CD 輸入盤

ラヴェル:『マ・メール・ロワ』組曲、左手のためのピアノ協奏曲、ドビュッシー:海 カルロ・マリア・ジュリーニ&ベルリン・フィル、M.ブロック(1978年ステレオ)

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SBT1434
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ドビュッシー『海』、ラヴェル『マ・メール・ロワ』『左手のためのピアノ協奏曲』
ジュリーニ&ベルリン・フィル


ジュリーニ得意の『海』と『マ・メール・ロワ』にはすでに他の録音も存在し、スケールの大きさと独特のジェントルな美しさが人気を博してきましたが、今回はオーケストラがベルリン・フィルということで、合奏の魅力はもちろん、ソリスティックな妙技にも注目が集まるところです。
 ベルギーのピアニスト、ミシェル・ブロック[1937-2004]を迎えた『左手のためのピアノ協奏曲』はジュリーニのディスコグラフィ初のレパートリー。ブロックは1960年のショパン・コンクールで、審査員のルービンシュタインがポリーニよりも高く評価し、個人的にアルトゥール・ルービンシュタイン賞を授与したことでも有名な存在。

【収録情報】
・ラヴェル:バレエ『マ・メール・ロワ』組曲
・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
・ドビュッシー:交響詩『海』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
 ミシェル・ブロック(ピアノ)

 録音時期:1978年1月10日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー・ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)


【解説書より抄訳】
ベルリン・フィルとの10年間の活動を振り返って、ジュリーニは素晴らしかったと語っている。
「ベルリン・フィルが世界の音楽界において卓越した地位を占めていることは誰もが知るところです。このオーケストラは素晴らしい個性を持ち、私は彼らと共に音楽を作り上げる幸運に恵まれました」
 このインタビューを行った時点ですでに、ジュリーニが指揮するオーケストラの数は多くなかった。
「共演するオーケストラとは互いに良く知り合っています。オケからオケへと転々とはしません。演奏者とは音楽的にとどまらず、人間的にも関係を築きます。互いに親しくなることはとても重要なのです」
 音楽を紡ぎだす醍醐味は何かという質問はジュリーニにとっての聖句を引き出した。
「音楽は偉大な奇跡であり神秘。たった一つの音符でさえ奇跡と神秘を秘めているのです。その音符は突如現れ、生まれた瞬間に去っていってしまう。指揮していようと、演奏者として音を出していようと音楽に関るすべてに魅了されるのです」
 多くのスタジオ録音も残したジュリーニであるが、レコーディングに関しては常に懐疑的であった。1979年にドイツの定期刊行誌「Fono Forum」の取材でインタビューを行った際、ジュリーニは
「ある作品を録音するのは、その曲が私の中で熟成し、私の経験に照らしそれができると思えた時です。事を急いではなりません」
と語っている。また、(スタジオ録音よりも)コンサートホールやオペラハウスにおける演奏が好ましいとも述べている。録音には完全性という利点があるものの、この強みが障害に転じぬように用心しなければならない。
「完全性を目指せば、生きた演奏が失われるリスクを冒すことになります。演奏の自然な息づかいやコンサートホールの聴衆との密着性が失われるのです。聴衆の反応がない録音においては、生きた演奏と緊張感に特に注意を払う必要があることは言うまでもありません」
 同じインタビューにおいて、ジュリーニは指揮者の役割についても語っている。自身を主役ではなく、他の演奏者と共に音楽を作り出す楽器を持たない演奏者と捉えていた。指揮者は指令塔として100人もの演奏者に向き合う時、傲慢になったり自信過剰に陥るきらいはないのかという問いに対して、ジュリーニは何のてらいもなく次のように答えた。
「モーツァルトやベートーヴェン、バッハといった、この世界と人類を豊かにしてくれた天才たちと対峙していること、そして自分は愛と献身を持ってこうした天才たちに仕える一人の人間に過ぎないことを思い知っていれば、そうした了見は無意味になるのです。また私は自分自身を指揮者という突出した存在と考えたことはありません。私は一人の演奏者です。若い時にはオーケストラの団員として随分演奏し、カルテットのヴィオラも弾きました。常に私は演奏者の中の一員であり、輪の外に一人で立っているのではないと考えてきました」

総合評価

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演奏、選曲共にセンス抜群。でも一番センス...

投稿日:2011/06/16 (木)

演奏、選曲共にセンス抜群。でも一番センスが光るのはジャケット!!  本シリーズ中最高のセンス、、、、この指揮者もジャケツトには恵まれない、、、。ブルックナーなど欲しいのだが手に持ち眺める勇気無し。

ジャケ買いのケン さん | 東京都 | 不明

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ジュリーニ&ベルリン・フィルのラヴェルと...

投稿日:2010/07/02 (金)

ジュリーニ&ベルリン・フィルのラヴェルとドビュッシー。その洗練された演奏に思わずため息が出た。決して華麗な雰囲気ではないが、そこはかとなくセンスが光る内容だと思う。とにかく素晴らしい。

KURO さん | 福岡県 | 不明

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ジュリーニの得意とするラベル、ドビュッシ...

投稿日:2010/02/14 (日)

ジュリーニの得意とするラベル、ドビュッシーの作品集。このディスクは1978年の録音とある。「マ・メール・ロワ」は個人的には1979年のロサンジェルス・フィルとの録音をベストとしてきたが、今後はこれがベスト・チョイスとなるだろう。なぜか、定評あるクリュイタンスやマルティノンよりも好きだ。 特にラストの「妖精の園」では慈愛に満ちた優しさを感じ取ることが出来る。 「左手〜」は端正な中に、美しい幻想的な造形美を醸し出している。「海」も丁寧に各旋律をゆったりとしたテンポで歌わせている。音質は、アナログ的な柔らかさに適度のホールトーンを含んであたかもコンサート会場に居るようである。特に弦楽パートの美しさは特筆すべきで、しぶきを上げる様なベルリンフィル特有なサウンドを堪能できる。

独居人 さん | 東京都 | 不明

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