交響曲第5番　ボッシュ＆アーヘン響

大伽藍、聖ニコラウス教会での第5番ライヴ！
ボッシュとアーヘン響によるブルックナー第３弾！

ドイツ有数の古都アーヘンにそびえる大伽藍、聖ニコラウス教会でのブルックナー・ライヴ。好評だった第8番、第7番に続いて第5番が登場します。
　ドイツ最古のオーケストラのひとつアーヘン響は、R. シュトラウス、ワインガルトナー、ムック、プフィッツナー、クレメンス・クラウスそしてカラヤンが関わりを持った名門楽団。
　聖ニコラウス教会でのライヴは、空間いっぱいに拡がる美しい響きでオーディオ・ファイルからも注目の的。通常のCDとしての再生はもちろん、マルチチャンネル再生ではさらに楽しみも倍増です。2002/03 のシーズンより音楽総監督を務めるボッシュの指揮も第8番、第7番同様、実に見事。
　マルクス・ボッシュは1969年生まれのまだ若い指揮者ですが、しかし既に1996年から2000年までヴィースバーデン歌劇場のカペルマイスターを務め、2000年から2002年までザールブリュッケンの歌劇場の監督を務めるなど、着実に未来のドイツ系実力派指揮者の道を歩んでいる人。CDについても、すでに『メサイア』『エリア』『ドイツ・レクイエム』などを制作しているほか、チュービンゲン交響楽団の自主制作レーベルからは、ブルックナーの第5番もリリースされていました。
　　ちなみにそのときの第5番はかなりゆったりとしたもので、今回の演奏とは、トータル・タイムの差異が13分近くもあり、ボッシュの解釈が、ノンビリしたものから、ダイナミックな迫力に富むものへと大きく変わったことを示しています。

1999年 22:55+18:25+14:16+27:19=83:40
2005年 19:27+15:57+13:06+22:19=70:49

　なお、第8番、第7番は、dtsサラウンド（DVD）対応ディスクつきの2枚組という特殊な体裁でしたが、今回からマルチチャンネル・ステレオ対応SACDハイブリッド仕様でのリリースとなります。

・ブルックナー：交響曲第5番変ロ長調
　アーヘン交響楽団
　マルクス・ボッシュ（指揮）

　録音：2005年5月16日アーヘン、聖ニコラウス教会（ライヴ）