マーラー(1860-1911) レビュー一覧
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投稿日:2025/04/24
一般の評価とうり、演奏はトップと言っていいのだろう。この演奏は40年以上も前に東芝疑似ステLPで初めて聴いた。このCDはモノラルで、演奏のレヴェルの高さに変わりないと思うが、私としては疑似ステレオCDのほうが耳あたりが良く聴きやすい。CDでは疑似ステLPの輝いた響きは多少薄くなっている。モノラルか疑似ステか、装置とCDソフトの相性で変わると思う。(最近、ソフトと再生機器の相性が演奏に反映するのを経験したので)
robin さん
投稿日:2025/04/23
買い直しました。実は先日新進気鋭とかの若い指揮者(敢えて名前は書きません)による復活のライブ演奏を某公共放送で視聴しました。「この技術革新の時代に古い演奏聴かなくとも」という気がしていましたが、あまりの薄っぺらさに唖然!ショルティとかテンシュテットとか、すごかったのだと今更ながら驚いた次第です。
jin さん
投稿日:2025/04/12
9番は私にとって極めて難解な音楽である。はっきり言ってどこが良いのか分からない、のである。バルビローリもバーンスタインでもわからない。しかし、このワルターステレオ盤が一番親しみやすい。マーラーの音楽にはよく毒があると言われるが、9番に限りそのようなものは無いのかもしれない。ワルターの9番を聞く限り、音楽は清浄そのものである。
ソナタ形式の楽章はリピートすべきと思う老人 さん |60代
投稿日:2025/04/07
故U氏推薦CDであるが私は響きになじめず好きになれない。響きにどこかレニー特有のアメリカ風都会的なところがありそこがネックになっている。音はやや古いが、ワルターのウィーンライヴ(DG)やベイヌムのほうが聴いていてしっくりいく。音は良くてもアバドやマゼールの演奏は枠外。
robin さん
投稿日:2025/04/05
ハイティンクらしい骨太な造形と豊かな歌心、そして超優秀BRSOの豊かな表現力が織り成すホットな名演!全曲約82分というゆったりめのテンポで細部まで緻密に陰翳濃く描き尽くし、曲を熟知したハイティンクならではの小細工無しのタクトがこの難曲の魅力を最高に引き出す。一切の衒いもなく、刺激を求める向きには物足りないかもしれないが、第1楽章中間や終楽章終結部における、アルプスの峰々を仰ぎ見るかのような巨大なcresc.は大自然の威容さえ感じさせる圧巻の極大スケール!第2楽章や第3楽章における各楽器の妙技にも耳が釘付けで、弦の刻みや木管の扱い、ティンパニの一音一音にも血の通ったニュアンスが息づき、その多彩な表情はまさに光彩陸離。そして第4楽章、BRSO弦楽セクションの芳醇な美音とハイティンク円熟の歌心が存分に発揮された絶美のセレナーデに酔い知れる。続く終楽章も単なるお祭り騒ぎに陥らず低重心の響きと風格を維持しジリジリと高揚、そして最後はビッグバンの如く全てをなぎ倒す巨大なエナジー放射!さらに全体を見事に引き締める名手レイモンド・カーフスのTimpも神懸り的!久々にずっしりと心に残るマーラーを聴けて大満足。通常CDだが音質も勿論優秀。
スノードロップ さん
投稿日:2025/04/05
私の知る限りでは、ハンマー5回の演奏が聴ける唯一の録音。ハンマーの回数については、私の評価は肯定的。展開部の二回を除く第1、第4、第5ハンマーは結局、すべて同じ箇所、すなわち終楽章冒頭の序奏主題とその回帰の箇所で打たれているので、いわゆる第3ハンマー(ここでの数え方で言えば第5)を復活させるならば、作曲者の一番最初の構想通り、ハンマーを5回に戻してしまえ、というのはありうる判断。この演奏の問題は、それとは別のところにある。かつてのノットはきっちりした、スクエアな音楽を作る指揮者という印象が強かったが、近年の彼は時として、かなり遅いテンポの「巨匠風」な音楽を作るようになった。同じEXTONからライヴ録音が出ているチャイコフスキーの交響曲3番、4番などもそうだ。この曲も2008年のバンベルク響との録音と比べてみると、テンポの遅さが目立っている。前回が 22’56/13’04/14’52/29’29 なのに対し、今回は 25’01/13’43/15’06/32’05 だ(中間楽章の順序はどちらもスケルツォ/アンダンテ)。たとえテンポが遅くても、その時間を埋めるに足る濃密な表情や響きの厚みがあれば、それで構わないのだが--たとえばバーンスタイン/ウィーン・フィルやテンシュテット/ロンドン・フィル(特に1991年ライヴ)のように。しかし、今回の演奏は以前に比べても、やや表情が淡白に聴こえる。東響も技術的には満額回答と言えるが、音の厚みや響き自体の魅力という点では物足りない。「アレグロ・エネルジーコ」よりは「マ・ノン・トロッポ」を重んじたと考えれば、第1楽章のテンポは許容できるものだし、第3楽章までは致命的な不満はない。けれども、肝心の終楽章に関しては、アレグロに入ってから随所で、音楽が「間延びしている」と感ぜざるをえない。
村井 翔 さん |70代
投稿日:2025/03/24
隅々にまで磨かれた演奏。強響もさることながら、弱音部分での落ち着いた表現が素晴らしい。全曲をつなぐ流れに乗った丁寧な演奏に惹かれる。響きもよく録れており、特上席で聞くような満足感が得られる。このコンビは、やはり素晴らしい。
げたんは さん
投稿日:2025/03/10
ライブなだったのでもうちょっと爆発しているかと思ったが、やはりワルターはワルターだった。熱くならず冷静なしかし心のこもった演奏だった。昨今マラ1はどうも熱くなりすぎる演奏が多いので、それはそれでいいのだろうがやはり精神的に冷静な演奏が聴きたくなるのはそんな表現が多すぎるからか?朝比奈がマラ1は振らなかったのがどこかわかる気がする。ワルターの指揮はそんなマラ1の冷静な、かつ、熱い演奏といえる。
mid-massa さん |70代
投稿日:2025/02/25
大袈裟な表現に陥ったり、情感濃厚で耽溺的な演奏とは一線を画しています。共感豊かなのに弦のフレージングが明確で、雰囲気に流されるようなことが全くないのも一因かと思います。音質は予想以上に優秀です。
好事家 さん
投稿日:2025/02/24
まずSACDシングルレイヤーの音質の素晴らしさに驚きました。最近の録音といっても通じるほど音が美しく情報量が多いです。クーベリックの自然体でありながら丹念でスケールの大きい指揮がこれほど遺憾なく記録されたことはないのではと思います。
好事家 さん
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ありがとうございました
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