ベートーヴェン(1770-1827)

人物・団体ページへ

CD

ピアノ・ソナタ集(悲愴、月光、ワルトシュタイン、熱情) ケンプ

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4609
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ザ・オリジナルス Special
アナログ時代の音源をハイ・ビット・リマスタリングで蘇らせたシリーズのリニューアル!(一部デジタル録音も含みます)
不滅の名盤がルビジウム・カッティングで更に蘇る!


ベートーヴァン:4大ソナタ『悲愴』『月光』『ワルトシュタイン』『熱情』
ヴィルヘルム・ケンプ


70歳に近づいたケンプの2度目のベートーヴェン:ソナタ全集からの4大ソナタ。「すべての判定の基準となる」と評されたその演奏はシベリウスの次の賛辞が全てをあらわしているといえるでしょう。「あなたのピアノからはピアニストの響きではなく、人間の響きが聴こえてくる」。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2『月光』
・ピアノ・ソナタ第21番ハ長調op.53『ワルトシュタイン』
・ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57『熱情』
 ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)

 録音時期:1965年1月(第8番、第14番)、1964年9月(第21番、第23番)
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェンザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

【OIBP(オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング)】
オリジナル・アナログ・マスターテープに詳細に記録されている録音データに基づき、DGが開発した最新のテクノロジー「オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシング」(略してOIBP)による、録音テイクごと丁寧にバランスやアコースティックを調整して、演奏家が望んだであろう、そして、エンジニアが録ろうとしたであろう、オリジナル・サウンドをより鮮明に、より表現豊かに再現しています。1本のマスター・テープのために割く作業内容は、大変に神経のいるもので、出来上がるまでにかなりの時間を要します。このように制作されたアルバムは、また新たな感動をもって聴くことができます。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ベートーヴェンの三大ソナタ(悲愴、月光、...

投稿日:2021/03/16 (火)

ベートーヴェンの三大ソナタ(悲愴、月光、熱情)の名盤はたくさんあるが、私はやはりケンプの一番安定した演奏で好きです。よくバックハウスと比較されますが、どちらがいいではなく、どちらも素晴らしいし最後は好みではないでしょうか。でも小さい頃にケンプを先に聴いて思い出があるので私にとっての三大ソナタはやはりケンプです。

Yuki さん | 神奈川県 | 不明

0
★
★
★
★
★
ケンプによるベートーヴェンの有名ソナタ集...

投稿日:2011/09/11 (日)

ケンプによるベートーヴェンの有名ソナタ集。 私は、いろんな人の演奏でベートーヴェンのソナタを聴きますが、ケンプの演奏に一番ベートーヴェンを感じます。私の中のベートーヴェンのイメージとケンプの演奏が重なるからです。他のピアニストの演奏だとどうしても「誰々の演奏で」ベートーヴェンを聴いているという感じなのですが、ケンプの場合、直接ベートーヴェンを聴いているという感じがします。 特に「月光」は最高の名演です。次いで「熱情」。 「ワルトシュタイン」は第3楽章が素晴らしい。 「悲愴」も素晴らしい演奏です。

静流 さん | 福岡県 | 不明

2
★
★
★
★
★
本盤には、ケンプが1960年代半ばにスタ...

投稿日:2011/07/31 (日)

本盤には、ケンプが1960年代半ばにスタジオ録音した二度目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から抜粋した有名な4曲がおさめられている。いずれも素晴らしい名演と高く評価したい。これらの4曲をおさめたCDは現在でもかなり数多く存在しており、とりわけテクニックなどにおいては本演奏よりも優れたものが多数あると言えるが、現在においても、本演奏の価値はいささかも色褪せていないと考える。本演奏におけるケンプのピアノは、いささかも奇を衒うことがない誠実そのものと言える。ドイツ人ピアニストならではの重厚さも健在であり、全体の造型は極めて堅固であると言える。また、これらの楽曲を熟知していることに去来する安定感には抜群のものがあり、その穏やかな語り口は朴訥ささえ感じさせるほどだ。しかしながら、一聴すると何でもないような演奏の各フレーズの端々から漂ってくる滋味に溢れる温かみには抗し難い魅力があると言えるところであり、これは人生の辛酸を舐め尽くした巨匠ケンプだけが成し得た圧巻の至芸と言えるだろう。同時期に活躍していた同じドイツ人ピアニストとしてバックハウスが存在し、かつては我が国でも両者の演奏の優劣についての論争が繰り広げられたものであった。現在では、とある影響力の大きい某音楽評論家による酷評によって、ケンプの演奏はバックハウスを引き合いに著しく貶められているところである。確かに、某音楽評論家が激賞するバックハウスによるベートーヴェンのピアノ・ソナタについてはいずれも素晴らしい名演であり、私としてもたまに聴くと深い感動を覚えるのであるが、体調が悪いとあのような峻厳な演奏に聴き疲れすることがあるのも事実である。これに対して、ケンプの演奏にはそのようなことはなく、どのような体調であっても、安心して音楽そのものの魅力を味わうことができると言える。私としては、ケンプの滋味豊かな演奏を聴衆への媚びと決めつけ、厳しさだけが芸術を体現するという某音楽評論家の偏向的な見解には到底賛成し兼ねるところである。ケンプによる名演もバックハウスによる名演もそれぞれに違った魅力があると言えるところであり、両者の演奏に優劣を付けること自体がナンセンスと考えるものである。録音は、従来盤でも十分に満足できる音質であると言えるが、数年前に発売されたSHM−CD盤が現時点ではベストの音質であると考えられる。しかしながら、SHM−CD盤は現在入手難であり、4曲以外のピアノ・ソナタについてはSHM−CD化すらされていないという嘆かわしい現状にある。いずれのピアノ・ソナタもケンプならではの素晴らしい名演でもあり、今後はピアノ・ソナタ全集についてSHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

プロフィール詳細へ

ベートーヴェン(1770-1827)に関連するトピックス

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品