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ベートーヴェン(1770-1827)

CD ピアノ・ソナタ集(悲愴、月光、ワルトシュタイン、熱情) ケンプ

ピアノ・ソナタ集(悲愴、月光、ワルトシュタイン、熱情) ケンプ

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    Yuki  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月16日

    ベートーヴェンの三大ソナタ(悲愴、月光、熱情)の名盤はたくさんあるが、私はやはりケンプの一番安定した演奏で好きです。よくバックハウスと比較されますが、どちらがいいではなく、どちらも素晴らしいし最後は好みではないでしょうか。でも小さい頃にケンプを先に聴いて思い出があるので私にとっての三大ソナタはやはりケンプです。

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    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年09月11日

    ケンプによるベートーヴェンの有名ソナタ集。 私は、いろんな人の演奏でベートーヴェンのソナタを聴きますが、ケンプの演奏に一番ベートーヴェンを感じます。私の中のベートーヴェンのイメージとケンプの演奏が重なるからです。他のピアニストの演奏だとどうしても「誰々の演奏で」ベートーヴェンを聴いているという感じなのですが、ケンプの場合、直接ベートーヴェンを聴いているという感じがします。 特に「月光」は最高の名演です。次いで「熱情」。 「ワルトシュタイン」は第3楽章が素晴らしい。 「悲愴」も素晴らしい演奏です。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月31日

    本盤には、ケンプが1960年代半ばにスタジオ録音した二度目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から抜粋した有名な4曲がおさめられている。いずれも素晴らしい名演と高く評価したい。これらの4曲をおさめたCDは現在でもかなり数多く存在しており、とりわけテクニックなどにおいては本演奏よりも優れたものが多数あると言えるが、現在においても、本演奏の価値はいささかも色褪せていないと考える。本演奏におけるケンプのピアノは、いささかも奇を衒うことがない誠実そのものと言える。ドイツ人ピアニストならではの重厚さも健在であり、全体の造型は極めて堅固であると言える。また、これらの楽曲を熟知していることに去来する安定感には抜群のものがあり、その穏やかな語り口は朴訥ささえ感じさせるほどだ。しかしながら、一聴すると何でもないような演奏の各フレーズの端々から漂ってくる滋味に溢れる温かみには抗し難い魅力があると言えるところであり、これは人生の辛酸を舐め尽くした巨匠ケンプだけが成し得た圧巻の至芸と言えるだろう。同時期に活躍していた同じドイツ人ピアニストとしてバックハウスが存在し、かつては我が国でも両者の演奏の優劣についての論争が繰り広げられたものであった。現在では、とある影響力の大きい某音楽評論家による酷評によって、ケンプの演奏はバックハウスを引き合いに著しく貶められているところである。確かに、某音楽評論家が激賞するバックハウスによるベートーヴェンのピアノ・ソナタについてはいずれも素晴らしい名演であり、私としてもたまに聴くと深い感動を覚えるのであるが、体調が悪いとあのような峻厳な演奏に聴き疲れすることがあるのも事実である。これに対して、ケンプの演奏にはそのようなことはなく、どのような体調であっても、安心して音楽そのものの魅力を味わうことができると言える。私としては、ケンプの滋味豊かな演奏を聴衆への媚びと決めつけ、厳しさだけが芸術を体現するという某音楽評論家の偏向的な見解には到底賛成し兼ねるところである。ケンプによる名演もバックハウスによる名演もそれぞれに違った魅力があると言えるところであり、両者の演奏に優劣を付けること自体がナンセンスと考えるものである。録音は、従来盤でも十分に満足できる音質であると言えるが、数年前に発売されたSHM−CD盤が現時点ではベストの音質であると考えられる。しかしながら、SHM−CD盤は現在入手難であり、4曲以外のピアノ・ソナタについてはSHM−CD化すらされていないという嘆かわしい現状にある。いずれのピアノ・ソナタもケンプならではの素晴らしい名演でもあり、今後はピアノ・ソナタ全集についてSHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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    音楽連合  |  山口県  |  不明  |  2010年06月19日

    ベートーヴェンの3大ソナタ(悲愴、月光、熱情)をはじめ、ワルトシュタインをケンプの演奏で聴けることはとても凄い。70歳に近付いた彼にとって、2度目のソナタの全集録音は、人生で大きな遺産だと感じている。悲愴の第2楽章での静寂とした雰囲気、月光での優雅な音色とテーマによってカムフラージュを果たしている。これこそが「すべての判定の基準となる」と評された名盤だ。初心者にもお薦めできる1枚なので、是非買って頂きたい。

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年11月15日

    1960年代初めベートーベン弾きピアニストではバックハウスとケンプがライバルの様にLPでも選択をしたものでした。私は協奏曲では丁々発止のバックハウス、ソナタでは内省的なケンプのチョイスをしてしばらく聴き続けました。本ステレオ録音盤は1964,1965年位のものです。年上のバックハウスがほぼ年の差だけ先に録音したものと参考までにタイムを比較メモしておきます(同じ演奏でも盤により少々数字が違うかもしれませんがあくまで目安くらいなイメージで・・・)。ケンプ[(月光@6’02A2’20B5’30)(熱情@9’55A6’02B8’48)(悲愴@7’14A4’53B4’30)(ワルトシュタイン@10’55A3’04B9’50)]、バックハウス[(月光@5’38A2’18B7’17)(熱情@9’27A6’00B5’21)(悲愴@6’10A4’45B4’22)(ワルトシュタイン@8’48A3’10B9’42)]とややマニュアックに並べましたがこれらも一つの演奏イメージ目安と割り切ってメモしました。それはさておき・・・70才近くのケンプはよく言われるように技術的な点を指摘されながらやはりその深い精神性というか平静さが聴く者を音楽の何たるものかの幾ばくかを示したようで彼がバッハ、シューベルト、ブラームス等の演奏にもある一定のコンセプトを主張している所以でしょう。本盤は名曲集として同曲盤で最高の一つ!

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