通った冬の夜空に吸い込まれていくような不思議な...

    投稿日:2016/01/18

    透き通った冬の夜空に吸い込まれていくような不思議な美しさと言ったらよいのか、とにかく美しい合唱です。取り寄せに2ヶ月近くかかり昨年暮れ近くにようやく入手しましたが、首を長くして待った甲斐あって師走に癒しのひと時をいただきました。ブラームスにおける大学の混声合唱のような素朴さ(とんでもなく上手ですけれど…)がとても印象的でした。ハイドンも弦楽四重奏の「凝縮の音楽」が、合唱によるこの演奏でもっと広がりのある音楽に感じられて、曲の美しさを再認識した次第です。アクサンテゥスの魅力が満遍なく楽しめる5枚組みでセット物としても大変良いものとしてお勧めです。

    憲一郎 さん

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  • とうとう、クリーヴランド管も自主レーベルを出しまし...

    投稿日:2015/10/06

    とうとう、クリーヴランド管も自主レーベルを出しました。通常、オーケストラのレーベルは、やはりというべきか、レコード会社のように、指揮者の姿をジャケットにしない処が殆ど(ジャケットで力の入れよう分かってしまう?)ですが、ここは違うようです。ドホナーニ、ショウと大歓迎、興味津津の選曲。現首席指揮者、ウエルザー・メストも登場して欲しいのだけれど・・・。

    sunny さん |50代

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  • 都内某所のCDショップのワゴンセールにて掘り出し物を...

    投稿日:2015/09/02

    都内某所のCDショップのワゴンセールにて掘り出し物を見つけたものを所有している。指揮者も団体の事も知らなかったが、直感で購入。結果は大正解。そもそも北欧は合唱が盛んで、優秀な団体が多いが、その中でもこのカーモス室内合唱団は素晴らしい。全てa cappellaだが、これだけ上手いとピアノ伴奏すら邪魔に感じる。ピッチが正確でハーモニーが美しいだけでなく、声質も愛らしく魅力的。中欧以南の合唱団に比べ女声は線が太くなり過ぎず、ある意味日本の合唱団に近いのだが、男性の厚みのある音質は日本人に敵うわけもなく、低音部を支えること山の如し。楽曲に馴染みがなくとも一聴の価値あり。

    かんたあびれ さん

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