CD 輸入盤

交響曲第4番、『大地の歌』 ワルター&ウィーン・フィル、フェリアー、他(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ANDRCD5041
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブルーノ・ワルター・イン・ウィーン(2CD)
マーラー交響曲第4番、『大地の歌』、ほか


まだまだ元気で活力あふれる指揮をしていた頃のワルターの実力のすごさをはっきりと示す名演奏の組み合わせ。
 マーラーの交響曲第4番は、ウィーン・フィルの陰影の濃いサウンドが随所で生きる自在で機動力のある仕上がりとなっており、中でも第3楽章の美しさは絶品。第4楽章のギューデンの艶やかな歌唱も魅力的です。
 『大地の歌』はデッカのセッション録音とほぼ同時期の録音ながら、実演ならではの起伏の大きさと伸縮自在な表現により、きわめてドラマティックな音楽が志向されています。特にフェリアーの歌った偶数楽章は、情感表現の動きの激しいリアルさでセッション盤とはまた違った魅力を見せているのが印象的です。
 ボーナス・トラックには、マーラー第4番と同じ日に演奏されたモーツァルトの交響曲第38番『プラハ』が収録されており、こちらも切れ味と柔軟さを兼ね備えた素晴らしい演奏内容となっています。
 なお、肝心の音質ですが、この年代のライヴ録音としては最上といえる情報量を持っており、リマスタリングで聴きやすく仕上げられているのも朗報です。ワルター・ファン必携のアイテムです。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第4番ト長調

 ヒルデ・ギューデン(S)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音時期:1955年11月6日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(アナログ/ライヴ)

・マーラー:『大地の歌』

 キャスリーン・フェリアー(A)
 ユリウス・パツァーク(T)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音時期:1952年5月18日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(アナログ/ライヴ)

ボーナス・トラック
・モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音時期:1955年11月6日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(アナログ/ライヴ)

総合評価

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音の鮮度のよさに驚きました。とても1952年...

投稿日:2011/05/29 (日)

音の鮮度のよさに驚きました。とても1952年や1955年の録音とは思えません。若干ハイ上がりで、腰高の音質ですが、鑑賞には何ら問題はありません。モノラルであることを除けば十分現役盤として通用します。 このCDにたどり着く方には曲の印象は不要と思うので、演奏の印象のみ書きます。 大地の歌:音楽が舞台芸術であり即興性が大事なことが実感できます。同じメンバーのセッション録音より燃焼度が高く、音楽の密度が高いです。6楽章のオーケストラだけのところの密度などすごくて、めまいがしそうです。また、セッションではフェリアーの歌唱がどうも好きになれませんでしたが、こちらでは安定していて安心して聴けます。セッション録音をはるかに凌駕する名演です。 プラハ:悪くはないのですが、リハーサル不足なのか、若干まとまりに欠けて、ウィーンフィルらしいオルガントーンが聞こえてきません。一般的なレベルははるかに凌駕しているかもしれませんが…ワルター・ウィーンフィルならもっといい演奏ができるはずです。 4番:ウィーンフィルの弦の暖かい音と歌い回しが、ワルターの考える4番と合致していて、何とも表情の豊かな演奏です。1楽章の夢見るような旋律や、3楽章の天上の音楽が素晴らしいです。ギューデンの歌唱も清らかで曲想にマッチしています。わたしは’50のゼーフリートとの演奏でワルター・ウィーンフィルと4番の相性の良さに気付いたのですが、そちらに比べると若干薄味です。ただし、’50はあまりいい音では録音されていないようなので、録音の質も考慮に入れた総合点では’50年盤と互角の演奏といえるでしょう。

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 西洋人が思う東洋、東洋人が住んでいる東...

投稿日:2010/08/21 (土)

 西洋人が思う東洋、東洋人が住んでいる東洋、何だかわからなくなるがマーラーが思う東洋では、このワルターの演奏は凄い。ただ私は「大地の歌」は東洋の無情、諦観とは明らかに異なるものと思っている。「肉食の臭い」のするロマン、ロマンチックではなかろか。

古関さん さん | 大分県 | 不明

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大地の歌;いや、何と言っていいのか・・・...

投稿日:2010/06/12 (土)

大地の歌;いや、何と言っていいのか・・・。たまげたと言うか腰を抜かしたと言うか。ワルターがトスカニーニやフルトヴェングラー並みと思っている人は是非聴いてほしい。こんな凄い演奏、他の誰が成し得たであろうか。クラシックを聴いて35年くらいになるがこんな経験は初めて。録音も素晴らしい。参った。ただただ感服。

ピアノマン さん | 不明 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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